シャツのエコノミーサービスが終わると、気持ちは完全に秋冬に入れ替わって、その準備に追われています。
このあたりで出来上がり紹介をしておきましょう。
まずスーツ。先行入荷した生地、NZ100+JN50、百周年記念の葛利毛織ダブルクロス、
にての最初のご注文分が仕上がりました。
Yさんはスリーピースでご注文。上着はチェンジポケット付きのスラント(斜め)、ウェストコート(ベスト)は衿付き、
トラウザーズ(スラックス)はベルトレスでブレイシス(サスペンダー)を装着しています。
御本人にご試着いただきました。
写真の色が違って見えますが、こちらも同じ100周年の生地なんです。Yセンセ
から。
こちらはオーソドックスに2つボタンの上下です。
ウェイトはありますが、シルクミックスの光沢感もあって、ヘビーには見えませんね。
続いては、ジャケットを3着まとめてご注文いただいたAさん、
私とウチが近いのでいつもは仕上がるとご自宅にお届けしてしまうのですが、
今回は別の要件でちょうど仕上がり日にご来店いただいたので、
御本人の着用写真が撮れました。
シアサッカーですが、素材がシルク、なのでゴワゴワしてません。葛利の生地です。
これも葛利の
サマーウールの格子柄。柄合わせがうまくできてます、さすがアルデックス。
葛利のションヘルで織った極薄のリネン100%。実に涼しげ。
3着すべてフックベントで仕上げるのがAさんのお約束です。
靴です。
左、サイドゴアの「シゥーズ」、それもプレスリーばりのブルー・スウェード・シゥーズ、です。Yセンセから。
右、伝悟郎(MD05)のセミブローグ。バーガンディ(赤茶)のキップ。Aさんから。南陽市ふるさと納税対応です。
どちらも、革底ではなくて、ラバーのタフスタッズ(ダイナイト風)のソールです。
Nさんから伝七郎(MD07)のチャッカブーツ。25.5のF,なので、かなりユーモラスなシルエットになりました。
トラウザーズ。
Yセンセから2本口。左は英ハリソンズの合着的スーツ生地プレミアクリュのグレンチェック柄。毛100%。
右は、シワにならない麻、として好評の英ハリソンズ、SeaShellのグレー生地。リネンにテトロンを混ぜてます。
Kさんからのオーダーは、細身のシルエットの那須夢工房に頼みました。
伊カノニコのストレッチ入のトロピカル、杢グレー。バラケ生地からのナイスチョイスです。
仕上がりが遅れていた鎌倉シャツのトラウザーズ、ご注文分がまとめて到着しました。
一番上だけがコットンのネイビー。他は国産のウールでやや硬めの生地です。
シャツは、この後にエコノミーの仕上がりがどーんとやってくるので、今回はお一人Iさんだけ。
カリビアンコットンシルバーの白ピケで半袖を2枚。
衿型違いで、左、ショートウィンザーワイド。右、ホリゾンタルワイドのボタンダウン。
当然BDの方はボックスプリーツにしています。
この時期の特徴でしょう、夏物と冬物が入り混じってますね。
こうやって季節は入れ替わってきます。
皆様ご用命ありがとうございました。