ナイジェル・ケーボン、ホスピタル・ジャケット。47,520円(税込)。
直訳すると、病院上着。
入院中の傷病兵が一時外出の際に貸与されるジャケットで、
1910年代のビンテージウェアをベースにしています。
いわく、もともとのオリジナルもやはり明るいブルーで、
これには、傷ついた軍人だと周囲に判らせて市民がサポートしてあげるため、という説と、
目立たせることで軍からの脱走を防ぐため、という説があるそうです。
仕立てはいまどきのジャケットと比べるとゆったりとしたつくりで、
これは傷病に負担をかけずに羽織れるようにしてあるためであり、
同じ理由で、裏地も全く付いていません。
素材。100年前のオリジナル物は、リサイクルウールを使った
ぼそぼそごわごわの粗末な素材でしかもかなり重たいモノしたが、
それでは現代に通用しないので、
英国羊毛をもとに軽くて丈夫な素材を一から作ってあてがいました。
オリジナルに近い明るいブルーと、無難なネイビーの2色を用意しました。