アランセーターの新着です。クレオCLEOのは余話【433】のいわく付きキャサリンの2枚が販売開始。アラン・レジェンドAran Legendからもようやく10数枚が到着しました。

まずはダブリンのクレオCLEOから2枚を初公開。

お待たせしました。倶樂部余話【433】で紹介しました、
いわく付きのキャサリンのペギーパターン(bainin)と、オモーリャパターン(Navy)の2枚。
CLEOの在庫一覧表に掲載しましたのでご覧ください。

そして、当店別注のオリジナルブランド、アラン・レジェンドAran Legendがようやくの到着です。

ドカンと10数枚。箱が1つだけが行方不明になって心配してましたが無事に日本まで届きました。
急いでAran Legendの在庫一覧表に載せました。詳細解説のリンク貼りがまだ未完成ですが、とりあえず選べるようになってますので、ご覧ください。ふぅっ、ちょっと疲れました。


11月16日(土)は「セーターまつり~ウールの海に抱かれたい」。セーターを全部並べます(翌11/17(日)は予備日)。見てから決めたいという人は是非。アポなし冷やかし大歓迎。アラン、フェアアイル、ガンジー、シェトランド、メリノ、よりどりみどり。5%OFF特典付き。

セーターを全部並べる、ウールの海に抱かれたい、まさに「洋」という字、そのものです。

11/16(土)に開催します。翌日11/17(日)も展開を縮めて予備日として続けます。

特にアランセーターを全部並べるのは久しぶり。新入荷がたくさんあります。
フェアアイルも今年は遅刻しないで届いてます。モネやターナーの絵のような色柄が最新作です。
Voe Trueのシェトランド無染の6色は、3種類の厚さ(薄さ)で今年もフル展開。
メリノはスメドレーそっくりさんの定番モノが新入荷。
ガンジーは定番無地とボーダーストライプを継続します。

詳細はそれぞれリンク先をご覧ください。

当日ご来店のご用命に限り、ご来店特典として5%OFFにて会計します。

もちろん、セーター以外の、モールスキンのトラウザーズ、ヨーツェンのダウン、リズ・クリスティのスカーフなども、用意してますので、ご覧ください。





月例エッセイ「倶樂部余話」を更新しました。第433話「ペギーとキャサリンと」。お読みください。

こちらからどうぞ。
倶樂部余話・第433話「ペギーとキャサリンと」

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再掲。アイルランド、ジミー・ホリハンから一枚布の見事なケープ。ケープ一筋60年、薄手のドネガルツイードです。

極薄のドネガルツイード100%wool。着丈90cm,フリーサイズ。47,300円(税込)。

2配色。A.ブルー系、B.ナチュラル系、と、呼びます。


アイリッシュの長身モデルさんが着ると膝の見える丈ですが、156cmの日本人が着るとちょうど膝の位置の丈になります。
拡げると、大きな一枚布(縦175cm横145cm)の真ん中に衿パーツとトグルボタン(ダッフルボタン)を縫い付けたという、
とてもシンプルな作りだということがわかります。
(この構造を知っておくと畳むときに役立ちます。16分の1にきれいに畳めます。)
生地の大きさ、重さ、縦横のバランス、などなど、を、計算ずくでこのサイズに仕上げるのは、
ケープ一筋60年の長い経験がなせる技なんです。

これがA.ブルー系。ドネガルものっぽい色使いです。
ツイードと言うと誤解を受けそうなほどの薄手の生地です。重たくもないしチクチクもしないです。
前に垂れた部分は肩の上に回すこともできます。うまく摩擦が効くので、落ちてくることはないです。


B.ナチュラル系。いわゆるモノトーンものですが、ベースの白色は真っ白ではなくてとても優しいナチュラル、
アイルランドで言うところのボイニーンbaininです。

2024年はこの2配色の展開、価格も少し下げました。
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ここからは、2023年の原稿を再掲します。
コロナでの中断もあって、3年ぶりに訪れたダブリンの展示会。
もちろん成果はあったのですが、一番落胆したのが、古くからの常連メーカーがことごとく出展を取りやめていたことでした。(あとで聞くと、出展料の高騰が一因のようで、決して業績不振が理由ではないようです)
そんな中で、90歳に近づいたジミーの笑顔を見たら、もう嬉しくて嬉しくて、涙が出てきちゃったんです。
30年前には毎年のように東京のホテルでアイルランドの展示会があり、私も恩師パドレイグ・オシォコンとともに出展者のサポート側に回っていました。そのころのことを知ってるのも、もうジミーぐらいになってしまいました。
ジミー、会えてよかったよ、お礼になんかオーダーするね、ということで、
当初の計画にはなかったのですが、とってもアイルランドらしいケープがあったので、
迷うことなくこれを注文したという次第。
あ、ジミーと写真撮ってなかった。また会ったときに忘れずに撮ろうね。


webShopからもお求めいただけます。

 

 

 


再掲載。英ジェイミーソンズJamiesons、フェアアイルの2023年の新柄新色、ヘンリーネック・ベストとネックウォーマー。

2023年の入荷品ですが、写真の色合いが悪かったので、撮り直して、価格も改定し、再掲載します。

北海に浮かぶシェトランド島からジェイミーソンズJamiesonsのフェアアイルセーターが届きました。

2022年提案の新柄をベースに2023年に新たに提案された最も新しい提案からチョイスしました。
アフターコロナの清々しい気分が反映された配色で、
大振りな柄がなく、生地で上品な柄が連続しています。
単純な柄の繰り返しはなくて、複雑なパターンのリピートは41cmととても長く、
ほとんどのステッチが一回だけ登場するとても素晴らしいパターンとなっています。

ベストをやるのは3年振り。そろそろベストやりたいな、とは思っていたところでしたが、
その最大の理由は、予想を遥かに超えた値上がりです。
値段が高くなりすぎて袖が付けられなかった、というのがジョークではない理由のひとつです。
社長のピーターは、インフレはふた桁に届きそうだし、電気代は3倍だし、で君の国のyenは安いし、
と、一生懸命言い訳してくれる。わかってるよ、ピーター、君のせいじゃない。
で、今回の価格26,400円(税込)も、直輸入じゃなければ付けられなかったアンダー3万円。抑えに抑えてこれです。
丸首ですが、ヘンリーネックの革ボタン付き、と、ひと癖付けました。
釦をいくつ開けるかで衿元の表情が変わります。
私は2つ開け、が一番好みです。着用写真の衿元にもご注目ください。

商品をご紹介しましょう。色名はリブのベースカラーから付けています。

☆アイボリー



40”を着ています

こんな明るい色調は今までなかったものでとても新鮮です。
コロナが終わったよ、という嬉しい声が聞こえてきそうですね。
でも色の構成は決して女性的ではなく、メンズでよく使われている色が多く含まれています。
衿釦2つ外し、が私はお気に入りです。

☆ライケングリーン


44″を着ています

ライケンlichenは和訳で地衣類。コケとも藻とも言われますが日本ではあまり馴染みのない言葉です。
でも、ジェイミーソンズのカラーリングはシェトランドのランドスケープからインスパイアされたものなので、
なるべくそのまま使ってあげたくて、ライケングリーンとしました。
衿の釦3つ留めるとちょっと真面目すぎた感じですかね。

☆オーツ



42″を着ています

先方名はオートミールなんですが、アランやハーレィのオートミールよりも濃い目の色なので、
誤解を招きそうなので、ミールに引く前のオート麦の意で
オーツと名付けました。
3つ全部開けてもいいですね。

サイズは、40”(=M)、42”(=L)、44″(=LL)、の3サイズ。
相変わらず衿のラベルには人を惑わすようなサイズ表示が付いてますがもうそれは無視しましょう。

在庫状況はwebShopにてご確認ください。

さて、もう一つ。ネックウォーマーです。

ファアアイルはジャカード織りなので、裏にはヨコ糸が渡っています。
なのでマフラーを作ると裏が出ない様に二重の作りにしないといけなくて、
相当なボリュームになりますし、価格もそれなりに高くなります。
そこで救世主、ネックウォーマーです。これは一重です。
首に密着しないのでふんわりと巻いた感じになります。

アイボリー、ライケングリーン、オーツ、の3色。
9,900円(税込)です。