今治といえばタオルですが、ふんわり柔らかい綿織物は何もタオルだけではありません。
この地域に残る昭和初期製造の古い織機、長尺一列機を駆使し、
古い技術を用いて独創的な織物を創作するのが工房織座、
そのスカーフのブランドがITOです。
ものすごい技術を持っているのですが、
この何シーズンかの提案は、ちょっとやり過ぎというか、印象強すぎ、の感が強く、
発注を控えていました。
一遍着るとすぐに覚えられちゃう、というぐらい個性的でしたから。
が、この最新作ボレロ、主張が控えめなところが気に入り仕入れました。
これなら、主役も脇役も上手にこなせます。
多重織り、綾織り、昼夜織りの3つの技術を使い、ツートンの大きなストールにし、
つなぎ目の端だけスリットを開けました。手を通したり、反対側の布端を通したりできます。
サイズは大きいですが軽量(150g)なので巻き方の工夫がいろいろできます。
示したように4つの巻き方の写真がありますので参考にしてください。
ウール50%綿50%、サイズ幅40㎝(の2枚合わせ)x長さ170㎝。19,440円(税込)。
(モデル写真は先方サイトより拝借しました)