「コートを作ろう!!」のキャンペーンを延長します、12/14(日)まで。

11月企画の「コートを作ろう!!」には、期間中に十数着のご注文が入り、
すでに仕上がってきた品物もありまして、
おかげさまで、期待にお応えできる体制が整い、好評なスタートをきりました。

予想どおり、ウールものよりも綿コートの方に引き合いが強く、
ショートマックやトレンチコートなどに人気が集まっています。

「あの人まだ来ないなぁ」という方があと何名かいらっしゃるので、
15%offのモニター・キャンペーンを12/14(日)まで延長します。
「それって僕のことかなぁ」と思った方は、ぜひ14(日)までにご来店下さい。


今年も「ジョン・レノンの日」やります、12月8日(月)。

1980年12月8日、彼が凶弾に倒れてから28年目です。

毎年この日は、クリスマス・ソングを中断して、彼の歌声だけを流す日、として、
開店以来ずっと淡々と自己満足的に続けてきました。

それでも毎年何人かは「ああ今日がジョン・レノンの…」と気付いてくれます。

当日お越しの方は、何でもいいので一声掛けていただけると嬉しいです。


11月のイベント。「コートを作ろう!!」スタート・キャンペーン、実施します

「誂え」にまたひとつ新たな分野が加わりました。今度は「コート」です。
ステンカラー、チェスターフィールド、トレンチ、といったドレス系や、
Pコート、マック・コートなどのカジュアル系、
コートといっても様々ですが、それらを全部「作ろう!!」で面倒見ましょう、というアイデアがようやく実現しました。

試着サイズ見本としても使用する4つのサンプルがようやく仕上がりましたので、まずはこちらをご紹介しましょう。こんなことができます、といういい参考例ですので。

08fwcoatorder1
★ショート・マック…当店でもロングセラーになっているティピカルなマッキントッシュ・コートを、伊ロロピアーナの、ピーチスキン・コットンでストームシステム加工をした生地で作ってみました。
総裏で袖裏も付けましたので、ゴム引きモノよりも着やすくなっています。
参考価格\84,000。

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★ショート・トレンチ…ダブルのトレンチをショート丈で作ってみました。オーダーですから着丈は自由自在なんです。トレンチというのは、コテコテにいろんなディテールが付いていますが、これらのディテールをひとつずつ外していくという引き算をするといろんなコートの顔が作れるわけです。素材は撥水性の高いコットン・ギャバジンで、国産です。この紺色はなかなかいい色です。参考価格\89,250。

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★シングル・トレンチ…ロング丈のトレンチは、シングルで作ってみました。シングルだと前を開けたまんまでもサマになりやすいので。
肩章と右胸のヨークをなくして、袖口形状をタブ付けに変更すると、シングルのベルト付きコートになるわけです。
また、このサンプルには取り外しのできるライナーを付属として付けてみました。
素材はコットン・ギャバジンの玉虫織りで淡カーキ色、綿のドレスコートといえばこの生地ははずせません。
参考価格\94,500。

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★ロングボックスコート…チェスターフィールド・コートのかっこよさとステンカラーコートの使いやすさ、このいいトコ取りをしました。
後ろ姿はチェスターですが、襟元は狭く仕上げて、脇のポケットは手を入れやすい斜めの箱ポケにしました。
ラグランスリーブのステンカラーコートだとどうしても背中が丸くなって野暮ったく見えるのですが、付け袖の肩ですと自然に背筋が伸びるんですね。
袖口はちょっとキザっぽくダブルの折り返しにしてみました。
素材は英国製エドウィン・ウッドハウスの紺色の綾ウネで、super100’sウール90%カシミア10%。これ実はジャケット用の生地でして、おかげでとても軽く仕上げることができました。
写真には撮りませんでしたが、このコート、背中にも変わった仕掛けをしています。
参考価格\99,750。

ウールコートのサンプルはこれひとつですが、ウール素材については、スポーテックス、ハリスツイードなどのざっくりモノから、カシミア100%のようなラグジュアリーなモノまで、ジャケット用の生地をコートに転用できるので、想像しやすいだろうと思います。

さて、期待たっぷりにスタートのコートのオーダーですが、
受注経験をもう少し積みたいところなので、
11月中のご注文については、モニターとして着用感をレポートいただくことを条件に、
設定価格の15%offにて注文を承ることにします。
納期は3週間を頂戴しています。寒さは急にやってきますので、お早めにご検討いただけると嬉しいです。


「靴を作ろう!」キャンペーン期間を延長します。

7月末までとしていました「靴を作ろう!」のキャンペーンを、
8月17日(日)まで延長することにします。

「お盆の帰省の時じゃダメ?」という声が複数ありまして、
それから「あれ、この人まだ来てくれてないなぁ」と思い当たる方々が何人かいらっしゃるので、
お盆休みの時期まで延長を決めました。

キャンペーンの内容、その他の詳細はこちらをご覧下さい。


始めます。「ジーンズを作ろう!」8月はスタート・キャンペーン実施。

準備を進めていました「オーダー・ジーンズ」、ようやく受注の用意が整いました。
(まずはメンズだけでスタートします。)

8月中は、「スタート・キャンペーン」と銘打ち、特典を増やしてお薦め販売をいたします。

Jeans4
Jeans2
「生地を選ぶ」→「サイズを決める」→「細部のディテールやオプションを選択」、といった手順は、スーツやシャツなどのオーダーと同じですが、
他にないジーンズならでは、というのが、「加工」という過程が加わることです。洗い加工や中古加工、をどこまでやるのか、で、仕上がる顔つきはかなり変わってきます。

製造は岡山県倉敷市児島のベティスミス。児島は国産ジーンズ発祥の地として知る人ぞ知るのジーンズの聖地。今や世界で一番いいデニム生地を作るのはOKAYAMA.KOJIMAというのは「国際的な当たり前」で、インターナショナルな著名ブランドはこぞってOKAYAMAのデニムを使いますし、また、最近ではインディーズ的な国内ブランドもこのエリアから個性的なジーンズをいろいろと登場させています。

Jeans1 代表的な生地と価格をご紹介しておきます。
★14oz縦ムラ糸使いの定番デニム\29,400
★14oz旧式シャトル織機で織った赤耳(セルビッチ)付きデニム\32,550
★本藍染め14ozデニム\36,750
★ベージュ色の倉敷帆布(赤耳付き)\34,650
その他、いろいろ、西陣織なんかまであります。どれも納期は約4週間です。

で、この「倉敷オーダージーンズ」、ちょっと調べてもらえば分かるように、何も当店だけがやっているわけではなく、大手の百貨店や有力セレクト・チェーンストアなんかでも採用しています。その中で、当店らしい独自性は何か、と言うことですね。

Jeans9_2  ①最も視認性が高いのが、レザーパッチです。実はコレ、靴に使っている金型を流用して作りました。
Jeans8 ②裏に、オーダージーンズ専用に新たに作ったステンシル調のスタンプを押します。
Jeans7 ③リベットとステッチがお揃いのペルトループ型の特製携帯ストラップがオマケに付きます。
……さらに、ですね、
Jeans6 ④右の前ポケットにネクタイの生地を施します。使えなくなったお気に入りのネクタイをご持参下さい。当店らしいアイデアでしょ、(と自画自賛?)
Jeans3 ⑤最後に「塩」。何で塩なのって? ジーンズと並ぶ倉敷市児島の名産品、それが塩なんです。大相撲に使われている塩も昔からずっとここ児島のお塩なんだそう…。その塩を使った塩羊羹と塩饅頭、そしてお塩、のセットをプレゼントします。近頃は塩キャラメルや塩プリン、塩チョコ、など「塩スイーツ」、流行りですから…。この塩羊羹とオーダージーンズ、どちらも倉敷市より正規に認定を受けている「倉敷ブランド」という共通点があります。(住所もすぐ近くです) 取り寄せて食してみましたが、夏バテで疲れた体にこの塩味は美味でありますよ。

④と⑤は、8月の「スタート・キャンペーン」時期だけの特典としています。

当店には「誂える」の分野がいろいろとありますが、その中でも、ジーンズは今までで最も異色なジャンルかもしれません。私自身、どのくらいの注文が入るものなのか、一番予想がつきません。まあ、とにかく始めてみようよ、というのが今の気持ちです。
あとはいろいろ、店内で悩んでご相談下さい。

「ジーンズを作ろう!」8月いっぱいは「スタート・キャンペーン」、実施します。
暑いけど、ホントに暑いけど、どうか来て下さい。