新入荷商品紹介。レディスの国産カットソー「スープレ・ルース」、とろふわリネンのシリーズです。

スープレ・ルース Souple Luzは、
フィルメランジェと同じBBAさんのレディスブランドで、
お得意の天然素材をとにかく、とろとろ&ふわふわに料理してくれてます。

で、この春夏のテーマは、まさに「風」、なのであります。

※リネン鹿の子 チュニックシャツ \19,950
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リネン100%の鹿の子編みは、軽くとろっとした仕上がりです。
右写真はオフ白のキャミソールと重ね着させてます。
透け感はこのくらいということで。
肩と背中の切り替え部分にギャザーを施し、
テントライン(ふんわりAライン)の量感をうまく調整してます。

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ナチュラルとミッドナイトネイビーの2色。

※リネン鹿の子 ロールスリーブTシャツ \13,650
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チュニックのボリュームはちょっとかわいすぎて…、という方に。
キャミソールと重ね着して、少しゆったりしたシルエットを楽しみましょう。
ミッドナイトネイビーのみ。

※リネン横編み ロールネックTシャツ \11,550
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ロールネックといっても、折り返しの衿ではありません。
編みっぱなしの編地の特性を活かしたラウンドネック(丸首)です。

リネン100%の細番手のスラブ糸(節のある糸)を使った軽い仕上がり。
リラックスする着心地とでもいいましょうか。

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ネイビーとホワイトの2色。

※リネン横編み ロールネック長袖ボーダー \12,600
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↑で紹介した二色をボーダー柄に配したのがこの長袖T。
マリンですね。
12sssouplelinentopborder3←裾をインしてコーディネート。

※リネン天竺編み 五分袖ストール \12,600
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リネン100%の細い糸をこの薄さに編み上げるのはちょっと大変だと思います。
柔らかいのに、だらっと伸びて(緩んで)型崩れするなんてことはないのです。

ストールのような一枚の生地に袖をつけたこのデザイン、
裾が風に揺れるのを楽しむのもよし、結んでみるのもよし、です。
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ミッドナイトネイビーのみ。

こういうことをやらせたら、
やっぱりニッポンだよなぁ、

欧州よりも数段うまいんじゃないか、と、
実感させられます。


入荷速報。フィルメランジェ、新作ボーダーTシャツのレディス版、SALLY。ワンピースSIENNAも一緒に紹介しますよ。やっぱり隠し技あり。

フィルメランジェのレディスです。
メンズ同様の隠し技入りボーダーTシャツ、レディスもあるんです。

品番名SALLY。

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女性らしく、首元はUネック、シルエットもちょっとだけ裾広がり、になってます。
胸ポケットに同じストライプ幅のシャツ生地を使っているのはメンズと同じ、
でも、バストを意識して、コンパクトで程良い位置に付いてます。

背中側は、メンズ同様にスプリットヨークに布帛のシャツ地を使用。
よく見ないとわかんないですよね。
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ヨークの中央に小さく見えているオレンジの閂留め(かんどめ)は、
フィルメランジェ レディス版のあかしだそうで、「女の子のしるし」。

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marine melange(ブルー)とmelange(ライトグレー)の2色。\9,975。

さて、レディスだけのアイテム、それがワンピースです。
品番名SIENNAです。

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前身頃と背中側のヨークは布帛のシャツ地、後ろ身頃だけが吊り編みのニット地になってます。
つまり、Tシャツに比べるとシャツ生地を使っている比率が高いのですね。
衿があるから、なんですけれど。

コンパクトでありながら、ストレスのない着心地を味わえます。

裾の脇ピースには、フィルメランジェカラーということで、
オレンジのアクセントカラーが入ります。。

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これも、marine melange(ブルー)とmelange(ライトグレー)の2色です。
\19,950。


イベント案内。今年も、秋のタータンスカートの予約注文、受付を始めます。3月20日(火・祭)までです。

アイルランドのオニール・オブ・ダブリン O’Neil of Dublinのタータンスカートの予約受付を始めます。
なかなか生地見本が届かなくて、ヤキモキしていましたが、ようやくに入手いたしました。

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チェックの今年の新しい傾向としては、
ブラシで引っ掻いたような加工を加えたり、
わざと色あせたような色調にしたり、と、
ビンテージウェアのような色柄が増えています。

また、昨年来の傾向である、モノトーンに色付きフィルターが掛かったような
シンプルなチェック柄は、今年も堅調です。

無地系では、好評の軽量ツイードは色数が増え、
新たにヘリンボーン織りも加わってます。

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価格は素材、丈、などによって、異なりますが、
概ね1万円代後半~2万円中盤となります。

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なお、店頭販売の数量はごくわずかで、発注の大半は、ご予約分の商品ですので、
ご希望のお客様には事前にご予約されることを強くお勧めいたします。

また、今年度は、ご予約は店内での接客での受付に限らせていただきます。
ご来店を伴わないご注文は原則としてお受けできませんので、
どうかご了承下さい。

さらに、今年はもうひとつお願いをしなければなりません。
というのも、ここオニールは、今年世界中からの注文がかなりの量になっていて、
生産がかなりアップアップになっています。
そこへ長年の友情を頼りに私たちの細々とした注文を押し込むのですが、
彼らも商売、友情にも限度があります。

ですので、納期遅れや注文のキャンセルが出る恐れが、
例年よりも高い可能性であります。
どうかこの点を寛容にご了承いただきたくお願いいたします。

スタートは遅れましたが、締め切りは延ばせないので、昨年と同様、春分の日です。
3月20日(火・祭)まで、ですので、ご予定の方、お急ぎ下さい。


入荷速報。アランセーターの始祖の婦人が考案した、隠れた逸品クラフト、クリス・ハットです。

アランセーターは1930年代にアラン諸島イニシモア島に住むボストン帰りの名ニッター、
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マーガレット・ディレインが、
その原型を作り上げたものです。(詳しくは拙著をお読み下さい)

彼女が創り出したのはアランセーターだけではありませんでした。
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その昔からアラン諸島の男性が腰に巻いていた、
指編みでカラフルに編み上げるクリスというベルト、
このクリスベルトを応用してユニークな帽子を考案したのです。

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帽子のボディはこのベルトを輪状にしたもので、
そこに編み棒で編んだニットを付け足し、
飾りにかぎ棒でクロシェ編みのフリンジを取り付けました。

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指編み、棒編み、カギ編み、の三種の編み方が一体となった、
三位一体(トリニティ)なクラフトが、クリス・ハットです。

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今もこれを作れるのは島でもごくわずかで、
現地の島ではほぼ入手不能、
唯一ダブリンのクレオでのみ販売されています。

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十数個しかなかった在庫のうち少しだけ譲ってもらって、
トランクに詰めて持ち帰りました。
9,660 。


入荷速報。フィルメランジェFilMelange、テーマ英国のコンセプトをレディスに置き換えるとこういうパーカができました。CEDRICです。

フィルメランジェFilMelange、CEDRICです。
セドリックといえば小公子、つまり男の子の名前ですが、
当店ではレディスのサイズだけを採用しました。37,800円。

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写真でお分かりのように、メンズのCHARLESと同じ生地を使っています。
プリンス・オブ・ウェールズ(グレンチェック)の柄です。
これも、織り(ウィーブweave)と編み(ニットknit)の違いを示す好教材です。

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つまり、同じ糸を原料にしつつ、
前身頃が織り(ウィーブweave)生地、後身頃と袖が編み(ニットknit)生地、
になっています。
フードは、というと、ははは、面白いことやってる、
外側が織り、内側が編み、になってますね。

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見た目と違って、ふんにゃっ~、と着られます。


東京・後楽園近くの小さな帽子工房、ピーチブルームの新作帽子、かずかず

ようやく詳細の紹介に至りました。

小規模なハットメイカーですが、近頃はパリの展示会にも進出し、
有名どころから注文が入るなど、
ちょっこしインターナショナルであります。

①クラシックリボンクロシェ \12,600
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お嬢さんな雰囲気のクロシェ。
大きめなリボンはブローチなので、外してすっきり被ることもできます。
前に向かってブリムが広く、折りあげやすい切り替えが見事。
写真のブラウンのみ。

②タックキャス \8,400
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ここお得意のへんてこキャスケット。
ぐしゅっと柔らかく軽いクラウンですが、
ブリムエッジに入れたワイヤーで印象をくっきりとまとめてます。
写真のチャコールグレーのみ。

③アンゴラボンボンベレー \12,600
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英・老舗帽子店James Lockから別注の依頼があるという、
ココご自慢のベレー。
今回はツートンカラーです。
トップのボンボンはブローチなので外せます。
写真のピンクのみ。

④ロールアップブリムクロシェ \11,550
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これもクラシックなイメージのするデザイン。
ニットの特性を活かしたブリムは、自然にくるんとロールします。
クラウンのボリュームは、後ろでも横でも好きな方向にたおしましょう。
丸いボンボンは取り外し可。
写真のチャコールのみ。

⑤リブブリムキャスケット \10,500
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ニットでキャスケットを作りました。
立体感のある編み地はワッフルのようです。
ブリム部分のリブを後方よりちょい長めにしているあたり、お上手です。
リボンは取り外し可。
チャコールとオフホワイトの2色。

⑥ロールアップベレー \8,400
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耳まですっぽり被れるニットベレー、寒くなるこれからの季節にお薦めです。
シングルリブのエッジは、編みっぱなしでくるっとロールし、
強すぎず、ゆるすぎずの快適なテンションです。
写真のブルー系のみ。

実は、帽子って、かぶってる姿ももちろん大切なんですが、
脱いだときの持って行き場所を考えとくのも大事。
両手でなきゃ持ってられない、とか、カバンに入らない、とか、
脱いだときに所在なげな帽子はやはり難しいのです。

ここンち、その辺はバッチリ、で、どれもあっさり簡単にカバンに入ってしまうのです。