イベントのご案内。オニールのタータンキルトスカート、今年も受注会を始めます。3/22締切。どベーシックな伝統的チェックと無地、という原点回帰が傾向です。


毎年3月期の恒例、
オニール・オブ・ダブリンのタータンスカート予約会、
生地見本の準備が整いましたので、受付を始めます。

締切は3月22日(日)の厳守でお願いします。

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これだけの色柄のタータンを、色柄や丈やサイズが一枚一枚異なる注文として出して、
それを間違いなくちゃんと作ってもらえる、
なんていう面倒な予約会、
やってるのは、きっと世界でもウチぐらいなもんじゃないか、と思います。

ただ、実を申しますと、
「あんまり注文が少ないと、生産担当マネージャーがいい顔しないんだよね。
作りたがらないんだよね。
だからさ、ヤイチロ、今年はもう少し頑張って注文を増やしてくれるかなぁ」
と言われています。

毎年当たり前のようにやっているこの受注会ですが、
これからもずっと続けていけるかどうか、というのが、
今年の注文に掛かっているということで、
今年は特に強く皆様にお願いしたいアイテムなのであります。

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傾向と対策、をお話しします。

チェック柄は新しい柄もいくつか増えています。
が、年々注文が増えているのは、昔からよくある伝統的チェック柄なんですね。
新柄を追うのも楽しいのですが、
「当たり前の柄」を数種類揃えておく、という買い方の方が、
現代の傾向なのかもしれません。

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それから、チェックがウリのスカートなのですが、
無地の注文が大変増えています。
「長い季節を通して安心して履ける無地の上質なウールスカート」って
案外どこを探しても見当たらないらしく、
短い丈も長い丈も、よく問い合わせがあります。

価格は昨年と据え置きです。
参考までに価格を例示しますと、最も売れ筋の、
毛100%の56㎝丈キルトスカートで24,000円(税別)です。

サンプルもいろいろありますから存分に悩んで下さい。
出来上がりは10月中旬以降を予定しています。

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締切は3月22日(日)です。この直後にすぐに現地へオーダーを流しますので、
この締切は厳守でお願いします。

なお、この予約会はご来店のお客様に限っての受付を原則としておりますので、
どうかご了承下さい。
(過去に当店で該当商品を購入の実績があり、どうしても期間中にご来店になれない方には、例外的に受付を容認できる場合があります。当店までご連絡下さい。)


店休日などのご案内です。

今週から2月下旬までは、
通常の火曜定休に加えて、水曜日も店休日とし、
火曜水曜と連休となります。(ただし2/11(祝・水)を除く)

また、今週は19日(月)から23日(金)まで、店主不在となります。
スーツのオーダーなど一部の受注業務が休止となります。

ご不便をおかけしますが、ご了承ください。

っと、言ってる間に、もう時間だ。これから成田へ向かいます。


ヨーツェン(フィンランドのダウンウェア) 、次の冬の予約会を開催します。早期予約特別割引価格にて、男女とも1月25日(日)締切です。

今年も1月という早い時期の開催となりました、ヨーツェンの予約会です。

期間は1月2日(金)から25日(日)までです。

世界最北にして最高品質のダウンウェアと自負しています。

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フィンランドから日本に届いた最新のサンプルを12月につぶさにチェックしてきました。

今年も メンズもレディスも、新型、新色が増えています。

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価格は、今回もやむなく少しの値上げとなりました。
羽毛市場価格の世界的な値上がりに加えて、円安ユーロ高の為替が影響しています。

ですが、予約の場合には、この設定販売価格から15%offの特別価格にて承ります。

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本当は、一人でも多くの方に最新作の写真や新しい価格の全容をご覧いただきたいのですが、
ちょっと公開するには早過ぎて不特定多数に見られるこのサイト上では載せることができません。
これらの写真は昨年のコレクションを中心に掲載しています。
最新作はぜひ店頭のカタログでご確認いただきたいと存じます。

ちょっとだけお話しますと、
レディスでは、よりエレガントなスタイルが増え、
メンズでは、定番の継続に加え、一昨年の人気色、ヌートリアが復活しました。

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予約にいたらないまでも、
次の冬はこんな感じのダウンを用意してくれるとうれしいなぁ、
という意見や要望を事前に聞かせておいてくれるだけでも、
発注の参考になりますので、
予約をするつもりではない方にも是非話だけでも聞かせてもらいたいです。

締切は1月25日(日)。仕上がり(&ご決済も)は10月上旬の予定です。

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あの厳寒の工場訪問から10年、
その時はまさかこれほどに太いパイプの繋がりになるとは思いませんでしたが、
振り返ればあの時の工場訪問がこの信頼関係を築く
大きなきっかけになっていたことは間違いありません。

フィンランド発の、最高のクオリティと最上のファッション感度、このヨーツェンの魅力を
何年も続けてこうして紹介できることは何よりの喜びです。

ダウン愛好者が最後に行き着く世界最北のダウンウェア、ヨーツェンJoutsen。
是非ご来店下さい。

昨年同様、最後に当店の「予約」について少しお話しします。

当店でいう「予約」は、正式な契約書を交わすような売買契約ではありません。
手付け金も前金も全く不要ですし、商品入荷時直後まではキャンセルもできます。
小さな生地見本やサイズサンプル、写真などから判断して発注をする、というのは、
我々プロのバイヤーなら慣れていることですが、
一般のお客様にプロのバイヤーと同じだけの責任を持って下さい、とは言えません。
ですから、予約といっても、メモ書き程度の「仮予約」の扱いになります。

そういうとお客様は「じゃ気軽に頼んじゃおうかな」と思われるのかもしれませんが、
私たちの気持ちは逆に動きます。
「簡単にキャンセルをされないように確実な注文にならないと受け付け完了とはなりません」と。

私たちが「予約はご来店での受付が原則」とお願いしているのは以上のような理由によります。
静岡市という地方都市にありながらご来店をお願いするのは「なんて高慢な」と思われるかもしれませんが、
安易に注文を受けてしまって数ヶ月後にがっかりする思いをさせてしまうことになったのでは、忍びないものです。どうかご理解下さい。

それでも、「どうしても静岡まで行けないけれど予約を受けて欲しい」という問い合わせは毎年入ります。
そういう時は、ケース・バイ・ケースです。過去にすでにヨーツェン製品をお持ちである、などという方の場合には大体のご希望を受け入れています。ただ、特にレディスの場合、失礼なぐらいにしつこく体型のサイズをお聞きすることになる場合もあると思いますのでどうかそのつもりでいて下さい。
その他のご要望もどうぞお問い合わせ下さい。