お知らせです。リンクルフリーフェア開催します。
リンクルフリー(形態安定加工)生地は2,200円off。5/15(金)~5/31(日)。
対象生地はこのとおり。
左半分の2列は、コットン100%。通常価格17,600円~20,900円(税込)。
右半分の2列は、ポリエステル混紡でクールマックスやソロテックス入の一群。18,700円~22,000円。
そこから2,200円offです。レディスも同様です。
一週間前になりましたので、今日からフライングで事前予約を受け付けます。
なお、一部既報でシャツジャケットも対象、とお知らせしましたが、シャツジャケットは対象外となります。訂正してお詫びいたします。
入荷速報。シャツの新着生地が届きました。夏です。
夏らしい生地が届きました。
☆ハイエンドなゾーン
※左列上⋯カリビアンコットンgoldの麻混無地6色。綿67%麻33%。
※左列中⋯伊トーマス・メイソン。100%リネンですが、防シワ加工を施しています。
※左列下⋯伊トーマス・メイソン。100%コットンのボイル無地。
※中列上⋯伊アルビニ。100%リネンの無地、今年は6色展開。
※中列下⋯スペイン・シドグラス。100%コットンのシアサッカー5種。
※右列上⋯スペイン・シドグラス。100%コットンのストライプ3種。
※右列下⋯リバティプリントのローン、100%コットン。
解説が付いてますので、そのままコビペします。
FM78317【GABRIELLA GISOU】1969年リバティ原画を現代的に再構築した、70年代⾵草原の花々が踊るボタニカルプリントです。
FM78318【JASVINDER】1860年代アーカイブ由来のペイズリーを祝祭感あふれる繊細な線画で再構築したプリントです。
FM78319【TROPICAL TOILE】音楽アイコンの多様性を称え、トワール調風景で性別を超えた自己表現が描かれています。
FM78320【SUMMERS IN THE SUN】60年代フラワーパワーとフェス文化を讃える、自由と喜びに満ちた大柄花柄です。
FM78321【TEDDY TARRANT】タトゥーフラッシュ着想の遊び⼼ある柄に、多彩でランダムなモチーフが散りばめられたデザインです。
FM78322【SERENITY】1965年アーカイブ由来の花柄で60年代の華やかさと静かな楽観性を表現したデザインです。
☆ミドルゾーン
※左列上⋯アメリカンコットンのシアサッカー
※左列下⋯200番手双糸ボイルのシアサッカーだそうです。
※中列上⋯綿100%の冷涼素材として人気のあるアイスコットン3色追加です。
※中列下⋯夏の洗えるウール100%。シャツジャケットにもお勧めです。
※右列⋯インディアン・マドラス4柄。
☆その他。正直よくわかりません。ファクトリーの説明をそのまま載せます。
※左上⋯綿100%。ガスボイル糸を用い織り上げたブロード。繊細なシャリ感と柔らかな透け感が特徴です。
※左下⋯綿100%。硫化染めバイオ加工のデニムやシャンブレー
※右上⋯【HybridFabric】ドライ感を表現した清涼素材で、接触冷感性に加え抗菌防臭性も備わっています。ポリエステル100%。
※右下⋯ 特殊多層構造で吸水速乾性に優れ、メッシュ構造が通気性と清涼感を高める高機能ジャージ素材。ポリエステル100%。
(いずれも私の方から勧めることはないでしょう、きっと。よくわかりません)
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おまけ情報。
次回シャツイベントはリンクルフリーフェア。
形態安定加工の生地に限り2,200円off。5/15(金)~5/31(日)。
詳しいご案内は改めて掲載します。
入荷速報。ヨネトミYonetomiのベーシックTシャツ、今年も入りました。Vネックもあります。
予定よりも少し遅れて本日到着です。
昨年8月に予約注文をいただいた方の分は確実に入荷いたしました。
店売り分として、若干数だけ在庫がありますので、ご案内します。
わかりやすくするために、なるべく簡単に書きます。
A. 半袖丸首。いつものやつです。8,250円。白と黒。サイズは1,2,3,の3サイズ。
(商品解説は昨年の記事を見てください)

B. 半袖Vネック。新作です。8,800円。白だけです。サイズは1,2,だけがあります。
写真のように、浅いVです。このVのところがきれいに決まるようにかなり努力したようです。
リブの素材もステッチの間隔も丸首とは異なっています。苦労したな、というのがわかります。
在庫はほんとにわずかしかないので、webShopにも載せません。
ご希望の方はまずお問い合わせください。
ニコラス・モスNicholas Mosse Pottery、予約会、今年もGW期に始めます。4/23(木)~5/11(月)。
数えてみたら33年の付き合いになります。最古参かつ唯一の日本取扱店となってしまいました。
開催期間は、4/23(木)から5/11(月)です。
まずはこの1月の展示会の様子からお届けします。

左はセールス担当のカレン。彼女の有能ぶりにずいぶん助けられています。
以下に新作を集めました。

昨年作った総合カタログは今年も有効です。昨年の受注会の記事の中で紹介していますのでご覧ください。
実際に皆さんがどんなものを注文しているのか、これも昨年入荷時に紹介していますので、見てみてください。2年おきぐらいに少しずつという方が多いんです。
もちろん、先方のサイトもわかりやすくて参考になります。
リピータの方や遠方の方ですと、メールでのご注文で済ませることもできます。
型と柄の(価格入り)対応表
JPY main order form 2026 Jack Nozawaya
Lawnのレンジだけは別表
JPY Lawn order form 2026 Jack Nozawaya
各型のサイズと価格表
JPY Price+Size 2026 Jack Nozawaya
これで受注も承ります。EXcel 版も用意がありますのでご希望に応じてお送りします。
もう一度、期間です。4/23(木)から5/11(月)まで。納品は6月上旬です。
カスタードカップ(4,510yen)ひとつでも承ります。33年目の今年もどうぞよろしく。
出来上がり紹介。2025.09.-10.仕上がり分
2025年、秋冬になりました。
仕上がり順に紹介します。

静岡市Hさん。Ⅰ型(いちがた)でフラノのネイビーブレザーを、というご注文。葛利のブリティッシュフランネルを使いました。
Ⅰ型はもう死語かな。VANの業界では、アメリカンをⅠ型、ブリティシュをⅡ型、と呼んだものです。
ブルックス・ブラザースの「ナンバーワン・モデル」をそのまま日本語にしたものでしょう。
写真のようなディテールですが、大きな特徴としては、脇のダーツがない寸胴モデル、そして後ろ姿がフックベント、であります。
私より2つ年上のHさん、40年前に当社「ケントノザワヤ」で買ったⅠ型のブレザー、人生最後のオーダーはこれ、と決めていらしたようです。次は、最後から二番目のオーダーで今度は夏のトロピカルでいかがてしょうか。

静岡市Uさん。こちらは葛利のカシミアタッチのフラノを使い那須夢工房で仕立てたスーツです。
このフラノ、グレー杢(メランジ)の色合いがほんとにいいです。英Foxのフラノの色合いを彷彿とさせるほどのミネラル感を感じさせてくれる絶妙のメランジです。
静岡市Aさんは、一度に一気に複数枚のオーダーをされます。同じ生地で長袖と半袖、とか。
簡単なように思われがちですが、実は一番間違えやすいご注文でして、ダブルチェック、トリプルチェクが求められます。併せて、今回は裾出しのリバディプリントもあって、8枚口になりました。
静岡県中部Mさん。叔父様からの注文靴のプレゼントです。一番スタンダードな一文字(キャップトゥ)。
紗乃織の蝋引き紐をこれから通すので、紐を通さないでの納品です。

静岡市Mさん。右、伊カンクリーニのブルー刷毛目ホリゾンタルカッタウェイ。左もカンクリーニのライトグレー無地ですが、衿型がちょっと変わっていて、スキッパースタイルでワンピースのボタンダウン。だから、衿と台衿がひとつのパーツ(=ワンピース)でしかも台衿ボタンがありません(=スキッパー)。
東京都Iさん、レディスです。常連さんなので近頃はメールでのご注文です。新柄のリバティプリントをスタンドカラーで。

藤枝市Kさん。廃番のため値下げになった英W.Billのフェニックスを使って明るめ紺で2インチ格子のジャケットをご注文。併せて濃紺無地のトラウザーズは、伊カノニコのライトウェイトのキャバーリーツイル(コバート)を使いました。乗馬パンツのようなコットンタッチのウール100%です。
東京都Mさん。偶然にも同じ日にKさんと同じ生地がカブりました。フェニックスです。
KさんとMさんですと、お住まいもお仕事も異なるので、出会う機会は99%ないと踏んで、この生地をオススメしました。

焼津市Iさん。私のお気に入りのハリスツイードの色柄がなんと廃番扱いでバラケ入りしたのでここで紹介した記事にいち早く反応してくれたのがIさんでした。クロとグレーの細かい格子柄でして、よーく見ると緑系の色が混ざっているいい色合いです。無地でもヘリンボーンでも大柄チェックでもない、でも、とっても合わせやすいハリスツイードです。
静岡市Tさん。医療関係の表彰を受けることになり、また、娘さんの婚礼が決まったことをきっかけに、スーツをご新調いただくことになりました。
英ハリソンズのプレミア・クリュPremireCruをお勧めしました。super120+cashmereのしなやかな生地です。秋冬素材に属しますが、実際には3.5シーズン対応可能です。色はやや明るめの紺の無地。厳粛な祝祭時には適してますね。
同時にモーニングに対応するグレーのベストもご注文いただきました。
え、モーニング本体は、というと、お父様の形見のモーニングを大直ししてお使いいただくことになりました。私も娘の婚礼には父が着ていたモーニングを着ました。おんなじですね。
次は、静岡市Iさん、レディスのスーツです。
レディスは男の私には採寸がとても難しく、また、それ用のゲージサンプルも作っていないことから、レディスのスーツの注文には、アルデックスから専門のフィッターとゲージサンプル数着を手配するのですが、今回は、Iさんと私で静岡から豊橋のファクトリーまで赴き、採寸と工場見学を実施しました。
既製服ではサイズ合わせが難しいIさんですので、スーツを作りたい、というお話を頂戴して、一年越しでようやく実現した一着です。生地は葛利のナチュラルストレッチ毛100%・チャコール、これは当店でもかなりの着数を売っているロングセラーです。

富士市のIさん。廃番でバラケに入っていたハリスツイード、グリーンを主体にしたカントリータッチのヘリンボーンです。パッチ&フラップの脇ポケットがツイードには合いますね。
豊橋市Aさん。キャンペーンを仕掛けた英フェニックスのブルー系生地(私とお揃い)のジャケットに
伊カノニコのライトなキャバリーツイル(covert)のネイビー杢を併せてのご注文。
スラントのチェンジポケットやアウト2タックあたりは、Aさんのアイコン的なディテールです。

磐田市Nさん。レディスのダッフルコートです。グローヴァオールの英国コレクションの中から選びました。キャメル色のとても軽い生地です。欧州サイズが適しているNさんですので、ご要望にお応えできてよかったです。
さて、まだまだ続きますが、一旦このあたりで。
糸偏雑筆【8】前後左右の話 (2026年4月16日)
今回は服の前後左右の話。
まず、前後のこと。ガンジーセーターという英国の漁師が着ているセーターがありまして、このセーターは前と後ろが全く同じ作りでどちらで着てもいいという珍しい服です。
着てみると、首周りが独特の形状になるし、肩線がおかしな位置に来るし、慣れないうちは少し違和感を感じます。それがこのセーターの味なのだと捉えていただければいいのでこのセーターに文句をつけるつもりはありませんが、まあ、そのくらい、人間の前と後ろはその作りが違うので、ほとんどの服には前と後ろがあります。原始時代の貫頭衣にも前後ろはありますし、前後ろ同じ服というのはガンジーの他にはポンチョぐらいかな、と思います。「うしろまえ」つまり前と後ろを逆にして着ることをいいますが、うっかり間違えやすいのが、タートルネックのセーターです。首の縫い目は必ず左側に来ると覚えておけば間違えることはありません。なぜ左側なのか。
で、ここから左右の話になります。鉄則があります。戦いのとき剣を持つのは右手ですから、剣を振るって邪魔になるものは全部左側に配置します。帽子の羽飾り、上着の胸ポケット、衿のフラワーホール、腕時計や指輪。剣の鞘(さや)からタートルネックの縫い目まですべて左側です。逆に右側にあるものは利き腕である右手で使うものです。上着のチェンジポケット(脇ポケの上に付く小さなポケット)は小銭(=change)入れ、トラウザーズのウォッチポケットは懐中時計入れです。忍びポケットってわかりますか、右のポケットの中に更に小さいポケットがあるでしょ、あれを忍びポケットと言って、コインやキップ、指輪、錠剤など小さいものをしまいます。余談ですが、ジーンズの基本スタイルをファイブポケットと呼びますが、その5番目のポケット、右にある四角い小さなポケットですね、これは忍びポケットが変化したものです。
合わせについて。ダッフルコートやPコート(正しくはリーファージャケット)は左右どっちの合わせでもできるようになっていて、これは海上の風向きに対応するためだと言われています。これは例外でして、ボタンは右手で留めますから、服の原則は右にボタン、左にボタン穴、つまり右が下で左が上になります。これを右前(みぎまえ)と呼びます。え、反対じゃないの、だって左のほうが前側にあるよ、って思っちゃいますよね。これ、特に和服の着方で混同しがちです。左前は死装束、タブーですから。ここはしっかり覚えてください、
ここでいう「前」というのは「先」という意味です。青森の弘前は「ひろさき」といいますね、あれです。だから右前というのは「右が先」(つまり右が下側)ということなんです。つまり、服は、洋服も和服も右前なんです。
さて、最大の謎は、レディスです。洋装のレディスだけは左前なんです。おんな合わせ、と言われます。不便なのになぜなんでしょう。これには諸説ありまして、最も有力なのは、その昔高貴な御婦人は服をメイドに着せてもらうので、メイドがボタンをはめやすいように合わせを逆にした、という説。他にも、女性に武器を持たせないため、とか、男が間違って女の服を着ないように、とか、なんだかジェンダーレスの今の時代にはそぐわない話ばかりです。決して女合わせを否定はしません、女らしい服というのも必要ですし、それには女合わせのほうがふさわしいでしょう。でも、今となっては、どっちでもいい、というぐらい、ゆるーい慣習、だと捉えておけばいいんじゃないかと思います。女が男の服を着てもいいように、男が女の服を着たっていい、だから合わせだってどっちでもいいんです。
私が50年ほど前に買って今でも大事に着ている米製(Eddie Bauer)のマウンテンパーカーがあります。
これ、前立のスナップボタンは男合わせ(右前。オスが左でメスが右)なのに、内側のジッパーは女合わせ(オスが右でメスが左)なんです。だからジッパーがはめにくい。ずっと不思議に思っていたんですが、今頃になってやっとその理由がわかりました。アウトドアの危険な場面では、左右どちらの手しか使えない時がある。そんなときでもコートの前を閉じられるようにあえてこのような仕様にしたのではないでしょうか。
今回の話はここらへんで締めます。実は、左右の違いは、格の優劣の話につながって、これが東洋と西洋では反対だったり、上手(かみて)下手(しもて)だとか、お雛様の並べ方とか、婚礼の席次だとか、色んな話に発展するのですが、興味のある方は調べてみてください。糸偏の者の話としてはこのあたりで失礼いたします。(弥)
※「糸偏雑筆」バックナンバーを「倶樂部余話」の方に格納しました。読み直したいときにはこちらでご覧になれます。



