服地の紹介。ドーメルの春夏もの。ご自慢のアマデウスのシリーズ、スーツとジャケットです。

パリから見た英国、
ドーメルはフランスの会社ですが英国服地を得意とします。

【トロピカルアマデウス】
ドーメルの名作アマデウスの春夏版です。
アマデウスの売りの、色っぽい色柄と光沢感のある仕上げ、
は、しっかりと継承しています。
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↑ミッドナイトネイビーの無地

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↑シャドゥなチェック柄の紺

スーツ価格、クオリティラインで113,000円(税別)です。

【アマデウス365/ジャケッティング】
365は通年着られることを意味しています。
270g平織の肉薄感が便利に使えるジャケット生地、
今季初登場の素材です。

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ジャケット価格、クオリティラインで87,000円(税別)です。


入荷速報。バイブリーコートから英国羊毛ツイードを使ったハンティングジャケット、届きました。

バイブリーコートから遅れて届いたのはこういうジャケット。

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素材は英国Moonのラムズウールツイード、
ハリスやドネガルよりも軽量なツイードです。
柄はハウンドトゥースですね。

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バイブリーコートらしいなぁと思うのは、
こういう素材でしかもかなりコテコテのディテールなのに、
決して重たっぽくならないってところです。

49,680円(税込)

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蛇足の注意事項です

左袖口に付いているファブリックラベルは、着用時には外してください。
「当たり前だろ」ってことですが、こういうことはちゃんと店が言わないといけない、
店の義務だと思います。
当店ではお客様にお渡しする時点でご説明のうえ目の前で外しちゃいます。


入荷速報。バイブリーコートから、コーデュロイのハンティングジャケットです

バイブリーコートから届いた、ハンティングジャケットです。
今年はコーデュロイを使って、昨年と同じスタイルで作ってます。
49,680円(税込)。

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色はブラウンの1色のみ。

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ジレ(ベスト)風の前立てが付いています。
これは隠してしまうこともできます。

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お約束通りの凝り凝りなリディテールです。

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入荷速報。ナイジェルケーボンのオッドベスト。100年前のビンテージ服地を再現した素材を使い、ヘチマ衿でまるで古着のようなベストです。

ナイジェル・ケーボン、ヘチマ衿のオッドベスト。38,880円(税込)。

前述のキッチナー・ジャケットと同じ素材です。
すなわち、百年前の古着の服地を顕微鏡レベルで解析して
尾州のションヘルで織らせたビンテージなヘリンボーンチェックの生地であります。
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とてもクラシカルなデザインで、
背中も共布というのはとても昔っぽくていいです。

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小さめのヘチマ衿というのがこれまた大正ロマンを彷彿させます。


入荷速報。ナイジェルケーボン、冬の定番、ハリスツイードのマロリージャケット。

ナイジェルケーボン ハリスツイードのマロリージャケット 102,600円(税込)

1924年にエベレスト登頂を目指した英国隊のジョージ・マロリーが
頂上アタックの際に着ていたジャケット、
それがモデルになっているのがこのマロリー・ジャケットです。

別注で織らせたハリスツイードで仕立てて、
肩やひじにはベンタイルクロスの補強を加えています。

これ、今年の新色です。
ブラウンとネイビーの掛け合わせ、という何とも微妙なツイードです。

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内側の背中に何だか変なポケットが付いています。
これ、きっとオリジナルのマロリー着用モノにあったディテールなんですね。
いったい何を入れていたのか。

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こちらは、ネイビーの無地ですが、
一般に普及しているハリスのネイビーとは少し色合いが違うので、
これも別注色なんでしょう。
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先日、映画「ビヨンド・ザ・エッジ」を観てきました。
1953年、エドモン・ヒラリーとテンジン・ノルゲイのエベレスト初登頂の実話モノです。
そんな装備でよく成功したなぁ、と思えるようないでたちでしたが、
さらにその30年前のマロリー隊は、こんなジャケットで挑んでいたんですね。


入荷速報。ナイジェル・ケーボン、ホスピタル・ジャケット。入院中の傷病兵が一時外出の際に貸与されるジャケットであります。

ナイジェル・ケーボン、ホスピタル・ジャケット。47,520円(税込)。

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直訳すると、病院上着。
入院中の傷病兵が一時外出の際に貸与されるジャケットで、
1910年代のビンテージウェアをベースにしています。

いわく、もともとのオリジナルもやはり明るいブルーで、
これには、傷ついた軍人だと周囲に判らせて市民がサポートしてあげるため、という説と、
目立たせることで軍からの脱走を防ぐため、という説があるそうです。

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仕立てはいまどきのジャケットと比べるとゆったりとしたつくりで、
これは傷病に負担をかけずに羽織れるようにしてあるためであり、
同じ理由で、裏地も全く付いていません。

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素材。100年前のオリジナル物は、リサイクルウールを使った
ぼそぼそごわごわの粗末な素材でしかもかなり重たいモノしたが、
それでは現代に通用しないので、
英国羊毛をもとに軽くて丈夫な素材を一から作ってあてがいました。

オリジナルに近い明るいブルーと、無難なネイビーの2色を用意しました。