ネクタイを冬から春に入れ替えました。
いつものように、ロンドンの古い郵便局で使っていた
アンティークのデスクに並べました。
上段は、右側がフレスコ織り。ガーゼのような編地の素材です。
左側は、ローシルク。節くれだった野趣あるシルクで、
麻っぽい感触があります。
素材感で季節を演出する、というシリーズです。
下段は、いつものセブン・スレッド(7本撚り)のシルクジャカード。
英国の古い織機でゆっくりと織られたドレイクスならではの生地です。
春夏物ですが、今年も去年同様に5月になると、
タイの売れ行きがぱったりと止まってしまうことが大いに予想できるので、
あまり夏っぽい明るい配色は少なくなっています。
どちらかというと、通年物のようなベース色の中に、
ちょっと春っぽい要素を差し込んでいる、というような、
おとなしめの色合いが多いです。
ベージュ、カーキグリーンなどが新しい傾向として増えています。
ご覧のドレイクスのタイ幅はどれも85ミリ、価格12,600円です。