昨日、皇居・千鳥が淵のそばにある英国大使館に行きました。
催しの題目は、「キャンペーン・フォー・ウール」の2011年キックオフ・イベント。
昨年から始まったこのキャンペーン、
実は昨年の秋、ロンドンのセヴィルロウの路上に、芝生と囲いを設けて、
街の真ん中に牧場を作り、そこで羊を放牧する、という、
型破りなイベントで大変話題になったモノです。
提唱者は英チャールズ皇太子で、
ウール(羊毛)を環境を痛めず再生可能なマテリアルとして
もっともっと重要視しよう、というアピールを世界中に発信しています。
昨年セヴィルロウでやったこの企画を、今度は東京でやるらしい、
という噂を聞いて、招待状を取り付けました。
(スポンサーの一社、ドーメルからご手配いただきました。感謝です。)
厳重なセキュリティチェックの後、大使公邸に入ると、
芝の中庭には小さな牧場が出来ていました。
世界初の人と羊のファッションショー、というふれこみでした。
ま、昨年のセヴィルロウのとはちょっと様子が違うようでしたが。
若き女王陛下の肖像画を前にしての駐日英国大使の挨拶、
トラファルガー海戦の絵画の下に並ぶ英国料理
(フィッシュ&チップスとスコーンはさすがに美味!)、
とそれなりに雰囲気は楽しんできました。
業界関係者約300人。
この場に、惰性や義務感で仕方なく嫌々スーツを着ている人、という人は
ほとんどいないわけで、
いやぁ、皆さんさすがにきちんとスーツを着ている、
これが気持ちいいです。
当たり前のようでいて、なかなかここまでちゃんと着ている人ばかり、
という光景はそうはないですよ。
懐かしい人やお世話になっている人たちにもいろいろと会えて、
楽しいひとときでした。