POPも作り直しました。
7/6(土)、最初の土曜日なのに臨時休業です(但し荒天時は14時までやります)。
ご注意ください。
その他、画像内のカレンダーの✕印日は店休日です。
手違いで生地が一日遅れて届きました。急いで準備しました。
ストライプ
チェック
無地もあります。
ブルーだけ集めました
白の無地、無地っぽいもの、ドビーストライプ、の順。ハサミはピント合わせ用です。
でも、さすがにわかんないかな。
最後はスワッチ。お忘れなく。
で、今年は衣装ケースに収めました。こんな感じ。
そろそろ明日のアポが入ってきてます。ご予定が決まりましたら皆様早めにご連絡ください。
先日ファクトリーから知らせが届きまして、オーダーシャツは8月から一律2,000円の値上げ、との連絡が入りました。
エコノミーサービスのこの企画はその対象からは逃れましたが、
来年度からの値上がりは必至でしょう。
純国産のオーダーシャツが税込1万円以下で注文できる、今回が最後の機会になります。
是非ご予定ください。
月例エッセイ「倶樂部余話」を更新しました。同時にメルマガ発信しました。
メルマガ会員の方々にはすでに届いているはずです。文字化けなど不都合がありましたらご連絡ください。
今回は、画像添付が多く、倶樂部余話の専用ページではうまく貼り付けができていないので、こちらにも以下に掲載します。
倶樂部余話【429】 新しいウェルドレッサー (2024年7月1日)
何気なくニュースを見ていると、訪英中の天皇皇后夫妻がオックスフォード大学を訪れている画像が目に入りました。
ん、このネクタイ、オックスフォードのクレストじゃないかな、
新天皇なかなかやるじゃん、と、つぶやいたら、隣りにいた妻から、何を上から偉そうに、と注意されました。でもパッと見て一瞬でそれがわかる人間はあんまりいないんじゃないかな、と思いましてね、嬉しくてつい上からに。
もう一度その姿をじっくり見ますと、なかなかいいんです。トラウザーズの裾口は幅も丈もとてもスッキリしている、袖丈も長すぎず袖口から覗くシャツの出方も理想的、首、胸、胴に余計な余り皺がなくてよくフィットしている、腕の前振りの仕立てもすごくうまい、着丈は今どきにやや短め、衿幅もボタン位置も同様にグッド、腕に出ている皺は自然な動きで出る皺なので問題なし、と、実に非の打ち所がないんです。
それでいてやり過ぎ感もない。スーツの着こなしの原則はアンダーステートメント、控えめな主張、ですから、100点を超えたらむしろマイナスなんです。つまり99点が最高。
正直、見直しました。どこまで上からなんだ、ってまた横から言われます。
改めて他の画像も見てみることに。まずネクタイのことから言うと、これです。
ストライプの向きは英国式(右手側に下がる)と米国式(左手側に下がる)で逆になるのですが、当然ながらこちらは英国式。できたらディンプルは入れて欲しいなぁとも思いますがそこは趣味の範疇です。
それはいいとして、このスーツは今ひとつ体に合っていないのがお分かりになりますか。どうも今回、2着の紺無地スーツを着回しているようなのですが、このラペルマウスが小さい方のスーツはきっとちょっと前に作ったものなんでしょうね、歩いている時の写真を見ると着丈も裾もちょっと長めで肩周りに余計なシワが出ています。
面白いことに日程を調べてみると、この2着のスーツを交互に着ているわけではなくて、夫婦での行動のときには新しいスーツを、単独行動の日には第二のスーツを、というように使い分けているのです。二人のときと一人のときでスタイリストが違うのか、とも考えられますが、私の解釈はこうです。カギは新英国王チャールズ3世。この国王は、かなり若い頃から、新しいものを次々に買い替えるのではなく、古いものを直しながら長く使い続けることを美徳とするポリシーを持っています。革靴に空いた穴まで継ぎ当てで補修して履き続けるので、この継ぎ当てを称してチャールズ・パッチという言葉ができたぐらいです。
そんな新国王への敬意からあえて新旧の分かる2着のスーツを用意したのでは、という私の読みは穿ってないでしょうか。これも上から過ぎ?
他の画像も見てみましょう。これはタラップを降りてきた最初の服装。この色、お二人ともお揃いでジャスパーブルーですね。珍しくシングルカフのシャツにカフリンクスを付けていますが、これはきっとネクタイの色とお揃いのウェッジウッドのカフスなんだろうと想像できます。ウェッジウッド、以前はアイルランドのウォーターフォードクリスタルに吸収合併されましたが、今はロイヤル・コペンハーゲンと同じ北欧の商社の傘下になっています。つまりとっくに英国の経営ではないのですが、もしかしたらなにか皇室に強いコネクションを持っているのかもしれません。そう思わせるほどにこの色の印象は強いですよね。
これはV&A子供博物館での画像。薄紫ピンクのドレスとタイがお揃いです。メンズの白いシャツには難しい色ですが、うまく着れていますね。このおソロ法は婦人同伴のときのテッパンでしょう。
そして無事ご帰国に。オックスフォードから直行だったようで、着替えてないですね。ここでもシングルのシャツにカフス、好きなのかな。見えないけど今度はあのクレストのカフリンクスなんでしょうね、きっと。
五年前、平成から令和に変わるときに、どうかウェルドレッサーのお父上を見習ってね、と願いを込めて書きました(倶樂部余話【365】参照) 。
https://www.savilerowclub.com/yowa/archives/611
もう安心です。令和のウェルドレッサー、2こ下のナルちゃん、これからも期待してます。
って、どこまで上からなんだ、もう。(弥)
入荷速報。ニコラス・モス・ポタリー、アイルランドから到着しました。
例年よりも大幅に遅れての到着です。
今回は2箱と少なめなんですが、開けますと、
全部新聞紙などに包まれてます。柄がわからないから、全部広げます。手が真っ黒になります。
これら、すべてご注文分です。フリー販売分はありません。
毎年5月ぐらいに開催する予約会でのご注文です。
例年6月の初めに届くのが通例なのに、今年こんなに遅れた理由。
笑い話として聞いて下さい。
まず、壁時計の箱の仕上がりが大幅に遅れました。
品物ができてるんなら箱なしでいいから送ってよ、といったところ、
箱がないと時計の針が壊れるのよ、との返事。
今回届いてみてそういうわけが分かりました。こりゃ仕方ないわ。
で、航空便もいつもより時間がかかりました。貨物便はとっても混んでいるようです。
途中、広州の空港に届いた時点で問い合わせが入りました。
マグカップが入っているようなので、食品衛生法に関わる資料を提出していただかないといけないかもしれません。
これは想定内なので、すぐに対処したにもかかわらず、
今度は成田の税関でストップがかかりました。開梱検査になりました、との連絡。
なんでそこまですんの、そんなこと言われたのは初めてです。
これは想像ですが、壁時計のムーブメントが、金属探知機かX線検査で引っかかったのかな、
爆発物の疑いがかかったのかもしれません。
ネットで荷物の動きが逐一分かるので、ずっと見ていると、相当な時間税関で止まっていて、
ようやく動きが見えたと思ったら、
えっ、アイルランドへ差し戻し、だって。何かの間違いだろ!
慌てて、今朝9時を待って、電話で問い合わせ。やっとのことで担当者につながると同時に、
ネットの画面が更新されて、静岡営業所に到着。との表示。
でようやく届いたのが今日の正午ぐらい。
いやぁ、肝を冷やしました。
「静岡市内に在住、または通勤・通学されている方」限定ですが、25%も特になるお話。しずトク商品券が追加募集になります。
分かりにくさと宣伝不足で、とっても不人気らしいのですが、
お陰で予算枠がだいぶ余ったらしく、二次募集です。
荒っぽく言いますと、25000円分の商品券を20,000円のカード払いで買える、という、
25%もオトクなお話。
使えるのは静岡市内のほとんどのお店、もちろん当店も。
利用しない手はないです。
概要はこちらから。
https://shizu-tokushouhinken.com/
ちょっとめんどくさいので、時間の余裕のあるときにやったほうがいいですよ。
入荷速報。紗乃織靴紐(さのはたくつひも)、補充しました。日本一のロウ引きの靴ひも、10年経ってもびくともしない逸品です。
映画「明日を綴る写真館」本日封切りです。
倶樂部余話【428】でも紹介したとおり、本日封切りです。
本日初日の初回に観てきました。
確認しましたところ、当店が提供した2枚のアランセーター(紺と白のカーディガン)、
そしてエキストラに参加した私、野沢、
どちらもちゃんと映ってました。
セーターはとってもいいシーンに使ってもらいました。
最後のクレジットには当店のロゴも出てます。
ほのぼのといい映画です。
ぜひご覧ください。
https://ashita-shashinkan-movie.asmik-ace.co.jp/