初めて入荷したのが去年の6月。
偶然にも再入荷もまた6月なのでした。

2014.6.11の記事を再掲します。

小銭入れ、英語で言うとコインケースですが、
用をちゃんとなすコインケースといえば、馬蹄型かジャバラ式の二種類しかない、
というのが野沢の持論です。

そして馬蹄型が職人不足の影響などで
なかなか適正価格で入手できなくなってきている昨今にあっては、
選択肢はジャバラ式に絞られてきます。

さてどこかに理想的なモノはないものか、と思っていたら、
ガレリアントの展示会で思いがけず発見しました。

これはいいです、使えます。

ホントに小さいですが、写真のように999円、全14枚のコインがちゃんと入って、

隅々までちゃんとコインが拾えて、こぼれることもない。
牛革の型押しで耐久性もあり、
トラウザーズの脇ポケットに入れてもほとんど外見に響かない、

と、かなり合格点な品です。

クロとチョコの2色、\4,104(税込)です。

フォックスの傘が再入荷しました。

3年前の初入荷の時に紹介した記事を以下の通り加筆訂正して、掲載します。

英国の傘、過去にも色々やりました。ブリッグもピアレスもやりました。
日本の傘もやりました。おわせやサンもやりました。
そしてどれもそれぞれの事情でやめざるを得ませんでした。

 
で、久々に導入したのが、フォックスFOXです。
恐らく、最後の英国傘、と言っていいかと思います。

1868年創業のフォックスは、世界で初めてスチールのフレームを採用、とか、
世界で初めてナイロンを傘生地に使用、など、
数々のエポックメイキングを成し遂げた英国紳士傘の老舗であります。
まあ、今までもあちこちで紹介されている有名どころですので、
ここでこと細かくご紹介せずとも、ご存知の方は多いことでしょう。

いろんな英国傘の中で、一番細く巻けるのがフォックス、というのが、
我々業界の定説となっています。
本国サイトも参考になりますので、ご覧下さい。

このたび縁あって仕入れることになりましたが、
導入を決めた一番の理由が、リペアのサービスです。
日本の窓口で、日本の職人によってリペアをする、という体制が整っている、
というのが、一番の決め手になりました。

こうでないと、傘は安心してお薦めできませんから。

入荷は次のとおり。

☆GT1(ハンドル…木目ダーク)　
64cm(拡げたときの直径約107cm)

ブラウン、ネイビー、ブラック
23,760円(税込)。

一年間の保証書付き。専用のラッピングツールも用意されています。
 
これ、結構大事なポイントです。