入荷詳報。フィンランドからヨーツェンJoutsenのダウン。まずはメンズから。レギュラーモデルとライトモデルの2品番です。

2024年の紹介に際して、お話したいことはいろいろあるのですが、
それは後回しにして、まずは商品紹介から。
☆PAJU JPY137,500     webShopはこちらから


PineGreen。XS(日本のM相当)とS(日本のL相当)

まずXSを着ました。私のサイズです。
私・野沢のプロフィールは、年齢66歳、身長164cm、体重69kg,胸囲98cm、ウエスト85cm、
首が長くなで肩で胴長、腕は短くシャツの裄丈で78cmです。

フードを外してSを着ました。大きいですけど、裾のドローコードを絞って暖気を閉じ込めてます。

写真に撮るとどうしても明るく見えてしまいまして、色の写りが難しいですけど、pineというように、黒っぽい松葉、針葉樹の森の色で、
ブラックやネイビーとの相性がいいです。
Pajuは5年連続の定評モデルですが、このPineGreenは2024年の新色です。
以下、昨年に続いて、自動翻訳の出番です。

リラックス感のあるPajuは、保温性に優れたメンズのスポーティなダウンジャケット。
デザインはタイムレスで、ゆったりとしたカット。
流行の大きめで長めのポケットはジッパー付きで、手袋をしていても手を入れることができる。
スタンドアップの襟は首元をしっかりと保護する。 フードは調節可能で、ジッパー付きなので取り外すこともできる。
快適性を高めるため、フードのドローストリングは端から少し離れている。
素材は高品質のJoutsen製。 袖口は内側にゴム入り。 内ポケット2つ。 ややルーズなカット。
コート丈 XS70cm,S73cm,胸幅XS59cm S62cm ダウン180g(L),重量990g(L)
*ホリゾンタルステッチを施したタイムレスなダウンコート
*フードは取り外し可能
*2ウェイジッパーが快適性とデイリーユースの機能性をプラス
*ウエストとフードにドローストリング
*コートの内側に実用的なジップ付き収納ポーチ
*ジップ付きフロントポケット
先方サイトの画像(モノクロに加工)と、動画です。

動画もあります。こちらから。

 

☆RUSKA JPY99,000   webShopでお求めになれます

ライトウェイトのタイプでリサイクル・ナイロンのシェルです。ブラックとブルー。

ユニセックスモデルの設定なので、サイズ取りが他のメンズ物よりも小さいです。
これはSを着てます。日本のMに相当します。


フードを被ってMを着ました。裾のドローコードも絞ってます。日本のLに相当します。

内ポケットに袋付きで、一分足らずでこんなに小さくなります(文具は大きさ把握のためです)

さあ自動翻訳に頼りましょう。

多目的に使えるショート丈のライトダウンコートは、100%リサイクルのマイクロファイバー・ポリアミド製。 ルスカのコートはクラシックなスタイルで、秋、春、夏用の横ステッチ入り。 男女兼用のユニセックス・スタイル。 固定された調節可能なフードがプロテクションを提供。 調節可能な裾と伸縮性のある袖口が保温性を高めます。 ツーウェイ・フロント・ジッパーが快適さと日常的な機能性をプラス。
– コート丈68cm(M) ダウン111g|L  重量 517 g|L
– 袖口はゴムで固定- 固定式フード- フロントファスナー
– ファスナー付きフロントポケット- 内ポケット2つとパッキングポケット
– 裾にドローストリング- ジャケットはパッキングポケットに収納可能
先方サイトからの画像です。

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それから、すべてのヨーツェン製品にはロゴ入りリフレクター(反射素材)のキーホルダーが付いてます。
私、これをバッグに付けていたおかげで一度命拾いしました。是非ご活用ください。

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持ち越し在庫2点もここで簡単に紹介します。

☆AKI 価格はwebShopでご確認ください。

S(日本のM),ダークブルーのみ。
解説はこちらをご覧ください。

☆KNUT 価格はwebShopでご確認ください。

AKIと重ね着してみました。アツイです。
S(日本のM-L),ダークブルーのみ。
解説はこちらから。
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さて、ここからが是非読んでほしいところ。

ついついデザインや色の紹介が前に出てしまうのですが、
ヨーツェンのウェアの最大のウリは、まずその中身のグースダウンのクオリティです。
「ヨーツェン・ダウンシステム」という名称の付いた独自の洗浄方法は特許を取得していて、
100%ダストフリーのクリーンネスで排水にも配慮したエコロジカルなシステムです。
野沢は2005年にこのシステムを実際に見学しています。訪問記はこちら
ダウンウェアの宿命として、最大のウリであるこの中身が見えないので、
これはもう信じてもらうしかないのですが、
ヨーツェンを扱い始めて20年、これほど購買後の評価や口コミが良く、またリピータに恵まれているブランドは他にないことが何よりの証左と評価していただければ嬉しいです。
原料のグースダウンについて。ロシアのウクライナ侵攻からフィンランドがNATOに加盟し、ロシアへの貿易制裁を課している現在、心配になってヨーツェンに聞いてみました。「まだシベリアのグースダウンを仕入れているの?」「いや、もうとっくにロシアからの買付はやめている。今は、ポーランドやハンガリーなど東欧諸国から買い付けている。もちろん食肉の副産物としてね」安心しました。

 さらに、2024年からお知らせしたいことがあります。セカンドライフ事業を始めました。これは着る機会が少なくなってきたヨーツェン製品を下取りし補修とクリーニングをした後に、再販売する直営店を設けて、製品に第二の人生を送らせてあげよう、という事業です。フィンランドは進んでます。ヨーツェンはフィンランドのファッション団体の会長も務めたことのある優良企業、さすがです。

それから、今年からの価格設定ですが、フィンランドの直営webサイトのユーロ価格に合わせるようにしています。具体的には{(現地サイト価格+国際運賃)x円為替レート+関税}+消費税、で算出しています。今まで百貨店への卸をしていた輸入商社のヨーツェンとの契約が終了し、そちらへの配慮をする必要がなくなったため、直輸入ならではの独自の価格設定が実現しました。

ヨーツェンの次はヨーツェン、と、言っていただける所以、共感いただけたでしょうか。

ヨーツェンのブランド紹介はこちらから。



 







 





アランセーターの新着です。クレオCLEOのは余話【433】のいわく付きキャサリンの2枚が販売開始。アラン・レジェンドAran Legendからもようやく10数枚が到着しました。

まずはダブリンのクレオCLEOから2枚を初公開。

お待たせしました。倶樂部余話【433】で紹介しました、
いわく付きのキャサリンのペギーパターン(bainin)と、オモーリャパターン(Navy)の2枚。
CLEOの在庫一覧表に掲載しましたのでご覧ください。

そして、当店別注のオリジナルブランド、アラン・レジェンドAran Legendがようやくの到着です。

ドカンと10数枚。箱が1つだけが行方不明になって心配してましたが無事に日本まで届きました。
急いでAran Legendの在庫一覧表に載せました。詳細解説のリンク貼りがまだ未完成ですが、とりあえず選べるようになってますので、ご覧ください。ふぅっ、ちょっと疲れました。


11月16日(土)は「セーターまつり~ウールの海に抱かれたい」。セーターを全部並べます(翌11/17(日)は予備日)。見てから決めたいという人は是非。アポなし冷やかし大歓迎。アラン、フェアアイル、ガンジー、シェトランド、メリノ、よりどりみどり。5%OFF特典付き。

セーターを全部並べる、ウールの海に抱かれたい、まさに「洋」という字、そのものです。

11/16(土)に開催します。翌日11/17(日)も展開を縮めて予備日として続けます。

特にアランセーターを全部並べるのは久しぶり。新入荷がたくさんあります。
フェアアイルも今年は遅刻しないで届いてます。モネやターナーの絵のような色柄が最新作です。
Voe Trueのシェトランド無染の6色は、3種類の厚さ(薄さ)で今年もフル展開。
メリノはスメドレーそっくりさんの定番モノが新入荷。
ガンジーは定番無地とボーダーストライプを継続します。

詳細はそれぞれリンク先をご覧ください。

当日ご来店のご用命に限り、ご来店特典として5%OFFにて会計します。

もちろん、セーター以外の、モールスキンのトラウザーズ、ヨーツェンのダウン、リズ・クリスティのスカーフなども、用意してますので、ご覧ください。





月例エッセイ「倶樂部余話」を更新しました。第433話「ペギーとキャサリンと」。お読みください。

こちらからどうぞ。
倶樂部余話・第433話「ペギーとキャサリンと」

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再掲。アイルランド、ジミー・ホリハンから一枚布の見事なケープ。ケープ一筋60年、薄手のドネガルツイードです。

極薄のドネガルツイード100%wool。着丈90cm,フリーサイズ。47,300円(税込)。

2配色。A.ブルー系、B.ナチュラル系、と、呼びます。


アイリッシュの長身モデルさんが着ると膝の見える丈ですが、156cmの日本人が着るとちょうど膝の位置の丈になります。
拡げると、大きな一枚布(縦175cm横145cm)の真ん中に衿パーツとトグルボタン(ダッフルボタン)を縫い付けたという、
とてもシンプルな作りだということがわかります。
(この構造を知っておくと畳むときに役立ちます。16分の1にきれいに畳めます。)
生地の大きさ、重さ、縦横のバランス、などなど、を、計算ずくでこのサイズに仕上げるのは、
ケープ一筋60年の長い経験がなせる技なんです。

これがA.ブルー系。ドネガルものっぽい色使いです。
ツイードと言うと誤解を受けそうなほどの薄手の生地です。重たくもないしチクチクもしないです。
前に垂れた部分は肩の上に回すこともできます。うまく摩擦が効くので、落ちてくることはないです。


B.ナチュラル系。いわゆるモノトーンものですが、ベースの白色は真っ白ではなくてとても優しいナチュラル、
アイルランドで言うところのボイニーンbaininです。

2024年はこの2配色の展開、価格も少し下げました。
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ここからは、2023年の原稿を再掲します。
コロナでの中断もあって、3年ぶりに訪れたダブリンの展示会。
もちろん成果はあったのですが、一番落胆したのが、古くからの常連メーカーがことごとく出展を取りやめていたことでした。(あとで聞くと、出展料の高騰が一因のようで、決して業績不振が理由ではないようです)
そんな中で、90歳に近づいたジミーの笑顔を見たら、もう嬉しくて嬉しくて、涙が出てきちゃったんです。
30年前には毎年のように東京のホテルでアイルランドの展示会があり、私も恩師パドレイグ・オシォコンとともに出展者のサポート側に回っていました。そのころのことを知ってるのも、もうジミーぐらいになってしまいました。
ジミー、会えてよかったよ、お礼になんかオーダーするね、ということで、
当初の計画にはなかったのですが、とってもアイルランドらしいケープがあったので、
迷うことなくこれを注文したという次第。
あ、ジミーと写真撮ってなかった。また会ったときに忘れずに撮ろうね。


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