レポート。英国大使館に行きました。キャンペーン・フォー・ウールのキックオフ・イベント。世界初?の、人と羊のファッションショー

昨日、皇居・千鳥が淵のそばにある英国大使館に行きました。
Wool_034
催しの題目は、「キャンペーン・フォー・ウール」の2011年キックオフ・イベント。
Wool_027
昨年から始まったこのキャンペーン、
実は昨年の秋、ロンドンのセヴィルロウの路上に、芝生と囲いを設けて、
街の真ん中に牧場を作り、そこで羊を放牧する、という、
型破りなイベントで大変話題になったモノです。

提唱者は英チャールズ皇太子で、
ウール(羊毛)を環境を痛めず再生可能なマテリアルとして
もっともっと重要視しよう、というアピールを世界中に発信しています。

Wool_022
昨年セヴィルロウでやったこの企画を、今度は東京でやるらしい、
という噂を聞いて、招待状を取り付けました。
(スポンサーの一社、ドーメルからご手配いただきました。感謝です。)

厳重なセキュリティチェックの後、大使公邸に入ると、
芝の中庭には小さな牧場が出来ていました。

世界初の人と羊のファッションショー、というふれこみでした。
ま、昨年のセヴィルロウのとはちょっと様子が違うようでしたが。
Wool_031

若き女王陛下の肖像画を前にしての駐日英国大使の挨拶、
Wool_006_2
トラファルガー海戦の絵画の下に並ぶ英国料理
(フィッシュ&チップスとスコーンはさすがに美味!)、
Wool_025
とそれなりに雰囲気は楽しんできました。
 

業界関係者約300人。

Wool_010 
この場に、惰性や義務感で仕方なく嫌々スーツを着ている人、という人は
ほとんどいないわけで、

いやぁ、皆さんさすがにきちんとスーツを着ている、
これが気持ちいいです。
Wool_009
当たり前のようでいて、なかなかここまでちゃんと着ている人ばかり、
という光景はそうはないですよ。

懐かしい人やお世話になっている人たちにもいろいろと会えて、
楽しいひとときでした。


入荷速報。ナイジェル・ケーボン①Nigel Cabourn 、マロリー・ジャケット(ハリスツイード)。英国製。

一般に、エベレストの初登頂は、1953年のエドモンド・ヒラリー卿の英国隊だと言われています。
しかしその約30年も前、1924年にエベレストを目指した冒険家がいたのです。
ジョージ・マロリー、やはり英国人です。
不運にも一行は8200m付近で遭難してしまい帰らぬ人となりましたが、
ここに大きな謎が残りました。
果たしてマロリーは、頂上を極めた後の帰路で遭難したのか、
それとも頂上目前で息絶えたのか。
エベレストを初制覇したのは、ヒラリーかマロリーか、
登山界には熱い議論が巻き起こったそうです。

11fwnigelcabournmalloryjk1 11fwnigelcabournmalloryjk12
11fwnigelcabournmalloryjk2 11fwnigelcabournmalloryjk22
このジャケットは、そのジョージ・マロリーが着ていたジャケットをベースに作られています。

素材はハリスツイードの別注色。
今年の素材に限っては2010年製造の限定生地に付けられる
100周年(地球マークが出来て100年)のブラックラベル付きです。

肩や肘に貼っているのは、ベンタイルクロス。
英国空軍のために開発された防水性の高いコットンファブリックです。

11fwnigelcabournmalloryjk13_2 11fwnigelcabournmalloryjk23

一見3つボタンのようですが、いざというときは首元まで詰め襟になるようにできています。
11fwnigelcabournmalloryjk14
チン・タブ取り外し可能です。この辺は当時の服らしく、嬉しいディテールです。
フタ付きのパッチポケットは面白い作りをしています。
裏のお尻付近にも、なにやら小さな内ポケットがあります。
マロリーはここに何を入れたんでしょうか。

11fwnigelcabournmalloryjk15_2 11fwnigelcabournmalloryjk25_2

マロリー・ジャケットはナイジェル・ケーボンNigel Cabournのコレクションの中でも
定番に属します。
本当のビンテージウェアそのものは、ナイジェルが収集した貴重な一着ですし、
ボロボロでもう着ることさえ不可能です。
それをこうやって多くの人が着れるように顕微鏡レベルまで再現してくれる、
ナイジェルに感謝です。

ブルーとブラウン。英国製。\82,950。


入荷速報。ナイジェル・ケーボン②Nigel Cabourn、カメラマン・ジャケット(マッキントッシュ&ハリスツイード)。英国製。

これも、ナイジェル・ケーボンNigel Cabournの定番、カメラマンコートです。

11fwnigelcabourncameramanjk1 11fwnigelcabourncameramanjk3

エベレスト登頂に成功したヒラリー卿は次の目標として1957年に南極大陸を目指しました。
その随行カメラマンが着ていたコートを忠実に再現したのがコレです。

11fwnigelcabourncameramanjk2 11fwnigelcabourncameramanjk4
ユニークなデザインですが、奇抜さを狙って付けられたのではなく、
すべてのディテールに意味があり、
しかもそれはこれ以上変更しようのない完成されたいディテールなのです。

11fwnigelcabourncameramanjk5 11fwnigelcabourncameramanjk6
このコートは、上部がマッキントッシュの防水ごわごわコットン素材、
下半分がハリスツイード(100周年限定ブラックラベル付き)、という世にも珍しいコラボ品。
そして、英国のマッキントッシュの工場で縫製されています。

ナイジェル・ケーボン、ハリスツイード、マッキントッシュの3つのラベルが付いています。

ネイビー。英国製。\110,250。


入荷速報。ナイジェル・ケーボン③ Nigel Cabourn、ハンティング・ジャケット。英国製。

展示会で見て、ひとめでやられました。

11fwnigelcabournhuntingjk1 11fwnigelcabournhuntingjk2

薄手だけどハードな打ち込みのツイード素材。
衿とカフのコーデュロイ。
上衿から身頃裏へと続くコットンダック。
タッタソールチエックの背裏。

肩と脇下のユニークな切り替え、
獲物を収納するのであろう巨大な内ポケット、
あちこちに付いた不思議なカタチのポケット。
11fwnigelcabournhuntingjk4

11fwnigelcabournhuntingjk3_2 11fwnigelcabournhuntingjk5

ハンティング・ジャケットという名に恥じない代物ですが、
実はこのジャケットの細かな由来などは現在分かっていません。
恐らく、スコットランドの領主が愛用したロバットミル生地のジャケット当たりが元じゃないか、と踏んでいますが、
調査中ですので、後日お伝えできるかもしれません。

英国製。\81,900。


入荷速報。ナイジェル・ケーボン④Nigel Cabourn、フェアアイルベスト。英国スコットランド製。

ナイジェル・ケーボンが別注したフェアアイル・ベストです。
11fwnigelcabournfairislevest1 11fwnigelcabournfairislevest3_2
製造は恐らくシェットランド本島の某社ではないかと思われますが、定かではありません。

V字カットに作られた裾の形状、短めの着丈、
ウィンザー公(エドワード8世)着用モノを思わせるオレンジ使いの印象的な色柄、
うまいです。
11fwnigelcabournfairislevest2 11fwnigelcabournfairislevest4
英国スコットランド製、\29,400。


入荷速報。ホワイトハウス・コックスWhitehouseCoxのキャンバストートバッグが復活しました。

英国ホワイトハウス・コックスWhitehouseCoxのキャンバス・ メンズトートが復活しました。
しかも価格は中断時よりもチョット下がりました。
\37,800。

11fwwhcbag1_2  11fwwhcbag5
Tan x Newton

11fwwhcbag7 11fwwhcbag6
このトート、手持ち良し、肩掛け良し、そして置いて良し、の、完成されたサイズバランスで、
ロングセラーを続けていた品番でしたが、
原材料の高騰から、やむなく生産中止となっていたもの。
このたび数量限定で再生産できました。

11fwwhcbag2 Olive x Havana

使っているキャンバス素材は、ラバーコーティング剤を綿帆布でサンドウィッチした、英国お得意の特殊な生地。
そして、革部分は、おなじみのワックスをたっぷりと含んだブライドルレザー。
ホワイトハウスコックスですから当然です。

11fwwhcbag3_2 Navy x Havana

近頃は、オフィスやデスクを持たない、ノマドワーカー(遊牧働き者?)なる
新人種も増えているらしく、
この手の大きめトートがビジネスバッグとして使われるケースが増えているようです。

そういう人が増えているのなら、なおさらに、この復活はうれしいですね。
11fwwhcbag4 Black x Black