出来上がり紹介。イベント絡みでシャツがいろいろ仕上がりました。

男の七分袖って、どうなのよ、って声がありますし、
私自身も一枚作ったところ家族に、なんだか女みたい、と言われたりしまして、
どうも人にすすめるのを躊躇していたんですが、
果敢にもKさんが挑戦しまして、それが左の白シャツです。
で、家族の評判は?、と聞いたところ、それが全然気が付いてくれなくて、普通に腕まくりしているみたいに見えるのかな、というお答え。
でも半袖よりもずっと着心地がいい、という感想から、気を良くしてもう一枚追加オーダー、それが右のブルーのチェック。
リンクルフリー、つまりノーアイロンのイージケア素材です。


Sさんは初めてのオーダーで、オックスフォードのいい生地が欲しいとのご要望。
定番のカリビアンコットンのドレス向きオックス、ライトグレーをおすすめしました。左です。
もう一枚は、麻のシャツを、ということで、ハードマンのリネン100%、インディゴ色をチョイスです。
初めてマスクのオプションを頂戴しました。生地はもちろんボタンもシャツとお揃いです。


レディスでIさんからのご注文。
リバティプリントは、ロンドンの近衛兵の楽隊です。
右のピンクのシャツは、実はこのブログの別の女性の出来上がり紹介記事を見て、これいい、と思ってくれてご注文いただきました。
カリビアンコットンのシャドゥドビー・ブロックチェックです。


細身で長身のOさんは既製のシャツではなかなかサイズが合いません。
だからこういう普通のシャツが必要になります。
左、ライトグレーのピンヘッド。一番人気のNEWセミワイドの衿型。
右はネイビー糸使いのオックスフォード。ロングセラーのBDカラー。
この二枚、よーく見ると、第一ボタンの位置が1cm違っているのがお分かりになりますか。
衿型によって開き方が異なるので、ボタン位置もそれに応じて変えているのです。オーダーシャツならでは細かい作業です。

みなさま、ご用命いただき、ありがとうございました。


イベント案内。「シャツを作ろう!~エコノミーサービス」。(詳細版です) 年に一度の好評催事が今年も。8/7(金)~24(月)。オーダーシャツの楽しみをぜひご体験ください。

今年もやります。

生地が揃いましたので、画像を追加して、最終のご案内です。

2枚で16,600円、例年よりも一週間遅らせ、
8/7(金)~24(月)の週末3回を含む2週強です。
いつも、の方も、やってみよう、の方も、ぜひご予定ください。

こんな生地が入りました。300枚あります。予習してください。

ストライプの一群(ブルー系を除く)


チェックの一群。クールビズっぽいもの、と、オフタイムっぽいもの、に分けて撮りました。


人気の高い、ブルー系の生地だけを抽出して集めました。


無地っぽいもの。ただし白系とブルー系を除いてます。


白ばっかり、約100枚。写真じゃわかんないでしょうが、
無地っぽ、ドビーストライプ、ヘリンボーンストライプ、ドビーチェック、
に分けてあります。楽しんで悩んでください。


もう何を選んだらいいのかわかんないよ、という方には、
ファクトリー在庫のこちらのスワッチからも選べます。

 


今週の出来上がり。夏らしいシャツ色々とトラウザーズ。

今週の出来上がり紹介です。


左は、レディス。伊モンティのリネンで、パステルグリーン。
ラウンド衿のクレリックです。クレリックの素材は、こちらで指定せずにファクトリーおまかせにしましたが、これが奏功しまして、
いい感じのリネン素材の白を付けてくれました。
Kさんの注文はレディスにもかかわらず、いつも胸ポケット付きですね。

右二枚はIさんからの注文ですが、二枚の趣きが全く違います。
白は、リンクルフリー(ノーアイロン)の無地で一番ポピュラーはNewセミワイドの衿。
ポケットの下に数字3つのネームがアイボリー糸で入っていますね。

黄色の方は、細かいギンガムチェックで、フィナモレ調のナポリカッタウェイの衿。数字のネームはポケット下に同色で、更にポケットには赤いバラの刺繍。カフスもミラノ調ダブルカフス。色付きのボタン、と、オプションフォアらしく遊びまくってます。


左2枚は、スイスはスポリー社のアイスコットン。ひんやり触感がウリのガーゼっぽい夏素材です。ふんわりソフトなタッチのシャツが好みのIさんらしい選択です。

右は、レディス。Oさんは華奢な女性ですが、メンズっぽい素材が好みのようです。伊モンティのシアサッカー素材。マリンな配色ですね。こういう素材には、表前立てが似合います。


ウールトラウザーズ、色違いで3本まとめてのご注文。
葛利毛織のトラウザーズ向き素材で、毛100% ですが、ヨコ方向にナチュラルストレッチが施されています。
通称トロ、いわゆるトロピカルで、杢のグレー。ミディアム、ダーク、チャコール、の3色揃い踏みですが、どれも少し青みを帯びた、夏物らしい杢色です。
Yさんからのご用命で、仕立てはアルデックス。組下は外注に出す縫製工場が多い中、ここは数年前に内製化に戻しています。臨機応変な対応が可能になっています。ステイループ、Vスリット、など細かいディテール指示にも対応しています。
トラウザーズ単品のオーダーは、要尺を食うので少し割高感があるのは否めませんが、クセ取りなどはやはりオーダーならではのアドバンテージがありますね。

 

皆様、ご注文ありがとうございました。末永くご愛用ください。


今週の出来上がり。フォーマル、ジャケット、綿パン、リネンシャツ。

今週の出来上がりです。


Kさんから略礼服のご注文です。
葛利毛織のカシミア混ウールのフォーマル用の素材で、
秋から春まで、無理すれば夏でも、と、一番使える生地。
もう何人の人に勧めたことか、もちろん自分の礼服もこの生地で作ってます。
ピークドラペル、1つボタン、ノーベントの、礼服のルールを踏まえ、
祝儀のときには華やかさが出せるように、拝み合わせができるような仕様にしました。


寒い春や暑い秋にも、使い勝手の良いジャケットを、というYさんのご要望に、
提案したのは、スーツ生地を使ってジャケットを作るというアイデア。
というのは、ジャケット生地というのは、季節感を強調するものが多く、
春はより春らしく、秋はより秋らしく、となりがちで、
寒い春や暑い秋、という要望に合致しにくくなるからなんです。
で、英ハリソンズのカシミア混super100’s(330g)のPremierCruからジャケットにも向く色柄をチョイスしました。


女性のJさんですが、いつもメンズ仕立てのリネンの白シャツをオーダーされます。
ハードマンのリネン100%で、今回は2つボタンで衿越しの高いスタンドカラー、という初めての衿型に挑戦です。


綿パンのオーダーもメンズ仕立てですが、女性のCさんからのご注文。
伊Mianiのストレッチコットンで、膝裏を付けず、裾もミシンの三ツ巻にして、
水洗いのできる仕様にしました。レディスらしく、尻ポケットなし、です。
色違いで2本。何色、と言いにくい色ですが、あえて言うと、
右が薄キャメル、左は利休鼠、とオーダーシートに書き留めました。
利休色は、英語ならライトグレーベージュでしょうか。
そう、城ヶ島の雨の利休鼠ですね。城ヶ島は中学の遠足で行った懐かしい場所。北原白秋は、私の高校の校歌も作詞してます。
蛇足でした。

ご注文ありがとうございます。
どうぞご愛用ください。


イベント、緊急開催です。シャツを作ろう‼~選べる特典。2,000円off! か オプション3つ無料!。今回はすべてのシャツが対象、7月31日まで。

今日いきなり知らされた緊急イベントです。

ご想像のとおり、コロナ禍対策です。
3月のいい生地だけ3,000円offフェアも5月のオプションフェアも、
全国的にコロナ禍で振るわなかったはずなので、
挽回策として、ファクトリーが急遽企画したようです。

選べる特典。次のどちらか、お客様に有利な方を適用します。併用はできません。

★2,000円off!!…何だ3000円じゃないの、と思わないでください。3,000円引きのときは原則15,000円以上の生地だけでしたが、今回はすべての生地が対象です。
中国生産の9,000円も、レディス定番の13,000円も、そしてオーバーシャツ11,000円~も、すべて2,000円offとなります。

★有料オプション3つを無料に!!…5月のフェアと同じ内容です。オプションの一覧はこちらをご参照ください。今回からはオーバーシャツも対象となりました。ポケットたくさん付けてもタダです。

実施期間は、今日(6/18(金))から7月31日(金)までのロングラン。

いつも言うことですが、オーダーシャツは、こういう背中を押してくれる機会に乗ってみよう、という前向きな姿勢が悪くないと思ってます。
そういう機会があると、じゃ何作ろうかな、って、思いが拡がって、それが想像力を膨らませます。
個人的には、12,000円ぐらいの予算で、シァサッカーのギンガムチェックでプルオーバーのシャツでも作ろうかな、って考えてます。

準備の都合上、なるべくなら事前にご来店のご連絡を頂戴してからお越しいただけるとありがたいです。


出来上がり紹介。レディスのオーダーシャツ&ニコラス・モスの陶器。

レディスのオーダーシャツ、仕上がりが一枚。

タテ糸にsuper120’sガス焼き双糸のカリビアンコットンを、
ヨコ糸に細番手リネンを通した、夏向きのブルー・ギンガムです。
ショートラウンドのクレリック、女性らしく花模様の白いボタンを施しました。
レディス物にしては珍しく胸ポケット付きですが、この胸ポケットがすこぶる便利なんだそうで、静岡市のK女史のご注文はいつもポケット付です。


さて、アイルランドからニコラス・モスの陶器が届きまして、
3月に皆様から頂いたご注文を仕分けて、遠くの方にはお送りいたしました。
茨城県のKさんは、昨年度わざわざご家族で静岡までお越しいただいて悩みながらのご注文でしたが、今年は時節柄メールでの発注となりました。
無事届きました、のご連絡とともに、嬉しくて並べちゃいました、と、写真を送ってくれました。

ありがとうございました。

どうぞ末永くご愛用くださいませ。