出来上がり紹介。靴とシャツです。

靴の仕上がりがありました。

スウェードのUチップは静岡県のMさんからのオーダー。
オリジナルデザインから、ヒールカップをなくす、というオプションで、
スッキリと仕上がりました。
タフスタッズのラバーソールを違和感なく見せるために、
積み上げ、コバ、ウェルトの色は焦げ茶にしないで、あえて黒で指示しています。


シャツの仕上がりです。
左は、赤のギンガムのボタンダウン。
伊カンクリーニの生地で、朱色っぽい色合いは日本の生地にはない伊らしい色っぽい赤色です。
カジュアル感を出すため、チョット大きめのマーブル釦を付け、白い脇ピースを施しています。静岡県のAさんのご注文。
右は、ハードマンのアイリッシュリネンの真っ黒。静岡県のMさんから。
ナポリカッタウェイの衿。プルオーバーの前立。茶の蝶貝。身頃下にシルバーのハートマーク。短いカフス幅。と、工夫を凝らしています。

これで、3000円offのイベントでのシャツの注文が完納しました。
再来週からは、オプションフェアでの注文が仕上がってきます。


出来上がり紹介。オーダーシャツとスーツ、本日到着です。

午後便でシャツが届きました。

左、東京都のMさんからのリピートオーダー。リバティプリントでクレリックのラウンドのカッタウェイの衿。あ、メンズです。
中、山梨県のMさんから。なんの変哲もないような青いシャツに見えますが、さにあらず。ブロードでこの青はなかなかないんです、トーマス・メイソンならではの英国的なブルーです。
右の二枚は、静岡市のFさん、レディスです。ハードマンのアイリッシュリネンらしい、亜麻色とメランジのネイビーの色違い2枚。ネイビーの方は釦も同色にしました。

午前のハンガー便でアルデックスから届いたのは、
静岡市のYさんのスーツ。
英ハリソンズの夏の代表素材ミスティークで、グレンチェックにグレーのオーバーペイン入り。
柄合わせがピッタリです、さすがアルデックス。


連続投稿で出来上がり紹介。コットントラウザーズとレディスのオーダーシャツ数枚です。

ストレッチコットンのトラウザーズ。
浜松市のHさんはコバルトブルーを選びました。

クリースを付けて仕事でも使いたい、ということなので、
こちらはウールものと同様に膝裏を付けています。
参考価格23,500円~。伊製生地30色から選べます。

オーダーシャツ3000円offイベントの最後の週末は複数の女性客の来店があり、
その時のご注文が仕上がりました。

東京都のFさんはリバティプリントとカリビアンコットンのブルーのギンガム(左2枚)。
静岡市のYさんは、五分袖でラウンドカラー、カリビアンコットンのフンワリしたブルーの無地(右)です。

ハードマン製のアイリッシュリネン100%で3色の色違い、静岡県のCさんから。


出来上がり紹介が続きます。ジャケット、スーツ、トラウザーズ。

自分のジャケットが仕上がりました。

英ハリソンズの夏のスーツ生地「ミスティーク」で作りました。
生地の紹介はこちらです。
スーツの生地バンチなんですが、ジャケットでも行ける色柄もかなりありまして、
ちょうど前に作った同じようなジャケットがかなり傷んできたので、
世代交代です。
衿のカタチを見て、どこのファクトリーで作ったものかを言い当てられる方、いらっしゃるでしょうか。
はい、これは、那須夢工房でお願いしました。下腕の細さでもわかったかも。

ハリソンズ「ミスティーク」参考価格、ジャケット73,000円~、スーツ105,000円~。
早くこれを来て街に出たいんですけれど。
デビューはモチョット先になるのかなぁ。

さて、このジャケットだけを載せようかなぁ、と思っていたところ、
静岡のY様のスーツとトラウザーズが届いたので、簡単に写真撮りしました。

スーツの上着だけ撮っても、実にサマにならないのですが、
ご容赦ください。
普通のスーツに見えますが、この生地、かなり特別です。
組成が、モヘア100%という珍しいモノ、葛利毛織さんの自慢の逸品です。
色も単なるチャコールではなくて、緑がかった糸の混じった一言で言えない複雑なカラーです。
価格もそれなりでして、葛利さんの生地コレクションの中でも一番高いものになります。
私、袖を通させていただきましたが、モヘア特有の光沢感シャリ感こそありますが、ションヘル織機のせいなのでしょう、硬いという感覚が全くありませんでした。すごいです。
葛利毛織「モヘア100%」参考価格143,000円~。

同時にY様から注文いただいたのが、綿パンでした。

伊のストレッチコットン30色から選びました。
ゴルフにも使いたい、ということでしたので、
水洗いのできるように膝裏地は付けずに仕上げました。
綿98%ポリウレタン2%。伊Miani製。参考価格23,500円~。

こんな感じで、今後はチョット積極的に出来上がり紹介をやつていこうかな、と思ってます。


出来上がりの紹介です。AndWoolにオーダーしたニットベストが仕上がりました。

大阪のTさんからオーダーいただいたニットベストです。

私がAndWoolで頼んだ茜で染めたコットンリネンのベストをベースに、
英国のジェイミーソンJamiesonsから本場モンのシェットランドウールを取り寄せまして、
AndWoolに持ち込んでハンドルームで編んでもらいました。

ブラックシープとグリーンミックスの2色。余った毛糸も一緒に撮りました。

かなり特殊な方法を採った異例のオーダーでしたが、
我ながら、うまくいった、と、満足の出来となったので、
チョット自慢げ、で、ご紹介しました。

 


And WOOLにパーソナルオーダーしていたコットンベストが届きました。茜色の草木染め、ハンドルームです。

11月の金谷への移動ショップのときに頼んでおいた、ベストが仕上がりまして、手元に届きました。

色は、2年前にも「倶樂部余話【357】私の大発見?」で触れた、だいだい色、
この色の春のコットンベスト、ずっと欲しかったのです。

糸はAndWoolにあった、アカネで染めた糸を使いまして、
ハンドルーム(手横機)らしくリブ無しのスタイルに仕上げました。
首周りの仕上がりも思ったとおりで、
着丈はやや短めですが、多分自重で少し伸びるだろう、という想定です。

参考価格28,000円、です。

嬉しくて、紹介してみました。