バイブリーコートから届いたピンオックスのブルーストライプシャツです。
胸のところ、台衿裏、そして裾脇ピースに、同素材のギンガムチェックを配しています。
チビ衿のボタンダウンで七宝焼きの白いボタン、
他のボタンも紋入りの茶釦使い、と、ユニークです。
日本製、綿100%ワンウォッシュ、14,700円。
12月になりました。
昔ほど12月にお客様が集中することはなくなりましたが、
それでも、買い物に動く気持ちが強くなる時期であることには違いありません。
ところが、オーダーの工場というのは、人気のあるところほど混んでまして、
しかも製造業ですのでお正月休みはしっかり長期間になる、ということで、
通常よりも納期が大幅にかかってしまう、ということになります。
たとえばスーツの工場(バジェットライン)ですと、今日受けた注文の仕上がりが1/12と、
6週間かかることになります。
(シャツは2.5-4週間です)
そうなると、じゃ頼むのやめちゃおうかな、とちょっと躊躇してしまうのですね。
それじゃ困るのです、私たちは。
ということで、少しは皆様の気持ちを押そう、ということで、
「師走の大オプションフェア」です。
店頭看板をそのまま、画像付けしましたが、はい、書いてあるとおりです。
☆シャツを作ろう!…オプション5つまで無料。(除外もあります)レディスも。
☆靴を作ろう! …オプション3つまで無料。(ただし3000円以下のオプションに限ります)
☆スーツを作ろう!…オプション3つまで無料。(ただしバジェットラインにて、一個3000円以下のオプションに限ります)レディスも。
☆ジャケットを作ろう!…オプション3つまで無料。(ただしバジェットラインにて、一個3000円以下のオプションに限ります)レディスも。
☆ニット地ジャケットを作ろう!…オプション3つまで無料。(除外もあります)
実施期間は、12月いっぱい(12/30まで)です。
今年も入荷しました。
カムコCAMCOのネルシャツ、綿100%インド製、
価格は変わらずの\8,190。
秋口はアウターっぽく羽織りモノとして、
冬には、厚手のウォームシャツとして、
春には、また羽織りで、
と、重宝な使い道たっぷりの一枚、
手ごろな価格ですので、複数の柄を持って楽しんで欲しいです。
メンズ。
サイズは、S, M, Lの3サイズ。
赤系。
ここの生地の織り方の特徴は、生地の表と裏で色の出方が反対になること。
だから、表側は縦の方が強く出るので、
遠目からは縦のストライプっぽい見え方のなるのです。
この縦目のほうが強いチェックというのが、
一目で「カムコだ」とわかる特徴になっています。
青系。
新柄です。ブルーとグレーの男性的でシンプルな配色。
使い込んだ時のブルーの色の泣き方が楽しみになりますね。
ブラックウォッチ。
伝統的なスコティッシュタータンのひとつ、ブラックウォッチ・チェックです。
紺とグリーンのダークな色合いが名脇役となってくれるはずです。
続いてレディス。
ただしボタン合わせはメンズ仕様です。
青系。
ディズニーっぽい原色4色使い。縦目強調ならではの色合いです。
グリーン系。
アクセントカラーとして近頃とても有効なケリーグリーンをメインカラーに配置しました。
リー・バレーLEE VALLEY。
ほとんど誰も知らないと思います。
何しろ私が一昨年アイルランドで直接見つけてきたブランドですから。
アイルランド第二の都市コーク。このコークの西側に拡がるエリア、
いわゆるウエスト・コークは、渓谷美で知られる風光明媚な地。
リー・バレーは、今から25年ほど前、1986年に地元の男デニス・ハーレイによってここに誕生しました。
お得意モノは、アイルランド伝統の「グランドファザーシャツ(グランパシャツ)」。
スタンドカラーの主にストライプ柄のネルシャツですが、
彼はこの古風なグランパシャツをちょっと今風にアレンジして、地元の女性に縫わせ、
これがアイルランド国内でそこそこにヒットしたのでした。
だから、ちょっとアイルランドのアパレルに詳しい人の間では、
リー・バレーと聞くと、グランパシャツのブランドとして知られているわけです。
で、グランパシャツでひとやま当てたリー・バレーは、
似たもの関連としてパジャマを作り始め、そして、2003年からは工場規模も拡大して徐々にナイロンジャンパーなどのアウターウエアに進出したのです。
そして、2011年からスタートしたのが、アウトドア的なワックスドコットンのシリーズ、ということなのです。
すいません、いつもながら前置きが長くなりました。では商品紹介です。
☆グレンヴィル・ジャケットGlenville Wax Jacket(メンズ) \39,900。
本格的アウターに初進出のわりには大変完成度が高く、
また価格設定がすこぶるリーズナブルであったので、
無名ブランドにもかかわらず採用をしました。
10オンスと軽量のワックスコットンは、臭いもなくベト付き感も少なく、
それでいて高い撥水性と防風性を備えています。
コーデュロイの衿、ポケットや袖口のスウェード、
YKKのダブルジッパー、アンティック仕上げの真鍮ボタンやジップ、
キルティングのライニング、など、細部の出来も合格点です。
この出来でこの価格、ホントにアイルランドで作ったの、との疑念が晴れず、
念を入れて何度も現地に確認しましたが、
その都度「全製品アイルランドで作ってます」の答え。信じましょう。
☆リズロー・ジャケットLisloe Wax Jacket(レディス) \38,850
レディスのショートジャケット。こちらもライニングにはキルティングを施しています。
☆キルダフ・ジャケットKilduff Wax Jacket(レディス) \38,850
レディスのもう一型。こちらはベルト付きのモデル。
ライダーズっぽい仕上がりですね。
これには裏張りにキルティングがありません。
袖口のファスナー仕様、お上手です。
☆ビンテージ・グランドファザーシャツ(メンズ)\6,825
リー・バレーのアイコン的な出世作、グランパシャツの創業25周年限定バージョン。
リスペクトの意を込め、取り上げました。
一見プルオーバーシャツのようで実は全開シャツです。
前立て裏と袖口裏に25周年を意味する特別な施しが入っています。
ブルー系のみ。
これも昨年とコンセプトは同じ、色柄が変わりました。
この生地、簡単に作れそうで結構大変、という織り。かなりの多色使い。
こうやって写真を並べると、これ、ほんとに同じ生地の裏と表なの、って思いませんか。
表も裏もちゃんと使えそうないい配色、ということで、
ナイジェルの提案の中からこの二つを選びました。
グリーン系とオレンジ系、です。
湘南電車とも言えるし、お茶とみかんで静岡県、とも言えますが。
価格もそれなりで、\29,400。