シャツを作ろう!!の恒例企画、
秋は春ほど盛り上がらないのですが、ファクトリーとしてはそうも言ってられないので、
ここで告知です。
期間は、9/8(金)~25(月)。
20%となる、いい生地だけ、という対象は以下のとおりです。
国産ロイヤル・カリビアンコットンのGold(120/2G)とSilver(100/2G)。そしてリバティプリント。
インポート。トーマス・メイソンやカンクリーニなどなど。
原則的に18,700円以上の生地が対象ですね。
今回は、通常のシャツだけでなく、
メンズ・オーバーシャツ(option3,300yen)や
レディスのワンピース(13,200yen )も20%offで対応します。
個人的には、トーマス・メーソンの無地に新しい色が増えているので、
そのあたりを狙ってみたいと考えています。
カテゴリー: 06.シャツ
入荷速報。シャツの生地、秋冬の新柄、第一弾です。
新着です。
まずハイエンドのゾーンから。
左上から。
※カリビアンコットン・シルバー100/2G。ロイヤルオックスフォードのリニュアル。
※カリビアンコットン・ゴールド120/2G。白ベースのドビーストライプ。
※アメリカン・シーアイランド・コットン。無地とストライプ。
右上に移ると、
※トーマス・メイソン。上2つは140/2のオックスフォード。これいいです。
次の4色は100/2のブロード、こんな無地モノ今までなかったです。これもいい。
下2柄は120/2の強めのストライプ。これもTMらしい英国調です。
※エイコーンAcornは今や唯一の英国製生地、80/2ピンオックスフォード。
※最後は伊カンクリーニの3柄。
ドメスティック(国内)の生地です。
左列。
※ネルシャツほど厚手でない起毛した無地、私はビエラ調と呼んでますが、ウォーム感のあるこの4色はおすすめです。
※下2色は優しいトーンのロンスト。
中列。
※このところ多いスモーキートーンのストライプ。霞がかった、と言えばいいのかな。
※ダークチェック3柄。平織りなので、さらりとしてます。
右列。
※イージーケア(シワになりにくい)のストライプ2色。
※表記はポリ100%の新素材。よくわかんないので、先方の解説文をそのまま写します。
【37.5™technology】タスラン調の肌触り、衣服内を暑いときは涼しく、寒いときは暖かくコントロールします。
なんか面白いタッチの無地ものです。
海外組も国内組も(サッカーみたいな言い方だ)、
全体的に、柄物よりも無地が面白いなぁ、という印象です。
最後にファクトリーからのホットニュース。
いい生地(原則17600円以上)だけ20%offの太っ腹イベントの日程が出ました。
9/8(金)~9/25(月)です。
エコノミーサービスが終わったばかりで、秋は春ほど盛り上がらないのですが、
そのつもりの方にはお忘れなくご利用ください。
出来上がり紹介。ジャケット、スーツ、トラウザーズ、シャツ。
ジャケット。
夏用の明るめの紺系統で出物があれば、と、お探しに見えたMさん、
バラケの中から見つけたのが、伊ロロ・ピアーナのヘリンボーンの生地、
ウール45%シルク35%リネン20%、の3者混の素材です。
この上衿のカーブを見ただけでファクトリーがわかりますね、那須夢工房です。
次はスーツ。手持ちの夏物グレンチェックがかなり傷んできたので、買い換えよう、という、
Iさんからのご注文。
これもバラケ物からのチョイスで、やはり伊ロロ・ピアーナのグレーベースにブルーの差し色の、チェック柄。
1%のポリウレタンで、ストレッチが効いてます。ファクトリーはアルデックスです。
トラウザーズ。
ブラックウォッチのパンツが2本、Mさん。
左は英国製のウール。かなりの大柄になるので柄合わせが手作業になります、と、
ファクトリー(M社)から割増請求がありました。
右は日本製のコットン。ちょっとヘビー目の生地です。Mさん、水洗いはしない、ということでしたので、
膝裏も付けて、裾もダブルにしてみました。
これは私・野沢の。英国空軍が開発した防水素材ベンタイルの日本製ライセンス生地で作りました。
手持ちのオリーブグリーンの綿パンが、ヘビーユースで傷み始めてきたので、
こりゃ早めにもう一本手当てしておこう、と、トラウザーズを作ろう、に自ら参加しました。
まだ大雨に合ってないので、その防水効果未検証です。
水洗いできるように、膝裏も付けず、裾仕上げも三ツ巻のミシンたたきです。
シャツ。
リンクルフリーウェアとエコノミーセールのはざまなので、
今回はレディスの一枚のみです。Oさんから。
白ベースにグレージュの、夏らしいチェック、
綿65%に指定外繊維(ヘンプ)35%の素材。
ヘンプは日本語では大麻になるので、間違ったイメージを持たれがちですが、
近年は農薬も殆ど使わず成長も早く何度でも収穫できて、大変エコロジカルな素材として再注目されています。
もちろん、日本では栽培自体が禁止されているので、繊維取得目的にちゃんと管理された海外の農場で栽培されているものです。
更にややこしいことに、日本では麻というと亜麻(リネン)と苧麻(ラミー)しか認められないので、
ヘンプは指定外繊維というなんか「非通知」みたいな怪しげな呼び方をされてしまうのですね。
さて、この先は、「靴を作ろう!!」の期間になりまして、
靴が続々仕上がってきてます。
毎夏のお楽しみイベント。シャツを作ろう!!~エコノミーサービス。今年から7月開催。オーダーシャツが2枚で19,800円。男女とも。7/6(木)から7/24(月)まで。生地が届いたので内容更新して再掲載。
今まで8月でしたが、今年から7月開催となります。
POPができましたのでご覧ください。
期間: 7/6(木)から7/24(月)まで。週末3回を含む3週間弱です。
価格: 一枚9,900円(税込)。お一人2枚以上でお願いいたします。つまり2枚で19,800円、です。
納期: 7/16(日)までの受注分は9/15(金)着。7/17(月)以降受注分は9/28(木)着。
一年分のシャツをこのときにまとめて作っておこう、という方もいらっしゃるほど、年一回の恒例イベントです。
ぜひ奮ってご参加ください。
今年の生地が届きましたので、ご紹介します。袋に入ったままなので、ちょっと見にくくてすいません。
まずブルー、グレー系をまとめました。ネイビーやチャコールなど、近頃は濃い色のご注文も増えています。
次は、上2段がストライプ、下段が無地のグループ。
グリーン系を増やして、というリクエストが効いてますね。
無地はピンク、イエローの他、ベージュやオリーブ、カーキなど、色数が充実しました。
チェックの一群。こちらもグリーン系を増やしてもらいました。
白系の無地。分かりにくくてすいません。真っ白もあればオフ白もあります。
オックスもあればブロードもツイルもあります。
こちらはドビーのストライプもの。いっときよりも人気薄なので、入荷も少なめです。
最後がスワッチ。ファクトリー持ちの生地です。今年はこれだけ。
もちろん、候補に取り上げた生地は私がどんどん袋から出しますから、遠慮なく多めに取って行ってください。
期間中は火曜水曜でもできる限り対応いたします。前日までにご連絡ください。(7/12(水)を除く)
アポ無しでも構いませんが、準備の都合上、なるべくご来店前にご一報ください。直前でも構いません。
09017434089 または 0542520231 まで。
シャツを作ろう!!~リンクルフリー・フェア。5/3(水祝)~5/22(月)。対象生地2,200円off。男女とも。
出来上がり紹介。GW案内の前にやっておきましょう。前回ゼロだったシャツが大きく増えて、今回は靴がゼロに。
季節性のないアイテムのはずのシャツや靴ですが、
増えたり減ったりするところがオーダーアイテムの面白いところ。
キャンペーンによっての変化が多いですね。
まずスーツ。
Kさんのスーツです。NZ100JN50の記念の生地です。
あれ、あの生地は完売したんじゃないの、という疑問もあるでしょう。
はい、当社で買い取って仕込んだ分はとうに売り切れたのですが、
同じ生地を葛利さんでも何反か同時に作っていたので、そちらの生地を回してもらいました。
売り切れてしまってもうないんじゃないか、と思っていたものが、意外にまだ手に入ったりする、
これは、ダメモトで聞いてみてくれた、Kさんの勝利でした。
Oさんのジャケット。英ハリソンズのムーンビーム。
スコットランド製、ラムズウール75%アンゴラ25%の生地です。
このラム・アンの糸はスコットランドではマフラー等にもよく使われている素材で、
カシミア・タッチのぬめり感に上品なイメージがあります。
大柄のチェックですが、さすがアルテックスですね、柄合わせは完璧です。
オーダー仕上がりではないのですが、ソックスのご注文が届いたのと、
チルデンセーターの予約分もお納めしたので、ココで紹介しておきますね。
さて、前回紹介がゼロだったシャツ、今回は20%offのイベント絡みで、続々と仕上がってきました。
今回皆さん枚数が多いのは、この20%offの直後からほとんどの生地の価格が1,000円アップになることが決まっていたからです。なので今回はいつもよりも強く複数枚買いをプッシュいたしました。
Aさん5枚口。襟型はすべてホリゾンタルワイド。
左から、伊アルビニ・ネル調チェック、伊カンクリーニ・白ベースの小さなペイズリーブリント、
伊トーマス・メーソンが近頃オシてるアースカラーの無地、
日カリビアンコットンゴールド120/2Gの赤+紺ストライプ、遠目からはパープルに見えますね、
最右は伊レジューノ・ジャカード織りのペイズリー、ブラック。この一枚だけボタンが黒蝶貝。他の4枚は二重タライの白蝶貝釦。
Iさん、4枚口。左から。
伊トーマス・メーソンで一番人気がこのブルーの無地。
この色、なかなかありそでない色でして、リピータも多く、Iさんも2度めのご注文です。
次、カリビアンコットンシルバー100/2Gのとろっとした織りの白無地。
で、この2枚はニューセミワイド。次の2枚は先端だけを丸くカットしたラウンドチップ。
この白とブルーは色違いで、最近カリビアン・シルバーに追加になった最新の生地。いち早く試していただきました。
別のIさんは白ばかり長袖3枚と半袖3枚の計6枚。でも生地はすべて違うんです。
カリビアンシルバー・白ピケでショートウインザーの衿。
国産最高峰スビンコットンの白ワッフルでホリゾンタルワイド。
伊トーマス・メーソンの白ドビーでホリゾンタルワイド。
半袖3枚はホリゾンタルワイドのボタンダウン仕様。
左、ニット素材。中、リンクルフリー鹿の子織り。右、リンクルフリーツイル織り。
画像にはありませんが、6枚とも前見頃の左下にアイボリーで数字の刺繍が入ります。
よーく見ないと気づかないような、Iさんの隠れた主張、アンダーステートメント、です。
レディスです。左2枚は東京のIさんからメールでのご注文。
カリビアンシルバーのチェックで大きなブラウンと小さなレッド。
スタンドカラーに星型のボタン。
右はOさんの七部袖。カリビアンゴールドの薄ピンク色ドビー無地。
衿型はいつものカッタウェイラウンドです。
Nさんの3枚口。
左、二度目の登場、伊トーマスメイソンのアリナサ(ありそでなさそ)ブルー無地。
中、ハードマンのアイリッシュリネン、新色のオリーブ。
この二枚は、セミワイドをスナップボタンで留めました。こうすると大きな衿型でも衿がハネないんですね。
右、ジャカードで大きな花柄の織模様。新型衿のロールレギュラーをこれもスナップ留めしました。
細かいことですが、この一枚だけは裏前立にしています。柄合わせがスッキリとなってくれるように配慮しました。
いつもはリモートオーダーの愛知県在Aさんですが、今回は新幹線に乗ってご来店です。
左、今回三度めの登場、伊トーマスメイソン、アリナサのブルー無地。
右、同じく伊トーマスメイソンらしいマルチカラーのストライプ。
ネック36cmは写真で見ても小さく見えます。小さい胸ポケはAさんらしい隠れた主張です。
Oさん、いい生地で普通の白を、というご要望への答えは、
カリビアンシルバー白のマイクロヘリンボーン。
Nさんからは麻の白のBD、というご希望で、ハードマンの南ア製アイリッシュリネン。
Mさん、カリビアンシルバーのホップサック調無地の色違い二枚。
ホリゾンタルワイド。怒り肩補正入りです。
大トリ、Yさんの10枚。
タテ積みの上から行きます。
1.市松ジャカードピンクはカリビアンシルバー。
2.ふんわり織りピンク無地もカリビアンシルバー。
3.小市松柄ドビーのグレーはカリビアンのゴールド。
4.伊カンクリーニ、ブルーのストライプなのに綾目のドビー白が入った変わり織り。
5.茄子紺の隈取りストライプは伊トーマスメイソンらしい英国的な柄。
6.7.カリビアンゴールドの白無地ブロード同じもの2枚。
ココまで、衿は全てニューセミワイド。
横展開の3枚。
左、フィナモレを似したナポリカッタウェイはアイルランド産の純血アイリッシュリネン、ビンク無地。
右の2枚はリペア。衿とカフスの交換です。新品同様に蘇りました。
と、怒涛のシャツ仕上がりでしたが、当然反動が来るものでして、
その後シャツのオーダーはさっぱり、激減しています。ま、仕方ないか。
ご注文いただきましてありがとうございます。末永くご愛用ください。