入荷速報。モネを巻く人。リズ・クリスティのモネのスカーフ、追加入荷が到着しました。

モネを巻く人、2021年の当店の展開商品一覧です。

同じ経(たて)糸のスカーフを上下に並べました。ね、経糸が同じでしょ。
経糸が同じでも緯(よこ)糸によって随分表情が異なりまして、ここがリズの感覚のすごいところ。
サイズは幅34cm x 長さ180cm (+フリンジ8cm x 2)。価格20,350円(税込)。

今年は商品紹介を先にしましょう。一枚づつ紹介します。

☆WL105…経糸「睡蓮」Waterlillies x 緯糸「ラベンター・ドリーム(つるバラの一種)」Lavender Dreams

☆WL106…経糸「睡蓮」Waterlillies x 緯糸「夏の夜空の群青色」Lazuli

☆JB202※経糸「日本の橋」Japanese Bridge x 緯糸「ボヘミアンオーキッド(蘭の一種)」Bohemian Orchid

☆JB204※経糸「日本の橋」Japanese Bridge x 緯糸「橙色のカボチャ」(Pumpkin Orange)

 

☆VC302※経糸「クルーズ川の渓谷」(Valley of the Cruese) x 緯糸「謝肉祭のパレード (Mardigras)」



☆VC303※経糸「クルーズ川の渓谷」(Valley of the Cruese) x 緯糸「Skye(スコットランド・スカイ島)」






昨年からスカーフ一枚一枚に個別の商品解説を布にプリントして付けました。
これ結構グッドアイデアだと自負してます。付けるのはちょっと大変なんですけれど。
ギフトにも使いよくなりました。

あ、リズは、私の手織りスカーフはモネだけじゃないのよ、ということで、
コットンを使ったバードbird鳥のシリーズもあります。これはメンズでもOKですね。

どのスカーフもwebShopからお求めになれます。
(リアルな在庫状況はWebShop内にてご確認ください)

昨年からリズのモネスカーフは高知のモネの庭でも販売をしています。
で、偶然でしょうか、先週9/26のTV番組「情熱大陸」で、このモネの庭の庭師・川上さんが紹介されました。
見逃し配信もできるみたいです。素晴らしい庭ですのでぜひ。

さて、以下は例年と同じ解説になります。
リズ・クリスティLiz Christy とは20年来の付き合いになります。

毎年1月、ダブリンのトレードショーでの2ショットはもう恒例、
直近は2020年、夫婦で行ったので3ショットです。

手染めで手織りのスカーフは世界に数多(あまた)ありますが、
リズの特徴は絵画のイメージを取り入れているところ。

大好きなモネの絵画からインスパイアされたカラーリングを綿100%の経糸(たていと)で表現して、
写真のように手織り機に組み込みます。スカーフの両端に出るフリンジに現れているのがこの経糸ですね。
リズはモネの絵画22種からインスパイアされたカラーリングのレシピを持っていて、
現在は長年人気の高い10種の絵画のカラーリングを数十メートルの単位で巻き付けて常備しています。


緯糸(よこいと)はブークレ(糸の輪)のあるウールの糸を、リズが自分で多色染めをします。
同系色だけで染めることもあれば、写真のようにコントラストの強い数色を染め分けることもあります。色のコントラストが強いほどスカーフはストライプ感が出てきます。
この緯糸の染色はとても少ない単位で頻繁に実施していて、もうリズの気分次第、という天性の感覚でイメージされていきますので、まさに無限の種類が出来上がります。
染め上がった緯糸は大きなリングに巻き取って、手織り機にセットされ、
ゆっくりゆっくりと手織りが始まります。

このように、リズのスカーフは、モネの経糸(綿100%)と手染めの緯糸(毛100%)の組み合わせで表現されます。