入荷速報。アーガイルのソックスが入荷しました。お馴染みの5つダイヤです。

ハリソンからソックスの追加が届きました。すべて日本製です。

①タスマニアウール杢。やや厚手です。1,620円(税込)
インターシャ編みのアーガイル柄で5つダイヤもの、
いつも申し上げるように、「く」の字のくびれのところに配置される5つ目のダイヤの色が
最も目に入る大事なポイントになります。

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チャコール杢(くの字の位置のダイヤの色はブラック)、インディゴ杢(同ネイビー)、
マスタード杢(同ワイン)、ライトブラウン杢(同ブラウン)、オリーブ杢(同チャコール)。

②こちらはスーピマコットンの杢糸使い。1,512円(税込)
秋冬もコットンがいい、という方も多いので、春からの継続品番です。
やはりインターシャ編みアーガイル柄5ダイヤです。 

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ブラック杢(同ブラック)、グレー杢(同レッド)、ライトブラウン杢(同ブラウン)

③マーブルスラブ・リブ・コットン 1,296円(税込)
やや厚手のコットン物。アイリッシュツイードのような他色のネップ入りで、
楽しい色合いです。
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トゥのリンキングをセルビッチのようにアクセントカラーで仕上げてます。
サンダルでも履かなきゃ見えないところではありますが。
ブルーミックスとイエローミックス。


入荷速報。アイルランドのクッシェンデール、色の魔術師フィリップが提案するブランケットやスローは、色も品質も抜群なんだがサイズが大きい。「じゃあワン・サードone thirdにしちゃえば」というアイデアでこんな巻き物ができました。

ブランケットblanketはまあ毛布のことですが、
ひざ掛け大のものをスローthrow と呼びます。
投げるスローと同じ言葉なので、
きっとパッと膝に広げる姿が投網を打つ様子に似ているからじゃないでしょうか。

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アイルランド・キルケニー県の寒村グレイグナマナににある
クッシェンデールウールンミルズ。
古い修道院跡をそのまま使った小さなファクトリーは、
原毛から紡績染色機織り仕上げまでを一貫して行っています。
つまりウールの原毛が工場の入り口から入って、
出口からはブランケットが出てくる、
こんな一貫体制はアイルランドでももうここだけにしか残っていないだろうといわれています。
5代続いた家族経営のボスが我が良き友フィリップ・クッシェン。
去年家族で静岡に遊びに来てくれて、一緒に静岡名物のおでんを食べました。

すべての工程をこなす彼ですが、特にその色出しにはとても定評があります。
かっこつけて、色の魔術師、と呼んであげてます。

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そのスローやブランケットは質も色も大変良いのですが、問題はサイズ。
日本で売るにはどうにもこうにも、で悩んでいたのでした。
で、私、ひらめいたのです、
150㎝の織り幅に柄が6列とか9列とかの3の倍数でしょ、
だったらこれを3分の1にカットして50センチ幅の細長いサイズにしてみたらどう?
それだ、ワン・サード(3分の1)、グッドアイデアだよ、ヤヒロー(彼はヤイチローと言えず私をこう呼びます)。
ということで出来上がったのがこのシリーズ。

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二人の合作なので当店のラベルも付けてダブルネームにしました。

☆まず、多色の細い線が何本にも入ったきれいなストライプのラムズウールのスローを
ワン・サードにして、マフラーにしました。
もちろんストールにしてもスロー(ひざ掛け)にしてもいいです。
グレー系とレッド系。50x180cm。11,880円(税込)。

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☆次に、大きなヘリンボーン織のアイリッシュウール・ブランケットをワン・サードしました。
ボリューミーなのでマフラーはもちろん、ストール、ひざ掛けと重宝です。
何よりこの微妙なもやっとした色合いが気に入っています。
グレー系、ブラウン系、ミント系。50x180cm。11,880円(税込)。

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アクセサリーとしてもインテリアとしても、
つまり、部屋の外でも部屋の中でも、
どちらへも応用自在の一枚であります。


入荷速報。今年も到着、英国の革手袋といえばデンツ。今年は男女ともすっきりタイプです。

英国製の皮手袋といえばデンツです。

革手袋というのは、意外なほど男女での思いの違いが大きいものだと感じます。

メンズは、やはりスーツスタイルのときに合わせるシンプルなもの、というリクエストに集中するのに対し、
レディスは、ファッションアイテムという要素が強くて、バリエーションある品揃えが必要になります。

なので、デンツの場合にも、紹介する内容量はどうしてもレディスの方が多くなります。
決してメンズに力が入っていないというわけではないんですよ。

☆メンズ・James
おととし映画「007・スカイフォール」を記念して限定発売された「James」が復活です。
恐らく今年「007・スペクター」が間もなく公開になるからなんでしょう。

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革の素材はヘアシープ。最大の特徴は手の甲の3本線がないこと。
そして今年版はカシミアの裏地を付けました。
ブラックのみ、英国製、30,240円(税込)。

☆レディス・シルク張り

例年の定番です。鮮やかなシルクがアクセントに。
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左から順に、ブラック、ネイビー、モカ、コニャック。
裏に張ったシルクの色も忘れずにご確認ください。
ヘアシープ、英国製。24,840円(税込)

☆レディス・ラムズウール張り

これも毎年展開している定評のモノ。より暖を取りたい方にはこちらです。
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左・ブラック、右・ネイビー。
黒と紺はかなり色が近いのですが、
裏のウールの色が対照的に異なるので、
裏の色の好みで選ぶというのも一手かもしれません。
ヘアシープ、英国製。23,760円(税込)


入荷速報。ニットキャップは結局ここが一押しなんです。英ブラックシープから今年は全8色。

英国ブラックシープ社ののリブニットキャップ 4,320円(税込)

いろんなところからニットキャップの提案はありますが、
長く使ってもだれたりせずに、とても暖かくて、しかも手ごろな価格、と、
結局ここが毎年よく売れて、しかもリピータ需要も多い、安心のひと品です。
私も冬の朝の犬の散歩には必需品で、すでに3つ持ってます。

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ブラックシープという名は、ウェルシュマウンテンシープという、
剛毛の黒い羊のことで、
もともとはこの羊の毛を染めずにニット製品を作っていたのでこのブランド名となっています。

正午の位置のdark Greyと1時半のtwistの2色だけがそのブラックシープを使った色で、
他の6色は染色糸ですので厳密にはブラックシープとは言えませんが、
どちらも毛糸の風合いにはほとんど違いはありません。

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正午の位置から右回りに、Dark Grey、Twist、Raven Stone(紺色混)、Grey Twist、
6時の位置から、Navy、Denim Mix、Green、Charcoal。

全8色です。ただ、各色の在庫はそんなにないので色欠けの際はご容赦ください。

最初はちょっときついですが、このくらいのきつさがちょうどよくなってくるのです。
かぶりの深さは折り返し部分の量で調整してください。


入荷速報。英国スコットランドのペグBeggから今年もふんわりマフラーのStaffa到着。カシミア65%シルク35%で極薄、卵1個分の軽さ。全7色。

今年もスコットランドから届きました、
極薄よろけ織りのマフラー、ペグBeggのスタファStaffaです。
サイズは昨年と同じ、幅42㎝長さ200㎝。
はかりに載せたらジャスト50g。卵1個分です。

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男性は二つ折りにしてマフラーにする人がほとんどですが、
女性は折らずにスカーフとしても使えます。

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↑Stone(ベージュ)

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↑Dark Denim(インディゴブルー)

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↑Navy(濃紺)

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↑Granite(みかげ石=ライトグレー)

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↑Atlantic(ブルー)

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↑Powder Lemon(イエロー)

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↑Powder Blue(サックス)

ふんわり巻ける、持て余さずカバンやポケットにしまえる、春になっても使える、
と便利さとラグジュアリーさを兼ね備えた好品です。
29,160円(税込)

毎年言うのですが、Staffaはスコットランドの小さな島の名。
独特な柱状節理のカタマリは世にも不思議な光景で、
いつか行ってみたい秘境です。
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入荷速報。定番のホーズ(長靴下)、ハリソンから秋冬ウールものの追加生産が届きました。

ドレスの靴下は長いのに限る、という方針から、基本的にホーズをお勧めしているのが当店です。

☆まずは定番の無地リブ・クラシックリンキング。1,620円(税込)
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裏側にごろつきの出ないリンキングというのは従来は手作業でしかできなかったもので、
英国のP社などはそのハンドリンキングを売り物にしているところですが、、
ハリソンはそれを機械で実現することを果たしたことで、
千円台の価格を可能にしたものです。
これをクラシックリンキングと呼んでいます。

ごろつきのあるなしは上から触ってもらえばすぐにわかります。
ブラック、チャコール、ネイビー、ブラウン。

☆平編みは無地ライクな柄モノを毎シーズン少しずつ柄を変えて採用しています。
今年はヘリンボーン柄です。1,620円(税込)
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ふくらはぎ部分を太くした立体的な編立となっています。
リブの部分だけ強度維持のためナイロンスパン糸を使用していますが、
ウールほぼ100% です。
ブラック、チャコール、ネイビー。

自分自身、ドレスの靴下をすべてホーズに変えて良かったと思うことの最大の点は、
靴下がずり下がってないかといつも気にしてなきゃいけない、
いう思いから解放されたことでした。
これは、禁煙したら、いつも喫煙所はどこか、前に吸ってから何十分経っているか、と
もう考えなくてよくなった、というのにとても近いぐらいの喜びでした。