今夜からアイルランドへ行きます。5日間留守にします。

店主・野沢は、今夜遅くの羽田発便で、とんぼ返りでアイルランドへ行ってきます。

ゴルウェイでのアランセーターの商談を含め、まるまる4日間びっしりと仕事して、
とんぼ返りで戻ります。

静岡を空けるのは5日間ですが、
店が火水と休みなので、店に不在となるのは、月、木、金、の実質3日間だけで、
土曜日の朝には戻ってます。

不在の3日間は、相川が留守番しますが、
野沢じゃないとできない業務、スーツや靴のオーダーなど、は
お受けすることができなくなります。

今週平日にご来店のお客様にはご不便をお掛けしますが、
どうかご了承下さい。


特許の無段階調整「ふりこバックル」を使ったMade In Tokyoのドレスベルト、出来ました!

江戸は柳橋に老若男女のベルト職人を抱えるウインズファクトリー(ブランド名「OBI」)、
そこが特許を持つのが「振り子バックル」です。
穴がなく、振り子版の摩擦力で留めることで、無段階調整ができる、
すごい機能のバックルで、
当店でも発売以来人気のあるベルトになっています。
Furikobuckle
写真は私の愛用品で、ジーンズの時はいつもコレを付けています。(価格は\14,700)

で、この素晴らしい特許のバックルのアイデアをドレスのベルトに使えないか、
と、かねてから提案していたのですが、
やっと実現。25mmという細幅ベルト用にシャープに仕上げたバックルが出来上がりました。
素材は同じく真鍮ですが、ドレスベルトらしくニッケルメッキを施してシルバー色に仕上げました。
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で、このバックルに、当店だけの別注でいい革を使って欲しい、とお願いしまして、
特別に、イタリア・トスカーナ・ピサ市(斜塔のあること、ね)で作る
ベジタブルタンニンなめしのLUX(石鹸じゃないですよ)という革を付けてもらいました。

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出来上がったのがコレ。
穴もピンもなく、シンメトリーのバックルがすっきりとシンプルで、
美しくできました。

バックルが特許モノなので、余所から出回ることは絶対なく、
まさに世界中探しても当店でしか手に入らない、江戸とピサがドッキングした
スグレものベルトの完成であります。

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裏にはしっかり当店刻印入りです。

クロとチョコの2色。サイズはS,M,L,の3サイズ。\12,600です。


ヨーツェン(フィンランドのダウンウェア) 、次の冬の予約会を開催します。早期予約特別割引価格にて、男女とも1月末締切。

追記(2/2):下記の予約会はすでに締め切りました。

「えっ、早過ぎるよ」のお声はごもっともなんですが、
今年の欧州大寒波来襲でフィンランドにあるヨーツェンJoutsenのファクトリーは大忙し、
早く注文を出してくれないと作れなくなっちゃうよ、と、強気です。

Joutsen_11_arctic Joutsen_11_bea

その代わり、というか、価格面では、元値は若干値上がりしているものの、
円高ユーロ安が定着したので、2011年バージョンの設定販売価格は2010年よりもさらに下げることができました。
さらに予約の場合には、この設定販売価格からさらに20-25%offの特別価格を提示しますので、
なんだかほとんどセール価格でシーズン初めに確実にヨーツェンが手に入る、ということになるのです。

Joutsen_11_stormfur Joutsen_11_tessafur

デザイン盗用防止のため、このブログの記事では2011版の新デザインの写真掲載ができないのが残念ですが、
メンズもレディスも紹介したいオススメ自信作がかなりあります。

予約にいたらないまでも、
次の冬はこんな感じのダウンを用意してくれるとうれしいなぁ、
という意見や要望を事前に聞かせておいてくれるだけでも、
発注の参考になりますので、
予約をするつもりではない方にも是非話だけでも聞かせてもらいたいです。

Hawk__0017

締切は1月31日。仕上がり(&決済も)は10月上旬の予定。

ダウン愛好者が最後に行き着く世界最北のダウンウェア、ヨーツェンJoutsen。
是非ご来店下さい。

Joutsen_11_saga

これだけ寒いんだから、予約じゃなくて、現物が欲しいよ、
という問い合わせも増えているので、
現状の在庫状況もご案内しておきます。
まず、レディスは、めでたく完売。在庫ゼロです。
メンズはアークティクArcticの在庫が若干あります。
某社販売価格\141,750ですが、当店の現在の価格は\89,985です。
色とサイズはお問い合わせ下さい。


春物一番乗り。別注していた英国製シルクのタイが仕上がりました。

別注していたタイが早めに仕上がりました。

ご覧いただくと分かるように、とてもドレイクスっぽいです。
それもそのはずで、ドレイクスが主力に使っているファクトリーのひとつ、
英国・東サセックス州のロバート・キート社Rebert Keyte Ltd.に織ってもらった生地なのです。

①左(上)・パープル/右(下)・パープル
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実というと、です。
秋に行ったネクタイの展示会で、
「さて今年もドレイクお得意の小紋柄のタイを発注しなくちゃ…」と思っていたところ、
なぜか、マイケル、この春物は小紋柄の商品に気乗りがしなかったのか、
ごっそりと提案から抜け落ちていたのでした。

②左(上)・クリームイエロー/右(下)・ライトブラウン
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「こりゃ、困ったぞ。ない、じゃ済まされないから、これは別注で作らなきゃ。」
ということで、フェアファクスさんと打ち合わせをしまして、
出来上がったのが、これらのタイです。大満足です。

なので、ドレイクスよりもドレイクスっぽい、というのは、ある意味正しい解釈ではあります。

③左(上)・淡いピンク/右(下)・プティ(しっくい)グレー
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製造の仕様は、春の88周年タイで好評でした、
大剣小剣の色違い切り替えのアイデアをまた採用しました。

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他の部分の仕様も88周年モデルと同様に、
ドレイクスより上、を基準に丁寧に作ってもらいました。
ループの仕様もこのように。
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大剣幅8.5cm、全長143cm、全6柄各4本ずつの限定生産。\8,925です。

 


今年はこれでおしまい。来年は2日10:30より。冬物の価格、ちょっといじってます。

今日はもともと休みのつもりでしたが、なんだかいろいろ用事があって、
だったら少し店を開けてみるか、と営業体制と取りましたが、

やっぱり誰も来ない!!

なので、この後別注タイの記事をアップしたら、そろそろ閉めます。

年内はこれでおしまい。

大晦日と元日を休んで、新年は2日から開けます。

今日は何をやってたかって言うと、値段をいじってました。
今年は商品の消化状況が予想どおりに良くて、例年ほど在庫量は多くないのですが、
それでも、年明け、ですので、初売りを期待してご来店のお客様に、
ちょっとは喜んでもらえるように、
一部の商品は値段をいじりました。

今年一年のご愛顧に感謝いたします。
良いお年をお迎え下さい。