入荷速報。アイルランドのジミー・ホリハンJimmy Hourihanといえばケープで知られていますが、こういうメンズのツイードベストもやってるんですよ。

今年の一月、ダブリンでジミーに会った時のこと、
「なぁジャック(私はアイルランドではジャックと呼ばれることが多い)、君の店はメンズが多いんだろ。こういうの、うちはずっとやってんだけど、忘れてないかい」
と言いながら、見せられたのがツイードのベストです。

よーく見ると変なつくりで、継ぎ目が肩線しかない、
前から後ろまで一枚だけでできています。
それゆえに裏地を付けてないのか、と納得。

なのでシルエットも、ドカンとした寸胴型で、
Sサイズという表示なのに、胸囲と胴回りの仕上がり寸法が110㎝もあります。
だから、フリーサイズという感じです。

ドネガルツイードのヘリンボーン織りで、
オリーブ、ブラウングレー、ダークグレー、の3色。
25,000円(税別)。

で、も一つ、衿付きのベストも。
この独特なカタチ、実はアラン諸島の民族衣装がルーツになった、アランベストです。

ブラックツイード。35,000円(税別)。

入荷速報。オックスフォード・ブルーOxford Blue、その4はレディスです。

その4はレディスを特集。

☆Ladies New England Jacket 21,000円(税別)
catalogue3newengback
ポリエステル100%のAラインコート。
バックの裾ギャザーもうまいです。
英国では通年のモデルですが、でもちゃんとチェックの裏が付いているので、
ぺらっべらの感じにはなっていません。
フードは取り外せます。
ワックスコットンではなくポリエステルで手軽に使えるようにしているのが売れた理由でしょう。
newengbeige newengbrown
ダークベージュとブラウン、新色のダークグリーン

☆Fly Weight Wax Jacket 41,000円(税別)
薄手のワックスコットン素材でしかも裏生地との間に特殊な透湿素材を挟み、女性に着やすい配慮がされてます。
flynavy
ネイビー。メンズっぽく裏はチェック柄です。

☆Katrina  Blackwatch Tartan Wax Jacket 51,000円(税別)
ladies_katrina_tartan_wax_jacket_blackwatch_w49_grande
デザイナーモノじゃないの、と思わせるような見事なAラインシルエット。3年連続の展開です。
catalogue1_0001karinaback

入荷速報。オックスフォード・ブルーOxford Blue。その 2。 ワックスドコットンの各種とナイロンキルティング。

オックスフォード・ブルー、その2、は、ワックスドコットンの一群ほか。

☆Balmoral Wax Jacket 34,000円(税別)
w20_navy_grande
いい意味で、適当にちょうどいい、のがこれです。
裏地も一枚貼ってあるだけですし、過度な装飾もありません。フードもなしです。
通勤着としても使えるし、春先まで長く着続けられます。
balmoralnavy balmoralbrown
ネイビー、ブラウン、グリーン。
S(=日本のMに相当)、M(=同L)、L(=同LL)

☆Quilted Wax Jacket 27,500円(税別)
catalogue4
昨年からの継続です。
腕周りなどのすっきりした作りはうまいです。
waxquiltolivewaxquiltnavy
オリーブとネイビーの2色。S(=日本のMに相当)、M(=同L)。

☆Highgate Quilting Jacket 18,500円(税別)
w34_navy_grande
ポリエステル生地の中綿キルティングです。
直線的な野暮ったいシルエットではなく、しっかりウェストシェイプの効いたうまいシルエットで、これで2万円でお釣りがくる価格は魅力です。
highgate
左から、グリーン(XSのみ)、ネイビー(M,L)、ブラウン(Sのみ)。

☆ワックスドコットンの帽子です。capとhat、両方用意しました。サイズL/59cmのみ。

チェック7,400円、無地6,000円


チェック8,000円、無地7,300円。

7,700円

入荷速報。オックスフォード・ブルーOxford Blue。その 1。 新品番carlyleは一枚仕立てのマック(レイン)コート、二年越しでの新入荷。

英国のオックスフォード・ブルーからいろいろ入荷しました。
4回に分けてご紹介します。

その1は、着丈92cmの全天候対応のマックコートです。
生地は英ミレレイン社製。
言うまでもなくワックスコットンで知られたところですが、
これはワックスドではなくて、ベージュとネイビーの二つの綿生地の間に防水素材を挟み込んでダブルフェイスにした一枚モノで生地名をカーライルと呼びます。防水生地なのに水洗い可で、ゴム引きコートの様なバリバリ感もニオイもありません。

で、この生地をビジネスにもオフにも使えるセットインスリーブ・フライフロントの膝上丈マックコートに仕立てました。

裏のない一枚モノなので、裏と表でこのようにツートンになります。

裏地を付けないで仕立てるいうのは実は縫うのが大変なんです。
ごまかしがきかないし、こういう綿素材の場合、首廻りや肩付けなどのイセ込みには技術を要します。そのあたり、マンチェスターのオックスフォードブルーのファクトリーはうまいなぁ、と思います。
実はこの品番、英国では春物に当たりまして、昨年は発注した時点で、生地がもうないよ、ということで受けてもらえませんでした。
なので今年は春物として仕上ったものを秋までキープしておいてもらったのです。二年越しの熱意で実現したコートであります。

色はご覧のとおり、ベージュとネイビー。
サイズ、S/38″(日本のMに相当), M/40″(同じくLに相当) , L/42″(同じくLLに相当) 、の3サイズ。
価格73,000円(税別)。

 

入荷速報。グレンオーヴァーGLENOVERが復活。まずは春のコート2モデルとシューティングジャケットを。

旧知のファッションディレクター赤峰幸生さんから
「実はね、グレンオーヴァーを復活させるという計画があるんですよ」
と電話で知らされたのは去年の夏のことでした。
それがやっとカタチになって商品が店に並びました。
IMG_7590
果たしてどのくらいの人がその名を記憶しているのか分かりませんが、
私にとっては懐かしいブランドです。
80年代後半、メンズトラッド業界を席巻したブランドとして、
当時は当社でも年間ン千万円の売り上げがあり、第一位の仕入先でした。

まさか20数年を経て、また『グレンオーヴァー』を扱うことになることになるとは、感慨ひとしおです。

と、まあノスタルジーに浸るのはこのくらいにして、商品紹介です。
先週、赤峰さんに直接お会いしてみっちり説明を受けてきました。

☆オフィサーズトレンチコート 98,000円(税別)
カテキュウとネトルの2色。
IMG_7593
赤峰さんの所有するアーカイブから掘り起こしたクラシックなトレンチコート。
オフィサー(officer=将校)用なのでエポレットやDリング、ガンショルダーなど武器装着のためのパーツは省かれています。
本来の軍服らしい着方を推奨したいとのことから、長めの着丈、ゆったりめのシルエットに仕上げ、
全季節対応を目的に袖にも身頃にも裏地は付けていません。IMG_7594
赤峰さんがどうしてもと譲らなかったのがこの素材と染料。
この綿生地、遠州浜松にある旧式のシャトル織機を使って、
ギザ88エジプト綿の強撚糸をゆっくりと二重高密度織り、にしたグレンオーヴァーのオリジナル素材。
産業革命初期の英国綿織物のイメージから、グラスゴーコットンと名付けました。
染めは天然染料で、赤褐色の方はカテキュウ染め。(アカシアの一種)、防腐剤としての効能もあるので古くから軍服を始めテントや幌にも使われてきた染料です。

カーキ色の方はネトル染め(イラクサ)。ハーブとしても使われるイラクサは防虫効果があり古くから英国陸軍服に使われてきました。「ブリティッシュカーキ」という言葉はここから生まれたのです。
IMG_7596
つまり、ただ、この色が売れそうだから、とか、カッコいいから、いうことではなく、意味を持つ染料と色出しだということです。
(この辺のくだり、久々に赤峰節炸裂、という感じでした。こんなに学者風に服を語れる人はこの人をおいてほかにいないのです。)
赤峰さん自身の着用シーンはこちらをご覧ください。

☆シューティングジャケット 78,000円(税別)
カテキュウとネトルの2色。
IMG_7598
トレンチコートと同じグラスゴーコットンを使って裏なしのジャケットです。
IMG_7601
背中両サイドのアクションプリーツや立ち襟もできるスロートタブなどなど、
こういうものを作らせると昔からやっはりグレンオーヴァーはうまかったよなぁ、と思い出します。
IMG_7600IMG_7602

☆マウンテンジャケットコート 88,000円(税別)
オフホワイトとネイビーの2色展開。
IMG_7603
アーカイブにのっとったクラシックな服だけでなく、
新しい素材で新しい服を作り出すこともグレンオーヴァーの得意技でした。
IMG_7606
ロングコートなのにフード付きでスポーティ、というナイロンコート、
赤峰さんのオリジナルなアイデアでした。
IMG_7605
このナイロン、この手の生地作りでは名の知れた、福井は丸岡の第一織物によるもので、
DICROS D.N.A.という素材。ダウンウェアのシェルとしても使われることが多く、防水性の高い高密度織物なのに動きの大変いい生地として定評のある素材。
IMG_7607IMG_7608
これを表裏の二枚合わせで使っていますので、全季節対応のレインコートとして重宝です。

このコート、「卒業」のダスティン・ホフマンが着ていたマウンテンパーカーをコートの着丈に長くしたアイデアなんだそうな。
こちらのリンクをご覧ください。

————————————–
亡くなった父がもう昔から赤峰さんのことを大変買っていたのです。たぶん70年代半ばごろ、WAY OUTの時からの縁で、そのころの赤峰さんまだ20代後半だったはずです。つまり40年来のお付き合いということになりますね。
赤峰幸生さんの会社インコントロのサイトはこちら。