「バイブリーコート」のレディスは、メンズと同じデザインのものがほとんどですが、
これだけは女の子だけのアイテムです。
衿がタブカラーだったり、前立てが裾の方でぐぐっとカーブしていたり、と、
メンズシャツのディテールをふんだんに取り入れた長袖ワンピです。
ライオンとクラウンの柄が入ったオックスフォード地。
ブルーのみ。\19,950。
グレーの細ヘリンボーンは、ぐっと秋らしい印象。
\19,950。
どちらも正面から見ると、ちょっと長めの着丈ですが、
裾の形状はシャツテールで脇が短くなってます。
「バイブリー・コート」から、秋物がいろいろ入荷しました。
まずは、シャツからご紹介します。
オックスフォードのベースに、前身頃にのみブルーのジャカード織りの切替を差し込んでいます。
また、台衿の裏側と脇ピース(わざと大きめに…)には、ピンストライプの別布を配しています。
白ベースとブルーベースの2色展開ですが、
胸に差し込んでいるブルーの生地は同じ色なので、
強いコントラストが欲しければ白を、トーン・オン・トーンがよければブルーを、
という選択になるでしょう。
メンズのみ。\14,700。
この光沢ある生地は何、と下間氏に訊ねてしまいました。
100番手双糸のオックスフォードを洗いに掛けた、ということです。
台衿の裏側と脇ピースには白X紺の細かいハウンドツースを別布配置しています。
メンズのみ。白とブルーの2色。\14,700。
ビエラ素材ののタータンチェックBD。水洗い済みです。
前身頃に切替を入れていたり、
BDの衿釦だけクラウンマークが入っていたり、
アメカジ・ネルシャツとはちょっと違う工夫をしています。
台衿裏と脇ピースの別布はブルーのロイヤル・オックスを配置。
メンズ、レディスあり。\15,750。
先日、葛利毛織の社長から電話があって
「TBSの『官僚たちの夏』というドラマで、うちの工場がロケに使われたんですよ。
先週、放送になったんですけどね。
二日間大勢で撮影に入ったので、全然仕事になんなくて。ウチの孫が映りましたよ。
昭和30年代が舞台なんですが、その当時の織物工場の状況が残っているのは
尾州広しと言えども、もうウチしかないということで。
嬉しいやら…情けないやら…」
と、いつも元気な葛谷社長です。
さて、本題に入ります。
オーダースーツの価格は縫製工賃と生地代の二つの合算で決まります。
仕立ての工賃(スーツで\56,700~)はいつ頼んでも同じですが、
生地の方は買い方の工夫で価格を抑えることができます。
そこでこんな相談を葛利毛織さんに掛け合ってみました。
「8月の売れない時期なんで、倉庫で眠っている秋冬物の生地を静岡で放出しましょうよ」とお願いしたのです。もちろん快諾をいただきました。
日本の生地だけじゃ、と舶来問屋さんにも声を掛けたら「じゃ英国生地で、テイラー&ロッヂ、マーチンソンズ、スキャバルなどの在庫品を特別に提供しましょう」とこちらもOKでありました。
で、今回は、約80着分の服地生地が届きました。
ドーメルも2着分(アマデウス)だけ、特別価格で出します。
ジャケット生地も少しだけあります。
服地価格は葛利で\18,900から\36,750(super140’s)まで。
英国服地はほとんどが\29,400です。
通常時の30~50% OFFを目安に値付けしてますので、
お買い得感は感じていただけるでしょう。
期間は8月30日(月)までです。
ただ、服地は一着分ずつの入荷ですので、品切れ御免、です。
8月はます生地だけ押さえておいて、
涼しくなったら3週間の納期をご予定のうえお好きな時期にお作り下さい。
いつまで、という期限は特に設けません。
ただ仕入先から特別の好条件で提供してもらっているので、
生地代だけ先にご決済いただきますことをご了承下さい。
いいスーツは秋冬物でこそ作りたいよなぁ、と考えていた方、好機到来です。