一宮の葛利毛織からどーんと届きました。
倶楽部余話285で紹介した生地。
プロ棋士のスーツ。ションヘル織機でスローに織られたふくらみのある生地です。
限定15着の触れ込みで呼び掛けましたが、
予定より10メートル多めに織り上がったので、
18着ぐらい取れそうです。
ご予約の方が昨日から続々と注文を入れに見えていまして、
現時点で、
あと残り
3着です。
参考価格(クオリティ仕立てでのスーツ上下仕上がり価格)99,750です。
一宮の葛利毛織からどーんと届きました。
倶楽部余話285で紹介した生地。
プロ棋士のスーツ。ションヘル織機でスローに織られたふくらみのある生地です。
限定15着の触れ込みで呼び掛けましたが、
予定より10メートル多めに織り上がったので、
18着ぐらい取れそうです。
ご予約の方が昨日から続々と注文を入れに見えていまして、
現時点で、
あと残り
3着です。
参考価格(クオリティ仕立てでのスーツ上下仕上がり価格)99,750です。
英国服地を売るフランスの会社ドーメル。
その秋冬物の一番人気の服地といえば、光沢感あふれるsuper100’sのアマデウス。
モーツアルトの名前を冠するだけあって、緑の生地耳には音符マークが躍っています。
そのアマデウスのコレクションが2012年秋冬版としてリニュアルされました。
前回までの突拍子もない派手な柄の一群は消えて、
柄数は全84柄と前回よりも減りましたが、今回も魅力的な色柄が多く含まれています。
春夏のトロピカル・アマデウスで
「マッターホルンのようなブルー」と紹介した明るめの紺系が
引き続き秋冬も推奨したい色柄として挙げられます。
スーツ仕上がり参考価格は、
バジェット仕立てで\114,450~、クオリティ仕立てで\135,450~、
クラシック仕立て\159,600です。
なお、春夏季に引き続き、アマデウスの売上収益の一部は、ドーメル・ジャポンを通じて、
南三陸町に桜の木を植えるプロジェクト「KIBOU311」に寄付されます。
これを証しするために、アマデウスを使った服には、
「ドーメルKIBOU311」の特別ラベルが縫い付けられます。
お待たせしました。
【倶楽部余話】第285話にて紹介しました、
開店25周年記念・プロ棋士たちのスーツの生地が、
本日仕上がりました、との連絡が、先ほど葛利毛織さんから入りました。
明日のお昼すぎに当店へ到着の運びとなります。
ですので、仮予約をいただいている方のオーダーも明日の夕方から開始します。
(週末に間に合ってよかった!!)
当初の予想よりも少し長めに生地が織れたので、
まだ残り数着分できます。
先着順にて受け付けますので、お問い合わせください。
8月に入ると、オーダーの世界はもう秋冬物に変わります。
今年も、葛利毛織さんから、選りすぐりの服地を約50着分、送ってもらいました。
旧式のションヘル織機で織られる葛利毛織の服地、
近頃はビンテージ服地とも呼ばれています。
(実際のビンテージものではありません。ビンテージな生地と違わぬ風合いを持つ、
という意味でしょう。)
同じ糸を使っても、最新鋭の織機で超高速であっという間に織ってしまうのと、
ローテクのションヘルで超スローにのんびりと織り上げるのでは、
これが同じ原料か、と思うほどに風合いに違いが出るものなんです。
今回の入荷は、大別すると3つのランクになります。さしずめ、松竹梅といったところ。
松…Super140’s クラス(カシミア混を含む) 一着分の生地のみの価格\39,900
竹…Super120’s クラス(カシミア混やシルク混を含む) 同\29,925
梅…Super80’s-100’s クラス(ほぼ全品タスマニアウール使い) 同\23,100
オマケ…それとジャケット生地が10着分ほど、\14,700の均一価格。
パンチ見本から買うよりも多少割安な価格となっていますが、
むしろアドバンテージは、実際に大きな生地で選べる、という点にあるのでしょう。
遠慮なく生地をバンバン広げてもらって、選んでほしいです。
生地代と仕立て代を分けて価格表示するのもこのイベントだけのやり方です。
先に生地だけを押さえておいて、涼しくなってから好きな時期に仕立てにかかる、という、
二段階発注方式も好評です。
最新更新の倶樂部余話No.285に書きましたとおり、
開店25周年を記念して、オリジナルのスーツ生地を作っています。
題して「プロ棋士たちのスーツ」
長時間の正座にも耐え、シワの復元力もあり、
それでいて激しい動きにも対応でき、
長い季節に使える、という服地です。
倶樂部余話の方には、感覚的な書き方をしたので、
ここではもう少しデータとしてお話しします。
「平織りの430g」。
近いというと、英国製のドーメルのスポーテックス(380g)やハリソンズのフロンティア(300g)が生地の感じとしては類似です。
430gですから、グラムの目方だけ見るとこの二つの英国素材よりも重たいのに、
仕上がりはふんわりとしています。
これは葛利毛織独特のションヘル織機によるところが大きいです。
ゆっくりと空気を含ませながら織られているからでしょう。
当然ナチュラルなストレッチ感にも優れています。
糸も特殊です。英国羊毛を50%入れているので、コシとハリがあり、
最初は堅めでも使ううちに馴染んでいく、という、
英国服地の特徴である、いわゆる「つぼみ」の状態の糸です。
この1/40の原糸を2本引き揃えて、その引き揃えた糸をまた2本撚ることで一本の糸にして、
ションヘルの織りにかけるという、手間暇かけた素材であります。
濃紺と明るい紺の2色使いの細かい格子織りで、ピンヘッドともいわれる柄です。
想定している着用期間は、真夏と真冬を除いた9ヶ月。
いい意味で、季節感を打ち消した、というのも特徴です。
普通こういう別注生地は二反(約100m)から、というのが常識なのですが、
葛利さんにわがままをお願いして、一反(50m)で受けてもらいました。
ですので、スーツにすると約15着ということになります。
価格です。
価格は、ファクトリーによっても、あるいはスリーピースにするとかダブルブレストにする、
など、仕様によっても異なりますので、参考価格として提示します。
クオリティライン・シングル上下で、99,750(税込)です。
(クラシックラインは+26,250、バジェットラインはマイナス19,950です。
ファクトリーの違いについてはこちらをご覧下さい。)
生地が仕上がるのは8月末から9月初め頃の予定です。
そこから仕立てに掛かりますので、
出来上がるのは早くても9月下旬、お彼岸過ぎの頃だと思っていて下さい。
現時点では、現物の生地がまだ仕上がっていないので、
仮予約を受け付けるという段階です。
お申し込みに際しては、用尺を算定する必要がありますので、
シングルブレストかダブルブレストか、
上下のみ(ツーピース)か三揃え(スリーピース)かスペアパンツ付きなのか、など、
最低限のことだけはあらかじめ決めてからお申し込み下さい。
スーツのオーダーもジャケットと同様にオプション3つまで無料です。
メンズは、バジェットラインでのメイクのうち、\3,150以下のオプションに限ります。
(クオリティライン、クラシックラインは対象外です)
レディスも、\3,150以下のオプションが対象です。
スーツのオプション、上着はジャケットと重複しますが、改めて列挙しましょう。