入荷速報。リズ・クリスティLiz Christyの手染め手織り「モネのスカーフ」、アイルランドから持ち帰りました。

リズ・クリスティLiz Christy とは20年来の付き合いになります。

毎年1月、ダブリンのトレードショーでの2ショットはもう恒例になりました。
(写真は2019年1月撮影)

手染めで手織りのスカーフは世界に数多(あまた)ありますが、
リズの特徴は絵画のイメージを取り入れているところ。

大好きなモネの絵画からインスパイアされたカラーリングを綿100%の経糸(たていと)で表現して、
写真のように手織り機に組み込みます。スカーフの両端に出るフリンジに現れているのがこの経糸ですね。
リズはモネの絵画22種からインスパイアされたカラーリングのレシピを持っていて、
現在は長年人気の高い10種の絵画のカラーリングを数十メートルの単位で巻き付けて常備しています。


緯糸(よこいと)はブークレ(糸の輪)のあるウールの糸を、リズが自分で多色染めをします。
同系色だけで染めることもあれば、写真のようにコントラストの強い数色を染め分けることもあります。色のコントラストが強いほどスカーフはストライプ感が出てきます。
この緯糸の染色はとても少ない単位で頻繁に実施していて、もうリズの気分次第、という天性の感覚でイメージされていきますので、まさに無限の種類が出来上がります。
染め上がった緯糸はシャトルに巻き取って、手織り機にセットされます。

このように、リズのスカーフは、モネの経糸(綿100%)と手染めの緯糸(毛100%)の組み合わせで表現されます。

サイズは幅34cm x 長さ180cm (+フリンジ8cm x 2)。価格18,500円(税別)。

※経糸「睡蓮」 x 緯糸「ラベンター・ドリーム」

※経糸「睡蓮」 x 緯糸「ワイルド・ルピナス」

※経糸「ジャパニーズ・ブリッヂ」 x 緯糸「ヨルガオの花」

※経糸「モンジュロンの池」 x 緯糸「ダーク・タペストリー」

※経糸「モンジュロンの池」 x 緯糸「斑(まだら)の薔薇」

サイズは幅34cm x 長さ180cm (+フリンジ8cm x 2)。価格18,500円(税別)。
ウェブショップからお求めになれます。

(記事掲載時に手元にあるものを載せています。
リアルな在庫状況はウェブショップ内にてご確認ください)


入荷速報。アイルランドのニット・デザイナー、エドモンド・マクナルティのレディス2年目のコレクションが届きました。

エドモンド・マクナルティ。2年目のレディス・コレクションです。

ニットの特性を知り尽くしたエドモンが、
これまたその特性を知り尽くしている手横(てよこ)の編み機(ハンドルーム)を自在に駆使して作り上げる、ハンドニットです。

すべてメリノウール45%、ベビーアルパカ35%、ナイロン20%の
ぬめり感のあるイタリア・ヤーンを使っています。

☆ショール・カーディガン 33,000円(税別)


この色はfawn(子鹿のベージュ)

どういう作りになっているのか、じっくり眺めてもよくわかんないんですね、
でもあちこちによく見ないとわからないような編み目の切り替えを施していて、
不思議な作りです。
エドモンいわく、このカーディガンは逆さにしても着られるのよ、
と言うので、上下逆さに着てみると、
はい、丈の長いジャケットに早変わりです。


色違いのpale grey(ライトグレー)です。色のトーンは2色ともよく似ています。
ベージュっぽいか(fawn)、シンプルにグレーか(pale grey)、の違いです。

色の違いがわかるように並べてみました。
ちょうど編地を切り替えている箇所です。

左がfawn、右がpale grey,です。

☆アシメ・ロールネック 29,000円(税別)

アシメ(アシンメトリーasymmetry=左右非対称)のロールネックセーター。
左側は細腕のセットインスリーブ、右側はゆったりしたドルマンスリーブ、
だから腕を広げるとなんだか変なのですが、
試着してもらったウチのカミさんが言うには、
着ている本人はアンバランスな感じは全然しない、とのことです。

色は、上写真がfawn(子鹿のベージュ)、下写真がpale grey(ライトグレー)。

☆3配色・ロールネック 29,000円(税別)
編地を切り替える箇所で色も切り替えた、手横機ならではの3色もの。
red/navy/袖はfawn。
前と後ろで裾の丈が異なります。

☆ドレープスカート 35,000円(税別)
美しくできるドレープをちゃんと見てもらいたくてボディに着せました。
これだとウエストのオビの感じもわかってもらえるでしょう。
エドモンの経験と技術、重力、女性の体、この3つが合わさってできる
ハーモニーが、スカートに現れるわけです。


エドモンは、アクセントのストライプは入れなくもできるけどどうする?
でも入れとかないとどこが前だかわかんなくなるよ。
と言うので、デザイナーの意図を尊重して、そのままストライプのアクセントを入れました。

上写真、fawnには赤のライン、
下写真、pale greyには紺のラインです。

オビの上端から裾まで(つまり端から端までの一番長い部分)のスカート丈は61cmです。
ウエスト部分はゴム仕様になっていますのでかなりの方にサイズ対応できます。

エドモンと私の中については、こちらのブランド紹介をご覧ください。

当店扱いブランドの中で、レディスだけ、というのは、実はここだけなんですよ。


入荷速報。フィンランドから、ヨーツェンのダウン到着。続いてレディス編。こちらも3品番です。

続いて2018ヨーツェンのレディス編。こちらも3品番です。

☆TARU(116,800円(税別))

モデル着用色はbaked apple

今年の紹介をなぜメンズから始めたかと言うと、
このTaruが、メンズのTaistoのレディス版として開発されたモデルだからなのです。
つまりTaistoを先に語っておく必要があったのです。
長いことメンズのど定番Arcticを売っていた頃、よく女性から言われたものです、
「これのレディス版はないの?」と。
ところがヨーツェンはメンズとレディスはデザイナーも別々で、
企画コンセプトが一致していなかったので、
そのご要望に応えることができなかったのです。
で、この度、Taisto発売にあたってようよく長年のリクエストが実現したというわけ。
なので、見かけはこのところのヨーツェン・レディスのようなエレガントさはないのですが、
といって、ただメンズ物をレディスの寸法に修正しているわけではなくて、
ウエストのドローストリングを施してかすかにシェイプをかけられるような工夫があったり、
腕周り肩周りもコンパクトで、
マニッシュだけども女性らしさがある、というデザインになっています。

色選びは悩みました。メンズみたいは単純に黒と紺、とはしたくなかったのです。予約されたお客さんの意見もいろいろと聞いてみて、2色に絞りました。


ベイクトアップル。焼きリンゴという名のレッドです。写真では伝わりにくいのですが、艶を消した落ち着いたいい赤です。


ピート。これまたわかりにくい色ですね。ピートは、スコットランドの泥炭。スコッチウィスキーには欠かせない燃料です。アイルランドではターフとも呼ばれます。暖炉で燃やすと独特の香りがして、郷愁を感じます。オリーブでもモスグリーンでもダークベージュでもない色合いです。

サイズXSのみ。着丈73cm。

☆LAULU  (116,000円(税別))

モデル着用色はblueberry

こちらは、従来からのヨーツェンのレディス・コレクションを踏襲した
ややエレガントさのある女性らしいライン。
大きく取った斜めのキルティング、
胸周りからウェストにかけてのタイトめのシェイプ、
袖丈調整のしやすいダブルカフス仕様、
膝までの充分な着丈(93cm)、と、
自信たっぷりのモデルです。

シエル素材は、TaruやTaistoと同じで、つや消しタイプの色合い。
色は2色です。

ブルーベリー(明るめのネイビー)

ワイン・テイスティング(ぶどう色)

サイズXSのみ。着丈93cm。

☆LINDA (82,400円(税別))

モデル着用色はdark denim

ライトコレクションはフィンランドでは春夏モノにあたります。
そこからこの2年間の予約状況から最も評判いい1モデルをチョイスしました。
飾りを廃したスッキリとしたデザイン、
ライトコレクションならではの充分なロング丈(92cm)、
上部と下部とで大きさの変化をつけたダイヤモンド型のキルティング、
と、いうことなしです。

ダークデニム(かなり明るめの紺)

ブラック

また、ライトコレクションは、小さく収納できる機能がついていて、
内ポケットにヨイショヨイショと畳んでいくと小さくしまえるように小袋が付いています。

ライトコレクションはサイズ取りが小さめなので、
サイズはSのみです。

と、2018年の商品紹介レディス編はここまで。
以下はメンズ同じ記述です。

で、そもそもヨーツェンとは、ですが、
それは、当店のブランド紹介「ヨーツェン」の項目をご覧いただきましょう。
そういうところ、webはいいですね。

あの厳寒の工場訪問から14年、今年もヨーツェンを扱える喜びをひしひしと感じています。


ヨーツェンのダウン、フィンランドから本日着荷しました。明日からご予約品の引き渡しとご来店での販売はできます。

ヨーツェンはホントに真面目で律儀な会社だと尊敬します。

当初の予定とまったく狂うことなく、本日ちゃんと予定通りに着荷しました。

これを今日は6時間かけて仕分けしてすべてオフィスの中に収めました。
よく入ったなぁ、と自分でも感心してます。

ご予約をいただいているお客様については、明日よりお引渡しができます。
また配送希望の方についても発送が可能です。

店で販売する分も、メンズ、レディス、それぞれ3モデルずつのご用意があります。
が、ご紹介するのにはまだもう少し時間がかかります。お待ち下さい。
待ちきれない方は、直接お越しくださればご覧いただけます。

箱に書いてあるヨーツェンのロゴが新しくなっているのがおわかりでしょうか。
新ロゴはこんな感じです。印刷ミスじゃないんですよ。


入荷速報。英オックスフォード・ブルーOxford Blueのレディス・コート。定番展開のNewEnglandが今年も入荷しました。

オックスフォード・ブルーOxford Blueの「ニューイングランド」という名のコートです。
これも何年も続けている、レディスの定番アウターとなりました。

ポリエステル素材で、Aライン、バックの3重のボックスプリーツが特徴的です。
23,000円(税別)。
サイズ10のワンサイズ展開。
取外し可能なフードが付きます。
ただ私はフードがない方が美しいと思うので、フード無しで写真撮りしています。

4色あり。
ダークブラウン

ダークベージュ

ネイビー

フォレストグリーン

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到着時には背のギャザーにバッチリと仕付け糸が入っているので、
それを外してプレスを掛けて自然なドレープが出るようにしています。が、

思わずアイロンをカーペットに落としてしまった……ドスン、ジュッ…、しまった!


入荷速報。リズ・クリスティLiz Christy、お得意のモネのスカーフ、少しだけ持ち帰ってきました。

20年来の付き合いになります、リズ・クリスティLiz Christy、
1月に会ったときの年に一度の恒例ツーショットです。

長年ずっと続けているお得意のモネのスカーフですが、
手持ちの在庫がゼロになってしまったので、サンプル代わりに何枚かは手元に置いておきたくて、
数枚だけ、展示会の場からそのまま持ち帰ってきました。

<Waterlillies>睡蓮

<The Walk at  Argenteuil>アルジャントゥイエ

<Japanese Bridge>

<The Thaw on Vetheuil> ヴェトゥイユ

モネの絵画からインスパイアされた独自の発想のスカーフは何年経っても人気があります。
糸から自分で染めて、そして自分で織る。そこにリズなりの解釈でいつの時代にもオリジナリティを加える。
大好きなスカーフです。

原料代が大幅に上がっちゃったので今年から値上げしたの、
と申し訳なさそうにリズが言いますが、
今回は持参ということで運賃がかかっていないので、
販売価格は据え置きました。
多分秋からは上げることになるでしょう。

幅34cm x 長さ180cm (+フリンジ8cm x 2)。18,500円(税別)
縦糸コットン、横糸ウール(手染め、ブクレ)。毛50%綿50%。

在庫状況はウェブショップでご確認下さい。