入荷速報。スペイン、サガ・イバニェスのレザー(メンズ)

スペインのサガ・イバニェスから、レザーアウターが届きました。

こことの付き合いも長いものになりました。
クオリティが良くて、同時にデザインも格好良くて、
メンズもレディスも同じコンセプトでコレクションがあり、
そして会社の態度もしっかりしている、
というと、
なかなかありそうでないレザーウェアのカンパニーなのであります。

まずは、メンズです。

★洗いをかけ、アタリも付けたラムスキンレザーです。
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でも、ごわつかずに、とてもしなやかな風合いです。
ファスナーとポケットがアクセントになったライダーズ風。
衿のニット部分は取り外しができます。

チャコール(上写真)とベージュ(下写真)の2色。
裏地の柄が全然違う、というのも面白いところです。

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ポケットの数を数えてみました。内ポケット3個を含めて、全部で11個ありました。
袖ポケットは左右で位置と形状が異なっています。

円高メリットがあったので、昨年よりも換算レートはかなり下がりました。\118,650。

★袖と背中をリブ編みのニットで構成したものです。衿もニットです。
革は上質なラムスキンで、さすがイバニェスのクオリティは品が高いです。

デザインは結構ワイルドなんですが、
ニットを部分的に使うことでかなり優しいイメージに仕上がっています。
色は、写真のブラックだけです。
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ニット使いをすることで皮革の量を抑えたので、
価格も当然かわいくなりまして、\85,050です。

続いて、レディスです。
 


入荷速報。コサエルズのベスト(メンズ)

このブランドも当店新登場です。コサエルズといいます。

あるインポーターさんの展示会で見掛けたのですが、ここ自体は国内モノで、
今風にいうと、ドメ・ブラ(ドメスティック・ブランド)のひとつです。

ミリタリーやワーク、カントリー、などのカテゴリーを得意としているところのようですが、
第一に、Cosael’s=こさえる=拵(こしら)える、というブランドネームが妙に気に入りました。

今回の入荷はベストです。
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ワークな感じがとても良く出ていて、
それでいてジジ臭く重たすぎない、という仕上がりです。

きっとそのポイントは、素材なんでしょう。
ウール100%のライトツイードのように見えますが、
実は綿40%ポリエステル35%アクリル25%という複雑な三つの素材ミックスでして、
恐らくこれ、本来はレディス向けの生地ではないかと思われます。

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衿のカタチ、ポケットのデザイン、背中の見え方、カントリープリントの裏地、
なかなか上手です。

サイズは、今のドメ・ブラらしく、やっぱりけっこう小さめです。
モカとベージュの2色。中国製、\24,150。


入荷速報。フィル・メランジェのサイクリング・ジャケット

フィル・メランジェから、新入荷のGERRYです。\35,700。

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サイクリングがモチーフになっているので、
左袖にチケットポケットが付いていたり、
脇ポケットのジッパーが下から開くようになっていたり、
という一工夫したデイテールになっています。

あ、ジッパーはririのプラスティック・ジッパーを使っています。
国産に固執するフィル・メランジェなのに、ジッパーだけはなぜかいつもririなんですよね。

衿裏にはカシミア混のコーデュロイを施し、
衿は立てても寝かしてもどちらにも対応できるようになっています。

裏地は袖にもボディにも付いていません。

後ろから撮るとこんな感じ。
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色は、左:North Sea Blue(深海の深緑、かな?)、右:Scottish Tweed(嵐が丘のヒースの丘、かな?)。
どちらも多くの色を混ぜている深みのあるナチュラルな色合いです。

コットンがお得意のフィル・メランジェにしては、
珍しくウール100%モノで、
チロリアンジャケットのように
ニットの編み地をボイルして、フェルト化させています。

思わず、フリースみたい、と言ってしまうそうになりますが、
もともと「フリース」という単語は羊毛を刈り取ったウール原料のことを指す言葉で、
近頃よく言うところの化学素材のフリースは、
まるでフェルトウールのように暖かな起毛素材、ということから名付けられたのですから、
ウールがそもそもの元祖フリースなわけです。


入荷速報。伊ウォータービルからベスト。

イタリアのアウターブランド、ウォータービルは、当店では、毎年キルティングなどの軽めのアウターを少しだけ仕入れていて、
今年も数枚の発注を出してはいたのですが、いろいろとボツがありまして、
結局届いたのはこの一枚だけ、というちょっとさみしい納品になりました。

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表が細畝のコーデュロイ、裏がナイロン地のキルティング・ベストで、色はグリーン系です。
背中側の裾はシャツテイルというか少し丸みが付いています。

エッヂのパイピングの処理、内ポケットの付け方、なんかは、
相変わらずとても丁寧な処理がされていて、安心できます。
中綿にはイタリアの化学的保温剤ヴァルサームが充填されています。

写真のグリーンのみ。\37,800。


入荷速報。新登場、フライツォーリです(メンズ)

新登場「FRAIZZOLI」フライツォーリです。
イタリアはミラノで、官公庁を始めあらゆる業種の制服を手掛けている会社で、
鉄道、郵便、病院、鼓笛隊、などなど、
ウェブサイトを見ているだけでも、さすがイタリア、制服といえどもホントに楽しくお洒落な服ばかりが目に入ってきます。
すべてイタリアの自社工場製というのもプライドですね。

提げ札には、こんなイラストが。
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で、ここを日本のマーケットに売れるカタチにアレンジし直して提案しているのが
聖林という会社。そう、代官山のハリウッド・ランチ・マーケットを運営しているところであります。
イタリアの制服そのまんまじゃなくて、ランチさんのフィルターを通ったFRAIZZOLIなのですから、
これが面白くないはずがない、と断言してしまってもいいでしょう。
このたび、ちょっとした縁がありまして、今シーズンからスタートすることになりました。

第一回目の入荷は、3品番。

※キルティングジャケット、\29,400。
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いかにもどっかの制服っぽいデザインですが、
サイズ上がりはとてもスッキリとしています。
おやっと思ったのは、裏が貼ってあるなんですね。
これが一枚あるだけで随分あったかいと思います。

制服っぽさをウリにしたいなあ、と思い、
あえてマーケットで売れているクロを外しまして、
オリーブグリーンとネイビーの2色を発注しました。

※コーデュロイジャケット、\34,650。
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大きめの衿、スクエアな裾、ひだ付きのアウトポケット、ずれた位置のチェンジポケット、モスグリーンのコーデュロイ、と、
野暮ったさと格好良さのギリギリのところを突いているジャケットです。

※ウールヘリンボーンのベスト、\28,350。
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ペラペラの薄手ウール生地で、ポケットのデザインなどに凝りを入れたベストです。
背中にもトスカーナなマレンマジャケットを意識したポケットが付いています。


入荷速報。アメカジなアイテム、数品番入荷(メンズ)

アメカジの復活アイテムを手掛けさせたらココの右に出る者は…、というC社を
先日久しぶりに訪問しまして、
こんな十八番(おはこ)な商品を仕入れてきました。
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☆シャンブレー素材の全開パーカー、「CAMCO」アメリカ製、\18,690。
☆紺のフィッシングベストも「CAMCO」アメリカ製で\17,640。
☆チェックのボタンダウンシャツは、ライトなネルでアメリカンシルエット。「BAGGY」インド製、\8,190。
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フィッシングベストにはシャンブレー素材もあります。
ポケット配置にも面白い工夫がいろいろ施されています。
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☆長袖Tシャツは「mayo SPRUCE」アメリカ製、\7,140。
ここの定番フットボールシャツと同じコットン天竺を使っていて、
厚手なのに動きの良いこの生地はなかなかスゴイです。
紺、グレー、キナリの3色。