靴のトランクショー。5/3(水祝)~5/15(月)。レザースニーカーの「えむわい(MY)」、コンフォートの「St.Relax」、レディスの「ナンジョダール」と、宮城興業の3ブランドを同時開催。

宮城興業のトランクショー、3ブランド同時開催です。
5/3(水祝)より5/15(月)まで、GWから2回の週末を含む、約10日間実施します。

☆えむわい(MY)

メンズのレザースニーカーです。3年ぶりの開催ですが、3年前とは企画がだいぶ進化しましたので、
改めて皆様に見ていただこう、との企画です。
商品一覧はこちらをご覧ください。

☆St.Relax

オブリーグトゥのコンフォート系。メンズ&レディス。2年ぶりの開催です。
宮城興業では最古参のブランドで、根強いファンが当店にも何人かいます。
商品一覧はこちらをご覧ください。

☆Nanjoedarl(ナンジョダール)

St.Relaxと同じコンセプトのもと、より女性らしく細身のスタイルに仕上げたもので、今回初の開催。
ブランド名は山形の方言「なんじょだべ?」(どうですか?)に由来する。
商品一覧はこちらをご覧ください。

トランクショーなので、本物のトランクに入ってやってきました。

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宮城興業の高橋社長に山形で初めてお会いしたのは今から19年前。
私と同い年で、当時はまだ下請け体質、借金体質の無名の靴工場の後継者でしたが、
この人の言うことなら信じられるな、ウソのない人だな、ついて行こうと思わせる魅力のある人だな、と直感しました。
それからは、下請け体質から脱して、オーダーシューズの独自のシステムを作り、これを起爆剤にしてみるみる成長を遂げ、今や業界の静かなるリーダー的な存在となったと言えましょう。
そして、若い人材を積極的に山形に採用して新たな既製品のブランドとしていくつかの仕掛けを提案、次のステップへ進もうと模索しつつあります。
この姿勢には当社もできる限りの協力をしたいと考えます。
現在のオーダーシユーズの展開とはテーストの異なるラインですが、こういう靴も仕掛けていきたいんだよ、という思い、どうかご協力いただけると嬉しいです。
ともかく見に来てください。

私の愛用のSt.Relaxとえむわいです。だいぶ味が出てきました。


この指止まれ、の緊急告知。英国製10年ベルト、秋の入荷分、お申し込み受け付けます。5/7(日)までにご連絡ください。

この春、日本初登場しましたベルト。好評につき、秋にも展開を決めましたので、
ここで、事前注文を受け付けることにします。
締切が迫っていまして、5/7(日)までとなります。
初回はブラックだけでしたが、今回は、薄茶(Natural)と中茶(Brown)も受け付けます。

納品は10月初めの予定。
ご希望の方、是非お申し込みください。
info@savilerowclub.com まで。
電話でもいいです。0542520231

以下、3月の記事を再掲して解説に変えます。

英国のTannerBatesという職人3人だけの小さなところです。
イングランド南西部、コーンウォール半島の付け根あたり、デヴォン県ダーティントンという片田舎の町にあります。

ここの5mm一枚革のベルト(幅32mm)です。一枚革なのでステッチも接着剤もありません。
革は、英国唯一の樫の木でのタンニンなめしの英国牛革で、
ドレス、カジュアル、どちらにも使えます。

ようやく見つけた久々の「10年ベルト」、22,000円(税込)です。はい一年2,200円、ひと月220円、です。
7つも穴があるので、中心穴でのサイズも合わせて申し上げますと、
XS=28″(71cm)~中心穴31″(79cm)~34″(86cm)
S=30″(76cm)~33″(84cm)~36″(91cm)
M=33″(84cm)~36″(91cm)~39″(99cm)

今回は色はクロだけです。バックルもシルバー色のみ。
茶色は思っていたような濃い色がなかったので、一年待ってみることにします。

細かい能書きを知りたい方は、先方のサイトをご覧いただくといいでしょう。
なめしのYoutubeもあります。見ているだけで匂いそうです。

このブランド名 Tanner Bates って、どういう言葉かわかりますか。
まんま、タンニンなめし、という意味なんです。
すごい気概だと思いませんか。



入荷速報。10年ベルト、英国製。日本初上陸です。

英国のTannerBatesという職人3人だけの小さなところです。
イングランド南西部、コーンウォール半島の付け根あたり、デヴォン県ダーティントンという片田舎の町にあります。

ここの5mm一枚革のベルト(幅32mm)です。一枚革なのでステッチも接着剤もありません。
革は、英国唯一の樫の木でのタンニンなめしの英国牛革で、
ドレス、カジュアル、どちらにも使えます。

ようやく見つけた久々の「10年ベルト」、22,000円(税込)です。はい一年2,200円、ひと月220円、です。
7つも穴があるので、中心穴でのサイズも合わせて申し上げますと、
XS=28″(71cm)~中心穴31″(79cm)~34″(86cm)
S=30″(76cm)~33″(84cm)~36″(91cm)
M=33″(84cm)~36″(91cm)~39″(99cm)

今回は色はクロだけです。バックルもシルバー色のみ。
茶色は思っていたような濃い色がなかったので、一年待ってみることにします。

細かい能書きを知りたい方は、先方のサイトをご覧いただくといいでしょう。
なめしのYoutubeもあります。見ているだけで匂いそうです。

このブランド名 Tanner Bates って、どういう言葉かわかりますか。
まんま、タンニンなめし、という意味なんです。
すごい気概だと思いませんか。








 


出来上がり紹介。スーツと靴。そんなにないのですが、ここで冬と春の境目と、一区切りとします。

まずスーツ、Kさん。ほぼ毎年、誕生月の12月にご注文をいただきます。

英ハリソンズの秋冬の代表的生地、プレミア・クリュ。
super100’s+カシミアでヨークシャー・ハダースフィールドの矜持を感じさせます。
柄をわかりやすくするために明るく撮ってますが、実際は濃紺ベース。
グレンチェック部分はほとんどわからないぐらい地味で、
サックスブルーのウィンドペインがわずかに柄物であることを表現しています。
紺のスーツを何着もお持ちのKさんらしい、自信に溢れた良いチョイスです。
毎年この時期のご注文は、ご自分の頑張りの励みにしていただいているようでありがたいです。
そのスーツの成果でしょうか、地元有力企業の重役さんとして大活躍のKさん。
新聞に昇格の人事が載るたびに自分のことのように嬉しく思います。

靴です。
Mさんはご高齢のお父様とお見えになり、お互いに2足ずつのご注文をいただきました。
Mさんに以前おすすめしたサイドエラスティックのモデル、おなじみ当店20周年モデルですが、
これをお父様にも履かせたい、と、スタイル違い、色違いで、2足。

Mさんご本人は、チゼルラストのフルブローグ、と、職人が一番嫌がると言われているホールピース、の2足。

靴には一家言お持ちのMさんらしい、マニアっぽいご注文でした。

次はこれ。

甥御さんの就職祝いに、と、「よし、おじさんが靴をプレゼントしてやるよ」と、
お二人でお見えになりまして、
そういうことならこのモデルしかないでしょうと、スワンネックステッチのキャップトゥ「02明」のご注文です。
紐が付いてないのは、紗乃織靴紐のロウ引き紐に付け替えるからです。


港区にお住まいのGさんからメールでの注文。
前寸がありますから、スタイルと革の色だけ決めればゴーできます。
写真ではわかりませんが、甲と小趾に1段階の乗せ甲をしているんです。
この赤茶色、以前の色はかなり赤っぽかったんですが、
リニュアルされてからは安心して勧められるいい色になりました。


日本一の車屋を目指すMさんのご注文は、南陽市のふるさと納税を活用したご注文。
せっかくだからいい革にしちゃおう、ということで、仏アノネイのカーフを使いました。

今回はここまで。
あれっシャツは、とお思いでしょう。珍しいことに2ヶ月間オーダーシャツがゼロ。
もともと冬場はセーターとアウターの売上が多くて、シャツの注文が減る時期ではあるのですが、
2ヶ月ゼロは初めてです。ファクトリーが心配して、お店潰れてませんよね、と、電話が入りました。
3月に頑張るからね、心配しないで。

ということで、この出来上がり紹介で、季節の切り替えとしましょう。
次項からは、春夏物の記事とになります。


出来上がり紹介。スーツ、ジャケット、シャツ、靴。

シャツのエコノミーサービスが終わると、気持ちは完全に秋冬に入れ替わって、その準備に追われています。
このあたりで出来上がり紹介をしておきましょう。

まずスーツ。先行入荷した生地、NZ100+JN50、百周年記念の葛利毛織ダブルクロス、
にての最初のご注文分が仕上がりました。

Yさんはスリーピースでご注文。上着はチェンジポケット付きのスラント(斜め)、ウェストコート(ベスト)は衿付き、
トラウザーズ(スラックス)はベルトレスでブレイシス(サスペンダー)を装着しています。
御本人にご試着いただきました。

写真の色が違って見えますが、こちらも同じ100周年の生地なんです。Yセンセ
から。
こちらはオーソドックスに2つボタンの上下です。
ウェイトはありますが、シルクミックスの光沢感もあって、ヘビーには見えませんね。

続いては、ジャケットを3着まとめてご注文いただいたAさん、
私とウチが近いのでいつもは仕上がるとご自宅にお届けしてしまうのですが、
今回は別の要件でちょうど仕上がり日にご来店いただいたので、
御本人の着用写真が撮れました。

シアサッカーですが、素材がシルク、なのでゴワゴワしてません。葛利の生地です。

これも葛利の
サマーウールの格子柄。柄合わせがうまくできてます、さすがアルデックス。

葛利のションヘルで織った極薄のリネン100%。実に涼しげ。
3着すべてフックベントで仕上げるのがAさんのお約束です。

靴です。

左、サイドゴアの「シゥーズ」、それもプレスリーばりのブルー・スウェード・シゥーズ、です。Yセンセから。
右、伝悟郎(MD05)のセミブローグ。バーガンディ(赤茶)のキップ。Aさんから。南陽市ふるさと納税対応です。
どちらも、革底ではなくて、ラバーのタフスタッズ(ダイナイト風)のソールです。

Nさんから伝七郎(MD07)のチャッカブーツ。25.5のF,なので、かなりユーモラスなシルエットになりました。


トラウザーズ。

Yセンセから2本口。左は英ハリソンズの合着的スーツ生地プレミアクリュのグレンチェック柄。毛100%。
右は、シワにならない麻、として好評の英ハリソンズ、SeaShellのグレー生地。リネンにテトロンを混ぜてます。

Kさんからのオーダーは、細身のシルエットの那須夢工房に頼みました。
伊カノニコのストレッチ入のトロピカル、杢グレー。バラケ生地からのナイスチョイスです。

仕上がりが遅れていた鎌倉シャツのトラウザーズ、ご注文分がまとめて到着しました。
一番上だけがコットンのネイビー。他は国産のウールでやや硬めの生地です。

シャツは、この後にエコノミーの仕上がりがどーんとやってくるので、今回はお一人Iさんだけ。

カリビアンコットンシルバーの白ピケで半袖を2枚。
衿型違いで、左、ショートウィンザーワイド。右、ホリゾンタルワイドのボタンダウン。
当然BDの方はボックスプリーツにしています。

この時期の特徴でしょう、夏物と冬物が入り混じってますね。
こうやって季節は入れ替わってきます。

皆様ご用命ありがとうございました。