お待たせしました。アイルランドのハンドメイド陶器「ニコラス・モスNicholas Mosse」共同購入オーダー会、いよいよ開催です。6月30日(木)締切です。20年続くの恒例企画。マグカップひとつからお気軽に。

現地でニックといろいろ話し合ってから、ということで、開催を遅らせていました。
その成果を反映し、いよいよの開催です。

日本の取引先は現在当社のみとなったそうです。細くとも長く続ける、ということに深い意義を感じます。

期間は6月いっぱいです。皆様の注文を取りまとめ、オーダーします。7月末までには到着できる見込みです。

新柄のBLUE BLOOMS,青いチューリップです。サンプルも持ち帰りました。



最大の懸案となりました、値上げについてです。値上げになる要因ごとに解説します。
1. 現地出荷価格の値上がり。アイルランドのインフレは続いていまして、物価自体が上昇しています。どのアイテムも全て少しずつ値上げしていますが、これはやむを得ないことなので、適用せざるをえません。
2. 円安ユーロ高。いわゆる為替レートの上昇。1ユーロが140円に届こうかという事態です。為替の上昇率をそのまま価格に反映させるととても現実的とは思えない価格になってしまいまして、それでは皆さん注文してくれなくなってしまうだろう、と心配になります。ですので、この為替の変化分は当社で負担することに決めました。利益を削ることになりますが、注文が激減してしまうと、その分さらに価格に占める運賃部分が大きくなり、悪循環となりますので、ここは「ウチが泣く」ということにしました。
3. 運賃のアップ。原油高などで国際貨物の運賃も上がっています。ここはニックに頑張ってもらい、運送会社との交渉を約束してくれました。もし交渉がうまくいかなくても、その分は「ニックが泣く」という合意です。
ということで、1.要因の値上げだけはやむをえませんが、2.と3.については据え置きまたはそれ以下、ということで合意しました。今回の出張の大きな成果です。

年に一度の機会です。よそでは買えません。
現品販売の予定はありませんので、
ご興味ある方、ぜひこの期間にお越し下さい。

商品のほとんどの画像は、ニコラス・モスの本国サイトでご覧いただけます。
https://nicholasmosse.com/
から、Potteryから行くと、shape別に作れるpatternが一覧で、
また、Patternsから行くと、pattern別に作れるshapeを一覧で、
というようにソートされますので、大変わかりやすいです。

ご注意。日本円での表示も可能ですが、この価格はアイルランド国内の販売価格を単純に円換算したものですので、無視してください。また、サイトに掲載の商品の中には当社で扱わない商品も含まれています。すべてが注文可能なものではありません。
また、現在もこのサイトでは日本からの注文は受け付けておりませんので、日本から直接のお申し込みはできません。あくまでも商品を確認するツールとしてご利用ください。

また、価格表とカタチ&色柄の対応一覧表は、いつものように用意しています。
メール添付で頒布できます。(ExcelまたはPDFで)
事前に予習したい方や遠方の方は、お申し出ください。
価格一覧表だけはダウンロードできるようにしておきます。
2022 Price List JPY



夏の2ヶ月だけ一般公開されるニコラス・モスのプライベートガーデンKILFANE Garedenです。
20年ぶりに案内してもらいました。20年で苔むして、まさにモス・ガーデンです。
二人とも息が切れてます。
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最後に例年のお願いです。
ご予約につきましては、例年通り、ご来店いただくことを原則としております。
ただし、例外的にすでに「ニコラス・モス」製品をお持ちの方、
あるいは、どこかで実際に現品をご覧になったことのある方、に限りまして、
ご来店を伴わずにメールだけでのお申し込みを受け付けることができる場合があります。
ぜひお問い合わせください。

特に今回、東京での「ケルト市」に出店しなかったので、
今までに「ケルト市」の場でご注文いただいていましたお客様には、ご不便をおかけすることになります。
極力便宜を図るようにいたしますので、どうかご連絡ください。