スーツ・ジャケットの春夏生地③「葛利毛織」

日本の毛織物産地といえば、尾州(尾張=愛知県西部)。
世界のトヨタだって元々は機織り機の製造がその始まりです。

今でも尾州には毛織物ファクトリーがたくさんありますが、
その中でも最古参に属するのが、葛利毛織(ブランド名はドミンクス)です。

この小さなファクトリーが近年にわかに注目を浴びてきた一番の理由は、
古い低速織り機・ションヘル織機でゆっくり織られるぬくもりと膨らみのある服地ゆえ。

当店では2008年からここと問屋を通さない直接の取引をスタートし、
この素晴らしい生地を中抜きのダイレクト価格で仕入れています。
品質と価格との比較では、最も高いパフォーマンスがあると自負しています。

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この春夏物では、約140柄の生地を用意しました。

最も種類が豊富なのは、スーツ\79,800~の生地で、
ウール100%を始め、モヘア混で40年前の柄を復刻したオールディーズパターンなど、
意欲的な柄もあります。

また、super140’S のトロピカル(スーツ\97,650~)や
キッドモヘア55%のクラシック素材(スーツ\99,750~)など、
イタリアのアパレルからも引き合いの入ってくるような最高級の素材も
手頃価格で調達できます。


入荷速報。バイブリーコート

バイブリーコートから今季2回目の入荷がありました。

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★フィッシングジャケット。先に入荷したフィッシングベストと同じグレンチェックのコットン生地です。
少しシャツっぽい裾でウェストは絞れる仕掛けになっています。
肩とヒジにはレザーパッチが施されています。\48,300。

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★コットンブロードシャツ。タータンチェックの柄、タブ付きのラウンドカラー、
肩とヒジには共布のパッチ付き、裾の脇には白いガゼット、ブラウンの貝ボタン、
と、知恵一杯のシャツです。\17,640。

★コットンベスト。ライン入りのチルデンベストなのに、
脇にはフェアアイル柄が入る、
という不思議な配合です。\14,700。
 


予約受付を開始します。ヨーツェンのダウン(男女とも)、2/11(水)より

フィンランドのダウンウェア、ヨーツェンJOUTSEN
次シーズンのコレクションの全容をご紹介できる準備が整いました。
先日セールス担当者が来日し、私たち二人が新しいサンプルを試着しまくってきました。
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明日11日より予約受付を始めます。
メンズ、レディスとも、定番をしっかりと続けながら、
しかも新作も意欲的な提案がされています。
円高メリットも十分で、設定価格は昨年よりも20%以上も下がりました。
さらに、3月までのご予約については、早期予約特別価格を設定しています。

ヨーツェンをご購入の方に多い特徴は、
トレンドブランドのダウンを近年ご購入されているにもかかわらず、
2着目や3着目のダウンとしてお求めいただくケースです。
つまり、より本物のダウンウェアを目指すとヨーツェンに行き着く、という法則が
できつつあるようで、
これは、知る人ぞ知る、の頃からずっとヨーツェンを薦め続けてきた私どもにとっては、
本当に嬉しいことです。

ご予約は3月まで受け付けますが、
先方との打ち合わせで、納期を確実にするために、
まず2月末で一度締め切りますので、
できるだけ2月末までにご予約いただけるとありがたいです。

なお、ご予約は店内での接客でのみの受付とさせていただきますので、ご了承下さい。
ただし以前にヨーツェンの製品を当店でお求めの方に限り
ご来店を伴わないご予約を承ることが可能ですのでご相談下さい。