ジャケット生地のお薦めモノです

英国・ハリソンズから待望の「ムーンビーム」のバンチが届きました。

Moonbeam super100’sラムズウールが75%にアンゴラ25%、という贅沢な組成で、全部で36柄。当然ですが、スコットランド製です。大人のジャケットして、強く薦めていきたいと思っています。

今までこの手の素材というのはイタリアものの独断場でして、価格もかなりのハイプライスなモノばかりだったので、「いいのは分かるけど、でも、目の保養、高嶺の花、だよね。」と、興味はありながらも諦めざるを得ない、という方も多くお見受けしてきました。

今度のコレなら手が届くでしょ、ということで、ジャケットで\99,750~となっています。


入荷速報。ハリス・ツイードを別注しました

Harris1開店20周年記念で、ハリスツイードを別注したのですが、7月末に上がるという予定が遅れに遅れて、ルイス島を出たよ、という知らせがあったのが今月初め、そしてようやく今朝店に届きました。ドーンと、その姿はマグロのようでした。

別注って言うけどなんかフツーの紺の無地じゃないの?、と思われるかもしれませんが、それが違うんです。ハリスの紺無地というのは結構明るくて、もっと濃い紺はできないのかなぁ、と常々思っていたので、今回は紺と黒を綾織りで交互に入れて織ってもらうようにしたのですね。
Harris2拡げた生地の上に従来バージョンの生地見本を載せてみました。左に乗せたのが紺無地で右が黒無地ですので、その違いがお分かりいただけることと思います。今年の20周年の隠しテーマ、ブラック&ネイビーの極みです。

クオリティもフツーのようでフツーでない。昨今のハリスツイードは目方が大体17オンスというのが通常なのですが、こいつはさらにちょっとヘビーに18オンスに上げてもらい、しかも昨今は150cmの全幅が主流のところをわざわざ75cmの半幅、つまり旧式織機での機織りをやってもらいました。

で、これで何着取れるのか、計ってみたところ、織りキズも結構あった都合でジャケットにして10着分しかありませんでした。今回は既製服は作り込まずすべて注文服で対応します。価格は\88,000~です。


入荷速報。エベレストのセーター、到着です(男女とも)

北海に浮かぶシェットランド島から、今年もエベレストのセーターが届きました。

メンズは従来通り(丸かVか、長袖か袖なしか)でそれほどの変化はないのですが、

レディスは新しいスタイルが2型ありまして、丸首の長袖セーターとVネックのベストがレディス専用モデルとなって新登場です。

あと、今年はマフラーも。はい、10色の色見本?と間違われそうですが、コレ、マフラーなんです。

価格は、全般に少し上がりました、すいません。

(なお、メンズのVネック長袖スタイルのみ入荷が遅れています。)


入荷速報。バイブリー・コートの新ブルゾン

Bibury1
素材は、チョークストライプのスーツ生地のように見えますが、これが実はウール・ジャージーなんです。ニットのようにふにゃ~っと伸びる素材なので、ここまでタイトなシルエットで作れる、ということなのですね。

それにしてもかなりの細身です。メンズものですがコレなら女の子だって着られますよ。

紺とチャコール、\29,400。