8月のイベントで注文を受けましたオーダーシャツがすべて仕上り、
お渡しのご用意ができました。
(当初10/1の引渡しとお伝えしていた方々の分も仕上がりました)
どうぞご来店ください。
また、配送希望の方はご連絡下さい。
8月のイベントで注文を受けましたオーダーシャツがすべて仕上り、
お渡しのご用意ができました。
(当初10/1の引渡しとお伝えしていた方々の分も仕上がりました)
どうぞご来店ください。
また、配送希望の方はご連絡下さい。
今年のスーツ生地の別注、フィナンシャル・ストライプ、
最初の一着は、当然私、野沢であります。
本日到着です。
衿付きのベストを合わせたスリーピースで作ってみました。
ネクタイもフィナンシャル・ピンクで英国に別注したオリジナルのタイです。
はい、こうやってFTを読む(ふり)、というのがやってみたかった……
ということで、残り6着となっています、この生地です。
9/1の記事を以下に再掲します。
(9/1の記事
「今年のスーツのテーマ、フィナンシャルストライプの生地が出来上がりました。」)
今年のスーツの別注素材、フィナンシャルストライプの生地が仕上がりました。
倶樂部余話(No.311 フィナンシャル・ストライプ) で紹介していますが、
もう一度説明します。
「ロンドンの金融街シティを闊歩するビジネスマンたち。
彼らがこぞって小脇に抱えているサーモンピンクの新聞、
それがフィナンシャル・タイムズ(FT)である。
中には、あたかもFTとコーディネートをするかのごとく、
サーモンピンクを差し色にしたストライプのスーツを着ている者までいるという。
そんなスーツの柄を人はいつしかフィナンシャル・ストライプと呼ぶようになった」
というのが、フィナンシャル・ストライプの由来。
でも英国生地をいろいろ探しても、コレッという生地が見つかりません。
ならば作ってしまえ、と、葛利毛織に別注しました。
super120’sのチャコールグレーをベースに、
わざわざこの生地のために染色したサーモンピンクの糸を二本撚りにして差し込みました。
地味過ぎず派手過ぎずの絶妙なところをストライクで当てたと自負しております。
葛利お得意のションヘル織機によるスローな織りですので、
ふんわりとナチュラルに動きがあり、全身へのフィット感は折り紙つきです。
270g/mという軽さですから、秋口から晩春まで長い期間で着用できます。
世界でもありそうでないというこの生地、
一反(約50メートル)だけの別注ですので、だいたい16着分となります。
価格です。
一般的に最も注文が多いだろうと思われるシングルブレストの上下(ツーピース)、
当店で言うところのクオリティライン(縫製はアルデックス)の仕立てで、
99,360円(税込)です。
ダブルブレストやスリーピースも、もちろん可能ですし、
縫製工場によっても価格は異なりますので、お問い合わせください。
レディスもできます。
今までも何度か生地の別注は仕掛けてきましたが、ずっと無地ばかりでした。
今回は初めてストライプものに挑戦です。
だからこそ、色や太さ、幅、など、何度も見本出しを試して
慎重に検討を重ねてたどりたいたのがこの柄です。
ストライプのスーツを一着持つのなら、この柄はお勧めです。
生地押さえだけでもご予約を承りますので、早めのアクションをお願いいたします。
コートのオーダーを一新しました。
短めの着丈、腕周りも細身のすっきりとした
シングルブレストのチェスターフィールドタイプです。
ディテールのアレンジはあまりいろいろいろはできませんが、
仕上がりはスタイリッシュで、価格もほとんどジャケットと同じぐらいです。
試着ゲージを兼ねたサンプルを3着作りましたので、ご紹介します。
仕上り納期は3週間強です。
ドーメルのホイップコード(キャバリーツイル)です。
乗馬のジャケットやトラウザーズに使われることの多い素材です。
英国製の生地ですが、この手の生地にしてはそれほどヘビーではありません。
といっても、450g/mあります。
乗馬モチーフということで、スラントポケットにしてチェンジポケットを付けてみました。
オーダー仕上り価格\87,150。
英国のフラノ(フランネル)として知名度抜群のフォックスの生地を使いました。
スーツにするには強すぎるかな、と思われるようなストライプ柄も、
コートにすると見栄えよく収まります。
ドレスコートとしてカチッと着られるのは当然ですが、
デニムに合わせて古着っぽく着崩すという手も一興です。
オーダー仕上がり価格\65,100。
ツイードというとスコットランドのハリスツイードがよく知られていますが、
昨今、猫も杓子も、とちょいと食傷気味なのも事実。
代わって、アイルランドのドネガルツイードへの注目度が高まっています。
これは、ドネガルにあるマギーの一番ヘビーな手織りツイード。
660g/mのウェイトはおそらくヘビー級チャンピオンでしょう。一般的なハリスの1.7倍あります。
柄は大柄のヘリンボーン柄。
裏地は袖裏だけ付けて、見頃は裏地なしで作ってみました。
オーダー仕上がり価格\72,450。
靴のキャンペーンがそろそろですので、
オーダー靴の仕上がりをいくつかご紹介します。
※モンキーシューズ
MD12(伝兵衛) SU10(スウェードのブラック)
かかと周りまでステッチを入れ、
スリットウェルトに後から手作業でギザギザの目付をしています。
※コンビのモンクストラップ
ES22(甲)
SU128(スウェードのブラウン)とKI12(キップのブラウン)という、異素材同色のコンビです。
アメリカンなイメージが欲しかったので、レンガソールを付けました。
※チゼルトゥのフルブローグ(ウイングチップ)3色使いです。
CS107(愛)
全体の基調はSte11(ステア革型押しのライトブラウン)ですが、
紐部分から足入れ口のパーツだけを、Ste13(同じくステア型押しのブラウン)を、
そして、サイド部分にはVe BR(ベロアのブラウン)というアクセント。
コンビならぬトリプルの配色であります。
ここまでくると頼む人の頭の中でこのイメージを描けていないと注文にまで至れませんね。
※ダブルモンクストラップCS20 KI20 流れモカ入れ
ダブルモンクと流れモカを融合させた、ありそうでないオリジナルなデザイン。
欧州靴っぽい エレガントさが出ました。
※サイドエラスティックCS17 KI-12
CS17(律) KI-12
当店20周年モデルでもおなじみ、お得意のサイドエラスティック・シューズですが、
これはそこからさらに、フロントの一文字を外してしまい、プレーントゥにしています。
また、ウェルトやコバの色を薄茶にして軽いイメージをしています。
カカトの吟積みが映えますね。
宮城興業の誂え靴を始めて、もう8年になります。
その間に作った靴が累計で約800足。
けっこうな数になったもんだと、思います。
靴を作るなら夏、というのが当店の習わし。
まもなく、キャンペーンが始まります。お楽しみに。