2023年の入荷品ですが、写真の色合いが悪かったので、撮り直して、価格も改定し、再掲載します。
北海に浮かぶシェトランド島からジェイミーソンズJamiesonsのフェアアイルセーターが届きました。
2022年提案の新柄をベースに2023年に新たに提案された最も新しい提案からチョイスしました。
アフターコロナの清々しい気分が反映された配色で、
大振りな柄がなく、生地で上品な柄が連続しています。
単純な柄の繰り返しはなくて、複雑なパターンのリピートは41cmととても長く、
ほとんどのステッチが一回だけ登場するとても素晴らしいパターンとなっています。
ベストをやるのは3年振り。そろそろベストやりたいな、とは思っていたところでしたが、
その最大の理由は、予想を遥かに超えた値上がりです。
値段が高くなりすぎて袖が付けられなかった、というのがジョークではない理由のひとつです。
社長のピーターは、インフレはふた桁に届きそうだし、電気代は3倍だし、で君の国のyenは安いし、
と、一生懸命言い訳してくれる。わかってるよ、ピーター、君のせいじゃない。
で、今回の価格26,400円(税込)も、直輸入じゃなければ付けられなかったアンダー3万円。抑えに抑えてこれです。
丸首ですが、ヘンリーネックの革ボタン付き、と、ひと癖付けました。
釦をいくつ開けるかで衿元の表情が変わります。
私は2つ開け、が一番好みです。着用写真の衿元にもご注目ください。
商品をご紹介しましょう。色名はリブのベースカラーから付けています。
☆アイボリー
40”を着ています
こんな明るい色調は今までなかったものでとても新鮮です。
コロナが終わったよ、という嬉しい声が聞こえてきそうですね。
でも色の構成は決して女性的ではなく、メンズでよく使われている色が多く含まれています。
衿釦2つ外し、が私はお気に入りです。
☆ライケングリーン
44″を着ています
ライケンlichenは和訳で地衣類。コケとも藻とも言われますが日本ではあまり馴染みのない言葉です。
でも、ジェイミーソンズのカラーリングはシェトランドのランドスケープからインスパイアされたものなので、
なるべくそのまま使ってあげたくて、ライケングリーンとしました。
衿の釦3つ留めるとちょっと真面目すぎた感じですかね。
☆オーツ
42″を着ています
先方名はオートミールなんですが、アランやハーレィのオートミールよりも濃い目の色なので、
誤解を招きそうなので、ミールに引く前のオート麦の意で
オーツと名付けました。
3つ全部開けてもいいですね。
サイズは、40”(=M)、42”(=L)、44″(=LL)、の3サイズ。
相変わらず衿のラベルには人を惑わすようなサイズ表示が付いてますがもうそれは無視しましょう。
在庫状況はwebShopにてご確認ください。
さて、もう一つ。ネックウォーマーです。
ファアアイルはジャカード織りなので、裏にはヨコ糸が渡っています。
なのでマフラーを作ると裏が出ない様に二重の作りにしないといけなくて、
相当なボリュームになりますし、価格もそれなりに高くなります。
そこで救世主、ネックウォーマーです。これは一重です。
首に密着しないのでふんわりと巻いた感じになります。
アイボリー、ライケングリーン、オーツ、の3色。
9,900円(税込)です。