イングランド・ヨークシャーのハリファックスは古くから毛織物の産地として知られる町。そこで、カシミア専業としてならす「ヘリテイジ・カシミア」のマフラーです。過去3年のチョイスとは趣を変えてチョイスしました。
縦割りにツートーンになっているのでリバーシブル的な見え方です。
使わないときにはクシャっとボケットにしまえるも便利です。\22,050。
ペイズリー・プリントのシルクと無地のカシミアの両面合わせです。
黒っぽく見えますが、ダークネイビーです。\39,900。
アイルランドのジョナサン・リチャードから、ドネガル・ツイードのカバーオールが届きました。
ココの社長のパディ・チューミーさんとはもう15年以上の知己なのですが、
なぜか今まで取引には至らず、今回が初めての商売です。
この1月に彼と会って発注書を交わしたときに、思わず二人して「長いこと友達なのに、
ようやく商売になって、嬉しいね」と握手を交わしたものでした。
いろんな色が混ざった無地ライクなツイードで、
少しミンク色がかったグレーといった色調です。
シャツ衿&シャツカフスで裏地は全く付いていません。
素材からして「田舎の味わい」なんですが、コンパクトに洗練されている感があり、
「クール・カントリー・ジェントルマン・イン・シティ」とでも言えば良いでしょうか。
イタリアの「ウォータービル」の製品で、ショートコート丈(88cm)のキルティングです。
実は、この着丈のこんなキルティングを探していたのです。
スーツやジャケットの上から羽織れるキルティングというのは決してないわけではないのですが、
どれもスポーティだったり、カジュアル過ぎたりで、どうも遊びの服をビジネスにも流用している、という感が否めなかったのです。
その点、これは、まずファブリックが、ツルツルテカテカのナイロンではなくて、
ピーチスキンのマイクロファイバー(表記はポリエステル&レーヨン)でコットンのようなタッチの防水モノ、というのが、安っぽくないところですし、
デザインもシンプルで、ウェストのシェイブ感も腕の細さもうまくできていて、
衿も折っても立てても表情が良いです。
バイヤーとしては、やっとめっけた、というシングルヒットを打ったような快感です。
色は写真のネイビーとブラウンの2色。
サイズ46と48で、\53,550 。
春にタータンスカートのご予約をされている方へ。
本日、アイルランドから荷物が届きました。昨年よりも一ヶ月以上早い到着で、ホッとしています。
これから個別にご連絡を差し上げますが、引き渡しの準備はできていますので、適宜ご来店いただいて構いません。