出来上がり紹介! 2026.05.~08. 夏だって仕事してるんです。

今回でようやくリアルタイムに追いつきます。

5月の末には、GWで受注したニコラス・モスの陶器が届きました。


こんな感じでnewspaperなどに包まれて入ってきますので、
一つ一つ中を確認するのが大変です。

 
多すぎてすべてを載せていません。Lawnシリーズなどバラエティ豊かなご注文、
テディベアの限定柄で、フォトフレームと電気スタンドのご注文、
羊など動物柄で電気スタンドやボウル、カップをまとめられた注文、
など、特徴的なものだけを載せました。
次回のオーダー会はクリスマスに合わせて11月に開催の予定です。
我が国でニコラス・モスを恒常的に扱う唯一の店が当店です。ぜひご予定ください。

 

これは何かというと、ブレイシス、わかり易い言葉でサスペンダーです。

英国アルバート・サーストンの受注会が東京某社であり、
このウールフェルトの注文を顧客2名から頂戴しました。その一部が届きました。
それなりの値段ですが、面白い現象が起きまして、現地の先方サイトで買うよりも
日本で買うほうが安くなるという逆転現象が発生しました。
発注時と納品時で、価格の値上がりと急激な円安という変化があって起きたものです。
代理店さん経由の品だったから良かったものの、直輸入でこういう事が起きたら笑い話ではすみません。
こわいこわい。



Iさんからはベスト単品のご注文。スーツ、ジャケットの中に着たいということで、
カノニコの夏物防水ストレッチのマイクロ千鳥のチャコールをチョイスしました。
あ、前開きのこういうベストは正式にはウェストコートと言います。
で、残布が出たので、お揃いで帽子も作っちゃいました。

6枚ハギのキャップ。夏らしく通気性の良いメッシュの裏地です。
さらに、これに気を良くしたIさん、ずっと昔に作ったジャケットの残布を持ち込まれて
もう一着ウェストコートのご注文です。

懐かしい生地です。リネンツイード、私がアイルランドのジョン・ハンリーのミルで直接買い付けてきたもの。
20年以上前です。
これは白Tシャツなどの上に単品で着ることになるので、背中も共布で仕立てて、尾錠も付けました。

今シーズンの新しい生地、英ハリソンズのスプリング・ラムで作ったYさんのスーツです。
強撚糸でカッチリと織られていて、硬くて重たいのに抜群な通気性がある、という素材。
夏物なのにspringなんて変だな、と思ってハリソンズのサイトを見てみたら、
このスプリングはバネのことらしい。バネのように弾む素晴らしい弾力性を表現しているそうな。
ちなみに原料は最古の英国原種羊といわれるチェビオット種。そりゃ弾むわけだわ。
興味のある方、ここにspring ramの動画がありますので、ご覧ください。

Yさんからは同時にトラウザーズ単品のご注文も頂戴しました。
ちょうど私がその時履いていた生地を見て、それとおんなじで、ということで、
困ったときのフロンティア、無地のように細かいピンヘッドのチャコールです。
30周年記念ラベルが付きました。


そう、このフロンティアでのスーツのご注文もあります。

これも無地のようなピンヘッドで上記のYさんトラウザーズの色違いでブルーグレーです。

トラウザーズ単品のご注文を続けます。Sさんから2本のオーダー。
先述のIさんと同じ伊カノニコの夏物防水ストレッチの生地です。

アウトの1タックで、通気性も考えて、風通しのいいように少しゆったり目に作ってます。
納品直後にすぐに連絡があり、とても気に入ったので、同じものをあと2本作ってください、
とのご注文。夏物なので在庫が心配でしたが幸い確保できたので、ただいま制作中で10月に仕上がります。

さて次の4つはこの春夏期から始まった新型シャツジャケット。シャツファクトリーで作るジャケットで、
シャツ代金に26,000円追加するだけで作れるのです。

 
Oさん、ハードマンのリネン素材でシアサッカーのストライプです。
こういう生地はどうしても汗汚れがあって黄ばんだりして、意外に長持ちしないのが常ですが、
これはシャツ素材だし、水洗いもできるので、そういう心配がありません。
袖裏もないので、中に半袖のカットソーやニットを着ても
ジャケットの袖裏が素肌の腕にべったりくることはありません。


Kさん、こちらは同じシアサッカーでも、コットンの紺無地。無地のサッカーという大穴的な生地チョイスです。

お腹の大きなIさんのシャツジャケット、フィッティングが大変でした。
というのも、シャツファクトリーで作るので、肩幅、胸囲、胴回り、のヨコの寸法はいじれなくて、
着丈、袖丈、というタテの寸法だけがいじれる、という制約。
腕の見せ所でしたが、いかがですか、うまくできてるでしょ。あ、これも紺無地コットンサッカーです。



シャツの生地の中にはテックウールと言って、シワにならずに通気性抜群のウール素材があるんです。
その紺無地を使ってシャツジャケットを作れば、いい意味で季節関係なく、一年中羽織れる簡単な羽織で出来上がります。福井県に引っ越した古い顧客Hさんのご注文です。

 

仕様変更で大リニュアルの「靴を作ろう!!」キャンペーン。事実上2年振りの靴イベントです。
以下に紹介するのは、すべて新仕様、通称「SQ化」した靴であります。
ま、見ただけじゃ何が変わったのかはわかんないんですけどね。
 
これはサンプル代わりに最初に作った私のサイドゴアブーツ。新型SQ ラストです。
前にもいいましたが、サイドゴアブーツは、キング・オブ・シューズ、というのが私の持論です。

 
同時に作った、こちらは新MDラストのチロリアン。今まで不可だった乗せ甲が可能になってくるぶしラインも下がったので、格段に履きやすくなりました。
ホワイトソールで、レッドウィングとかダナーとか、安藤製靴とか、そんな感じで、オールデン一辺倒だった従前のMDのイメージとは変わりましたね。



Hさん、竪琴型の甲のステッチが特徴的なアデレードスタイルのセミブローグ。SQ化した新ESラスト、色はネイビーです。

Iさん、女性からのオーダー。23E。タッセルスリッポン、色はグリーンです。
SQ化で、くるぶしを当たらないように下げて、かかとに床革を仕込んだことから、
かかとの細い女性にも対応しやすくなりました。
細かいところですが、タッセルも以前よりも細長くて格段にかっこよくなりました。

Tさん、6つ穴Vチップは、どオールデンという感じの王道スタイルです。


Iさん、宮城興業のサイトにサンプルとして載っていた画像から、これズバリで、というご注文。
型押しのムラ染めの革、ビブラムのブラックソール、ストームウェルトのダブル巻き、はすべて有料オプションです。


Nさん、廃番になったCS品番を彷彿させるシンプルな3つ穴のプレーントゥ。27.5-3Eなので長く見えます。
バーガンディの色合いが、赤みが弱まりました。

最後はシャツ。エコノミーのイベントの前に受けた分です。


テックウールのシャツの白です。Yさん、前回気に入って2枚目です。
この素材の色違いの紺でシャツジャケットを作った方がいましたね。
色が違うとずいぶんイメージが変わります。


Aさん、6つの色柄で、それぞれ長袖と半袖、のご注文でした。

Mさん、白3枚はカリビアンコットンシルバー100/2G。
手前は、リンクルフリーフェアに絡めてストライプ生地をチョイス。

さあ、ここまでで、なんとか追いつきました。
お次は、シャツのエコノミーがドカンと届きます。