アイルランドから持ち帰りました。
アランセーターのふるさとアラン諸島で編まれたクリスハットCrios Hatsです。
手持ちの小さな鞄に入るのが5個が限界でした。
左から、パープル系、サックスブルー系、ブラック系、ラベンダー系、ピンク系。
\9,660。ワンサイズ、ただし、手編みなので個体差あり。
このカラフルなハットのベースになっているのは、
アランの男が使っているクリスCriosと呼ばれるベルト。
ベルトを編むのは女の仕事。足の指に引っかけて指編みで編まれます。
本来男のものであるこのベルトを、女も使えるようにと、
カットしてリング状にしたベルトの上下にニットでトップとフリンジを付け加え、
さらにクロシェ(かぎ編み)の装飾を足したのが、この帽子です。
考案したのは、アラン諸島の天才ニッター、マーガレット・ディレイン。
そう、ボストン帰りのこの人こそ、アランセーターの原型を作った
アランセーターの始祖でもあります。
これ、1940年の話です。
このストーリーは今もダブリンのショップ「クレオCleo」に伝わっていて、
70年たった今も、クレオで大切に販売されているのです。