入荷速報。ネクタイのふくさ。これは使えます。東京南新宿→富山県高岡→京都西陣→近江守山→静岡市紺屋町を結ぶひとつの線、って、2時間サスペンスじゃないですよ。

不祝儀の時、私、困っていたのです。ふくさ。

香典袋をよくある台付きの袱紗(ふくさ)に包んでスーツの内ポケットに納めるとかなり嵩張り邪魔になるし、
といって香典袋をむき出しのまま携行するのは礼を失しますし、
でも安っぽい簡易式のふくさでは人前に出したくないし…

で、とある展示会で出会ったのがこれです。

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いろんな人の手を経て商品として販売を始めることができました。

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そもそものアイデアとなるデザインは、日本の伝統工芸品を現代にマッチさせるデザインを得意にしている、東京南新宿のY2というところ。

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そのアイデアをカタチにしているのは、ここかしこ、というところで、富山は高岡の会社。
さすが仏具、神具、鋳物、和物、といえば、高岡ですね。

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生地の生産と卸販売の担当は、京都西陣の根角(ネカド)という古い絹織り処。
やはりというかさすがというか、こういう生地は西陣なんだなぁ。

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そのネクタイの生地をふんわりとしたふくさのカタチに縫製しているのは、
近江守山の清原という会社。
ここはふくさの専業で、慣れたところじゃなければこうもさりげなく高い完成度は出せません。
そして、ようやく静岡の当店までたどり着いたというわけ。

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6種類用意しました。桐箱入りで8,925円です。


入荷速報。ハーゲンダッツを最高においしく食べられるツール。真空チタン二重カップのSUS Gallaryから、アイスクリームカップホルダーと専用スプーンのセット(ステンレス製)、新発売。その名も「HappyIceCream」!!

真空二重チタンカップで、
新潟は燕の匠の技として評価の高いSUS Galleryから、
待望の新製品、
アイスクリームカップホルダー&スプーンのセット
「Happy Ice Cream」が発売になりました。

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ステンレスの二重構造になってまして、

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ほら、ハーゲンダッツのカップがピッタンコにはまるサイズ。

いつまでもなかなか溶けないので、ゆっくりじっくりと最後のひとすくいまで
心ゆくまでアイスクリームを楽しめます。
(もちろん、他のアイスでもダイレクトにアイスを放り込んで同じ効果が味わえます)
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スプーンもスゴイんです。
熟練の職人(といっても、70過ぎのおばあちゃんらしいです)が手磨きで仕上げた、
アイスクリーム専用に作られたスプーン。
角度、カーブ、口ばなれの良さ、すべてに配慮がなされています。
さすが、世界一の洋食器産地、これぞ燕の持てるワザ。

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で、カップとスプーンのセットで、\5,250。

スプーン単品売りもあって、一本\1,575(バニラ)、\1,995(他の4色)

5色展開。色名もアイス色です。
ベタな着色でなく、「陽極酸化」という酸化被膜の厚みを調整する技術で、
シャボン玉みたいな色出し、これも匠の技、です。
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左から、Vanilla(バニラ)、Maccha(抹茶)、Caramel(キャラメル)、
Berry(ベリー)、Mint(ミント)。

スプーン単品売りのパッケージはこんな感じ。
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先日新聞で読んだのですが、ハーゲンダッツが一年で一番売れる月は12月なんですって。
だからこの時期の新発売なんだ、納得です。

ところで、このプロダクトのブランド名
「ハッピー・アイスクリーム!」と言います。

知ってる人は知っている。分かる人は分かる。
私はすぐにピンときたのですが…

私の中学時代、つまり私の場合1970年代の神奈川県ということですが、
その当時に流行っていた遊びが「ハッピー・アイスクリーム!」です。

会話の中で二人が偶然に同じ言葉を同時に発したときに
「ハッピー・アイスクリーム!!」と叫び、相手をトンとたたく、
というのが流行ったんです。
(そのうち、省略して「ハッピッ」になってました)

ネットで検索すると、地方によって、少しずつやり方は違っていたみたいですが、
当時は全国的に流行ってたみたいです。

とにかく、幸せのおまじない、みたいなもんでしょうか。

「二人で同時に」という、ダブルミーニングなブランド名なのですね。


レポート。英国大使館に行きました。キャンペーン・フォー・ウールのキックオフ・イベント。世界初?の、人と羊のファッションショー

昨日、皇居・千鳥が淵のそばにある英国大使館に行きました。
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催しの題目は、「キャンペーン・フォー・ウール」の2011年キックオフ・イベント。
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昨年から始まったこのキャンペーン、
実は昨年の秋、ロンドンのセヴィルロウの路上に、芝生と囲いを設けて、
街の真ん中に牧場を作り、そこで羊を放牧する、という、
型破りなイベントで大変話題になったモノです。

提唱者は英チャールズ皇太子で、
ウール(羊毛)を環境を痛めず再生可能なマテリアルとして
もっともっと重要視しよう、というアピールを世界中に発信しています。

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昨年セヴィルロウでやったこの企画を、今度は東京でやるらしい、
という噂を聞いて、招待状を取り付けました。
(スポンサーの一社、ドーメルからご手配いただきました。感謝です。)

厳重なセキュリティチェックの後、大使公邸に入ると、
芝の中庭には小さな牧場が出来ていました。

世界初の人と羊のファッションショー、というふれこみでした。
ま、昨年のセヴィルロウのとはちょっと様子が違うようでしたが。
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若き女王陛下の肖像画を前にしての駐日英国大使の挨拶、
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トラファルガー海戦の絵画の下に並ぶ英国料理
(フィッシュ&チップスとスコーンはさすがに美味!)、
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とそれなりに雰囲気は楽しんできました。
 

業界関係者約300人。

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この場に、惰性や義務感で仕方なく嫌々スーツを着ている人、という人は
ほとんどいないわけで、

いやぁ、皆さんさすがにきちんとスーツを着ている、
これが気持ちいいです。
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当たり前のようでいて、なかなかここまでちゃんと着ている人ばかり、
という光景はそうはないですよ。

懐かしい人やお世話になっている人たちにもいろいろと会えて、
楽しいひとときでした。


いつもの?南半球コーナーが今年も立ち上がりました

なにソレ、南半球コーナー?
大阪には阪急南通りっていうのがあるけど…
それともオーストラリア製品の特集とか…

という方はほとんどいませんけれど、

南半球=季節が反対→春夏期に秋冬物を売る
という言葉遊びでして、
「冬物の残り在庫を奉仕価格で大処分!!!!!!!」というのがしゃくなので、
数年前から、南半球コーナー、と名付けてます。

秋冬物の販売成績によってその残る量は年々変わりまして、
今年はおかげさまでそんなに数はないのですが、
それでもちょっと残しましたので、本日からコーナー化して店の奥の方に立ち上がりました。

大半はまた次の秋にちゃんと売れる定番的商品なのですが、
これから夏に向かって、残り在庫は少しでもお金に換えたいので、
そういう定番品番でさえも、7月までの限定でプライスを変更して提供いたします。

ご来店の際は、どうかお見逃しなく。


フィルメランジェから「風で織る」タオル(今治産)、入荷しました。

もしもフィル・メランジェがタオルを作ったら…

はい、思っていたとおりのタオルが出来上がりました。
その名は「Beach」
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バスタオル(145×72cm) \9,975。
フェイスタオル(80×35cm) \4,725。
こんなパッケージで届きました。
タオルといえば「お年賀」、ってことなんでしょう。
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さて、解説。
フィルメランジェからもらっている資料を丸ごと写しますと……
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愛媛県は今治市で“風で織るタオル”を提唱・実践する
「池内タオル」さんとの協業がかないました。
“風で織る”というのは、風力発電によるクリーン電力を購入し、
その電力のみで会社のすべてをまかなっているということ。
では、そこで作られるタオルは?というと、もちろん一流品。
国内外の名だたるホテルのタオルや、
世界のセレブも個人宅で愛用するほどのハイクオリティ。
今回フィルメランジェでは、定番オーリンダコットンを使った物を作っていただきました。
“使い込んでも変わらぬ風合い”をお試し下さい。
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って、こんな触れ込みのタオル、触ってみたいでしょ、使ってみたいでしょ、ね。


好評完売につき再入荷です。漆喰(しっくい)の消臭インテリア「ルミエ・キューブ」全5柄が揃いました。

初回入荷分が大変好評で、完売しましたので、追加仕入れをかけまして、
昨日再入荷しました。

以下、前掲記事を、そのまま再掲します。

加湿器に次ぐ、インテリア仕入れは、漆喰(しっくい)です。
エコロジカル、電源不要の置いとくだけ、日本の技、異業種からの参入、
そしてその効果が可視できない、という共通点がこのふたつにはあります。
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半年ほど前からこれを店内のあちこちに置きました。
やはりみんなが「コレなんですか?」と…
それに答えて「消臭剤なんですよ」
というと皆さん「え…」と、必ずひとつ手に取って臭いをかぎます、
が…、これ自体はなんにも臭いはしないのです。

続けて「しっくいを固めたんです。しかも日光を3時間当てると永久に使えるんです。」
「16個で2畳ぐらいが目安だから、洗面所、トイレ、クルマの中、なんかはもうこれだけでOK。で、1セット\2,000 。それで効果は永久不滅ときたもンだ、どうだいオニイサン!」
と、次第に私は何だか寅サンにでもなったような接客……

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商品名は「ルミエキューブLumie CUBE」、
しっくいを小さく固め光触媒機能をプラスして生まれたインテリア消臭剤です。

作っているのは、福岡県田川市の田川産業。
しっくいなど建材の素材を住宅会社などに提供するのが本業です。
田川って確か「青春の門」の主人公の故郷で、
炭坑で知られる町ですが、しっくい(消石灰)の山もあるんですね。
山が丸ごと消石灰、原料は無尽蔵、工場は真っ白けっけ、
という田川の写真を見せてもらいました。

そんなところが、しっくいパワーをより身近に、とインテリア小物の世界へ、
なんともかわいい消臭剤を作り上げたのです。

柄は5種類。16個入り\2,000。
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上段左から、ゼブラ、市松ブルー、
下段左から、モザイク、ナチュラル、市松レッド。

詳しくは http://www.shirokabe.co.jp/
http://www.rakuten.ne.jp/gold/tagawasangyo/

この商品はCradle to Cradle(ゆりかごからゆりかごまで)の企業認証を取っています。
すごい。