入荷速報。フィル・メランジェのウールフリースジャケット

先行入荷のサイクリングジャケットと同じシリーズ、
ウールフリースのショールカラー・ジャケットです。
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ジャケット、とはいっても、そこはフィル・メランジェ、
当たり前には作りません。
腰ポケットにはririのジッパーが付きますし、
袖口にはオーガニックコットンのリブがちょっとだけ遊びで付いています。
\47,250。


入荷速報。コサエルズのジャケット

本当は先行入荷のベストと一緒に届いて欲しかった、コサエルズのジャケットです。
遅れて到着です。
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トリミング&プリーツのポケット、ゴム入りの背中、
肩部分の特殊なはぎ合わせ、エルボーバッチ、と、
面白い作り方になっています。
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素材、色、製造地などは、ベストと同じです。
これだけ凝った作りでふんだんに遊びも入って、\34,650の価格は嬉しいです。


入荷速報。カウチンセーターです。

仲間のインポーターから
「いいカウチンセーターがあるんです。
腕廻りや着丈などを日本向けに細かく修正の指をして発注しますから、
野沢さん、一緒に乗りません?」との誘いが入りました。
なので、少しだけ相乗りすることにしました。

ブランドは、カナディアン・セーター・カンパニーCanadian Sweater Company Ltd.で、
カウチンセーターのふるさとカナダは太平洋岸のブリティッシュコロンビア州バンクーバーにある会社です。
私、アランセーターのことなら誰にも負けない自信はあるのですが、
カウチンセーターとなるとそれほど詳しいわけではないので、
100%の断言はできないまでも、
かなりリアリティのあるハンドニットのカナディアンセーターであることは間違いないようです。
全開のダブルジッパーが付いたジャケットタイプです。
太い糸でしっかりと編まれているので結構に重量感はあります。
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チョイスした色柄はふたつ。
ちょっとひねくれた選択をしまして、
カウチンのアイコンのようになっているイーグルやトナカイやメープルリーフ(もみじ)が入っていない柄を選びました。

左のベージュの方は雪の結晶模様が入ります。無地の面積の多いスッキリとした配置です。

右のブラックの方はフェアアイルのような柄入れです。
英国旗を掲げる店として、カウチンセーターのルーツがフェアアイルセーターにあることへの敬意を込めて、
といったところでしょうか。
価格\50,400です。


入荷速報。ウールのタイ(Fairfax)

ドレススタイルの季節感をどのアイテムで出すか。
スーツ、ジャケット、シャツ、ソックス、ポケットチーフ、帽子、マフラー……、
いろいろありますが、
一番季節感を強く出せるのがネクタイでしょう。

別にリネンのタイをしたからって涼しくはならないし、
カシミアのタイで暖を取れるわけもないのですが、
タイを変えるだけで季節感の演出は間違いなく強く打ち出すことができます。

そこで重宝なのが、ウール素材のタイ。フェアファクスから仕入れました。\8,925。

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生地はイタリア製のスーツ生地を使っていますが、
実際にスーツと同じ色柄の生地を流用してタイにすると、
(それ単体では見栄えはいいのですが)
意外にスーツと合わせにくい(スーツとタイが同調しすぎてしまう)ので、
はじめからタイを作る目的で専用の色柄を織ってもらってタイに仕上げています。
「今」らしく、パープル使いのストライプ柄なども入っています。

これだとスーツスタイルの時はもちろん、
ジャケットスタイルでも「タイだけが妙にお仕事モード」にならないので、
活躍の場が広がるはずです。

いつものドレイクスのシルクタイよりもトレンド性が強いので、
大剣幅もドレイクスよりも5ミリ細い8.5センチになっています。


入荷速報。バイブリーコートの3wayカントリージャケット(メンズ)

バイブリーコートから、これぞ、という感じの
アウターが入荷しました。

カントリーコートとキルティングジャケットの合体セットなのです。
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☆外側は、短め着丈(73cm)のフード付きコート。
背中には絞れるドローストリング(絞りヒモ)、
ヒジにはウォッシャブルレザーのエルボーパッチ(ヒジ当て)、と、
バイブリーコートらしい装備です。

☆内側は、シンサレート入りのキルティングジャケット。
袖口やポケットのフタにはコーデュロイのトリミング、
背中にはアジャストタブ、衿にはスロートタブ、
フタ付きの腰ポケはもちろん内ポケットもちゃんと付いています。
つまり、脱着ライナーというような簡単な作りではなくて、
堂々と一枚のジャケットとして着ることを前提に作られています。

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素材と色の選び方がこれまたニクいです。
一方は、ワックスドコットンと見まがうようなアウトドアタッチのダークオリーブのコートに、
中はブラックウォッチチェックのキルティングジャケット。
他方は、モノトーンなグレンチェックのコートに、中も同じ様なグレンチェックのキルティング。
ただ、グレンチェックはかなり細かい柄なので、遠目からはライトグレーの無地っぽく見えます。

こういう3way(3とおりに着られる)ものは、
多様性をいうわりには単体としての完成度が今ひとつ、
という類が多いのですが、
さすがバイブリーコートです。完成度の高さが違います。

特に「うまい!」と感じたのは、キルティングの方のサイズバランス。
言葉ではうまく表現できないのですが、
胴回りの上がり寸法が着方で異なるように仕掛けが施してあるのです。
つまり、ライナーとして装着したときはゆったりと、
単品で着るときにはピッタリと、
となるように工夫されているんですね。

恐らく、これ、合体して着る人よりも、2着をバラバラで着る人の方が多いのではないかと思います。
静岡だとまず合体着用はしないことでしょう。
だけど、バラ売りはしませんのでご了解下さい。
\72,450。


入荷速報。バイブリーコートのコート(メンズ)

英国ミラレーン社のワックスドコットン(無臭)を使った、
下間クンいわく「Covert Coat (狩猟・乗馬・ほこりよけ用の短い外套)」です。

この英国的ともいえる独特のごわごわ感が、使い込むといい感じにクタってくれそう、
という大いなる期待を抱かせます。着丈は78cm。

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バイブリーコートにしては、シンプルなディテール。
特に前からの姿はスッキリと精悍です。
背中へ回ると、印象は一転。腰の左右のアジャスター、脇下にエア抜きのハト目穴、
ベントはインバーテッドボックスプリーツ、と、手抜きなし、というお見事な配置であります。

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紺&グリーンのブラックウォッチチェック、と
レッドの無地 (汚れてくると味の出てくる趣味のいい赤です) の2色。
\61,950。